何故、自己ベスト更新は叶わなかったのか
遡ること6年、2017年2月の姫路城マラソン。前日22時前まで仕事していたにもかかわらず、達成できた自己ベスト。そして、6年間更新できていない自己ベスト。6年前と今で何が異なり、何故京都マラソン2023で自己ベストを更新できなかったのか。改めて考えたい。
まずは、事実をつらつらと。
レース間隔
6年前
神戸(11月20日)→姫路城(2月26日)
今
神戸(11月19日)→京都(2月19日)
空模様
6年前
姫路城 晴れ時々曇り(最高気温11℃)
今
京都 雨時々曇り(最高気温14℃)
レース記録
6年前
神戸4時間8分5秒→姫路城3時間55分45秒
今
神戸4時間17分37秒→京都3時間56分58秒
月間練習距離(大会当日含む)
6年前
11月87km→12月31km→1月74km→2月129km【321km】
今
11月105km→12月78km→1月161km→2月87km【431km】
練習方法
6年前
知人の練習会に不定期参加。ペース走。ビルドアップ走。15階まで階段トレーニング※GARMINなし
今
ぼっちラン。ペース走(キロ5分×10km以上)。ロング走、LSD数回ずつ。※GARMINあり
シューズ
6年前
ASICS GT2000 NEWYORK
今
ASICS MAGIC SPEED2
インソール
6年前
そのままのインソール
今
足腰に優しそうなSidasのインソール
体重
6年前
たぶん68kgぐらい
今
67kg前後を行ったり来たり
と挙げてみて驚いたのが、6年前と今の月間練習距離(大会含む)の違い。当時は練習は量より質を重視し、というのは真っ赤な嘘で、出来るだけ練習せずに記録を出すにはどうしたら良いか、ということを重視していた。
トレーニングの質に問題か?
そこで思いついたのが、会社の事務所のある15階まで毎朝毎朝毎朝毎朝徒歩で、時には1段飛ばしで上がる階段トレーニング。後半に垂れない足腰作りに効くはず!と思い始めて、本当に効いた最高のトレーニング。
ただ、昨年神戸マラソン前に始めようと思ったものの、1階非常階段用扉が常時施錠となってしまい、断念した事実。そうか、神戸マラソン後から速度を重視した練習にして、上りを重視したトレーニングを怠ってしまった。
シューズの質は確実に向上しているのに
これまでずっと入門者用のASICSのGT 2000 NERYORKを愛用しており、今回初めて中級者用のMAGIC SPEED 2でレースに臨んだ。当然、カーボンプレートやソールなど、6年前の入門者用とは隔世の感があるはずなのに、特徴をうまく活かしきれなかったのか。
言い訳になるが、昨年から続く左太もも裏の張りと、厚底シューズの相性があまり良くなく、レースにもロキソニンを持って臨むほど、大きな不安要素としてあったのも事実。
とは言え、最後まで薬に手を出すことなく走り切ることが出来たのだから、それは理由にもならず、結局シューズを活かしきるほどの、筋力を持ち合わせていなかったという事か。
狭く渋滞するコースと序盤に続くアップダウン
これまで挙げた事実とは異なるが、京都マラソンのコース幅の狭さ、そして序盤に続くアップダウンの連続で人込みでスムーズには走ることが出来ず、入りの10kmが約1時間と乗り切れなかったのも一因と言えるかもしれない。
これは、Eブロック後方で余裕をかまし、位置取りに配慮しなかった自分自身を恨むしかない。ただ、6年前の最初の1キロを見ると謎の8分21秒。スタート早々にトイレに行くほど切羽詰まっていたのか余裕なのか。。
筋力強化のトレーニングに励みます、励みたい、励めるかな
6年前と今とで、年齢は当然6歳の違いはあるものの、大きな違いが見つけられなかった。その中で、あえて結論を出すとすれば、脚力の違いか。そういえば、プランクなんかしていた気が。
結局は体幹と脚力、それらをどう強化するかに尽きる気がしてきた。レースペースよりも早いペースになれることを第一義とした今回のトレーニングに加え、筋力強化に励むのが一番、との結論。
辛いを楽しいに変える仕掛けづくり
ラグビーをやっていた頃は、筋トレが楽しくて仕方なかったけど、随分ご無沙汰しまった今は、辛いが先行し、なかなか長続きしない。その辛いを、筋トレ楽しい!に変えるには何が必要か。
走ることの辛さが楽しいに変わったように、筋力トレーニングすることの辛さが楽しいに変わる瞬間がやってくると信じて、明日の祝日からランニングを再開したいと思うのでした。