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神仏霊場まいり 奈良14番 中宮寺
廣瀬大社から少し移動して、神仏霊場第27番の中宮寺に参拝しました。
中宮寺の名前や有名な半跏像の写真を見たことはあったので、法隆寺に並ぶような大きな境内のお寺だと勝手に思っていましたが、法隆寺の夢殿と同じ敷地にあるこじんまりしたお寺でした。
ネット検索して、聖徳太子や聖徳太子のお母さんとゆかりのあるお寺で、本尊が如意輪観音様(弥勒菩薩半跏思惟像)で、片足を腿に乗せて少し微笑んでいる姿が何を表現しているのかを知りました。
こちらの半跏思惟の菩薩像は、エジプトのスフィンクスとモナリザに並び世界の三大微笑像とされているそうです。なるほどと思います。
思い悩みながらも、どうしようもできない事に対して、どうしようも出来ないよねとある意味悟っているような、でもどうしようかと悩んでる姿にも見えて、私には人間らしさと悟りの境地の真ん中の表情に見えます。
他人は変えられない。他人への見方を変える事で、何か自分の中で気づきを得られればそれで十分だと思いますが、それでもモヤモヤさせられる相手が例えば家族だったりすると離れるわけにもいかない、そんな時「仕方ないよね。私は私で、あなたはあなたなのだから」と、諦めて我慢するのではなく、ただ手放していく感じ。
奈良の知人に教えて頂き、深い解釈が出来ました。この菩薩像のように手放して微笑む事が出来たら最高だなあと思います。
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小さいお寺ですが、御堂のところに大きな池があるのも素敵で、菩薩像を間近でゆっくり観ることが出来る、素晴らしいお寺だと思いました。
あまりにもこの菩薩像が素敵だったのでハガキを買いました。タイトルの画像はそのハガキの画像です。
時々眺めて、この境地に近づけるようになりたいなと思います。
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お堂から出て、空を見上げると雲があって、私には龍のお腹にしか見えなくて写真を撮りました。
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わーい、いい写真が撮れたと思いながら、法隆寺を参拝するために、中宮寺のお隣にある法隆寺の夢殿へ向かいました。
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また来たい。そう思えるお寺でした。
ありがとうございました。
合掌