【iPhone向けもあるよ!】おすすめの「歌ってみた」用機材2021年版
おはようございます。
初記事に何書こうかなーって思ったのですが、とっかかりとして。
歌ってみたの機材ってどれがいいのかわからん!って人向けに、おすすめの機材をご紹介しておきます。
◆オーディオIF①:Focusrite Scarlett 2i2
Focusriteは、元々レコーディングスタジオ向けのミキシングコンソール(スタジオでずらーっと並んでるツマミいっぱいついたアレ)を作っている企業で、そのノウハウが生かされている製品も出ています。
同一価格帯の中ではマイクプリアンプ(マイクから入った声や音を増幅させるところ)の品質がいいと評判です。
ただ、付属している録音ソフトがちゃっちいのが弱点。
ただ、録音する「だけ」ならStudio One Primeを使う方法もあります。
◆オーディオIF②:Presonus AudioBox iTwo
2番目ですが、正直これがド本命まであります。
こちらはPC環境のみならず、iPhone/iPadでの録音環境のグレードアップにもオススメです。
この機種は背面に「MFi」と名のついたiPhone/iPadを接続するためのコネクタがついており、付属の充電ケーブルで接続すれば速攻で高品質録音ができる、という優れたものです。
PCで使う場合でも録音に使えるソフトとして「StudioOne Artist」が付属しているのでスタートアップに最適。将来的に自分でMIXしたいという人なら猶更ベストな選択肢です。
更に上記リンクのものは、マイク・ケーブル・ヘッドフォンまで付属している優れものです。
◆マイク①:audio-technica AT2035
これを選定する理由は3つ。
①定番。ボーカル録音でこれを使っている人はかーーーなり多いです。
②安価。予算があんまりないとか、ちょっとお高めのマイクの差なんてわかんねえよ!!なんて方は脳死でこれを買うのもアリ。
③変に頑丈。コンデンサマイクってぶっ壊れやすいイメージですが、オーテクのマイクって変に壊れにくいらしいです。
④ショックマウント付属。自宅で録音する場合、他のところの振動がマイクスタンドを通して伝わることがあるので、それを抑える意味でもショックマウントはあったほうがいいでしょう。
◆マイク②:LEWITT LCT240
こちらは自分が使っているマイクです。
上のAT2020と同様、ショックマウントが付属しています。
自分が1年半使った上での感想としては、「すこし高めの声の人向けかな?」といった印象です。
ただ、デザインもカッコいいのでそれだけでも選ぶ価値はアリではないかと。
◆マイクスタンド
マイクスタンドはそれなりにいいものを選んでおきましょう。
Amazonリンク先の写真2枚目を見てもらえるとわかるのですが、このスタンドは角度調整用のネジがT字になっています。
ここが安いものだと丸いダイヤル式みたいなのになってて、とにかく力が入らずしんどいのです。
ちなみにTAMAというメーカーはドラムも作ってます。
◆ポップガード
こちらは金属製のポップガードの中でも安価帯で手に入るものです。
多くのサイトでは布製がおすすめされていますが、金属製をおすすめする理由。
それは、「息が下に落ちるため、布製に比べて吹かれが入りづらい」んです。
この特性のおかげで、マイクが湿気で傷むのを抑えることもできます。
そして何より「気軽に洗える」ことも大きなメリットです。このご時世、消毒なんかも簡単にできるものを選ぶのがいいですね。
◆まとめ+こぼれ話
この記事は個人的主観や周囲の協力を得た上で書いたものなので、よくWebサイトに出てくるものと比べると「あれ、あの機種ないじゃん?」とか、「よくオススメされるアレはどうなん?」と言われる点が多少ございますが、そういったものは意図的に弾いてお送りしております。
ちなみになんですが、僕個人としてはヤマハの「AG03/06」はオススメしません。
実はあの機種、録音用途で使うものとしてはわりと面倒です。
やたらホワイトノイズが乗ると思ったらアンプシミュレーター(ギターの録音の際に使うやつです)がONの状態になってたりする事例があるみたいです。どういうシチュ?
だいぶ前に同じメーカー系列のUR12を使っていたこともありますが、Focusriteで説明したマイクプリアンプが他機種に比べショボいと評されたりするのと、付属されるCubase AIも別で上位グレードを買った方が満足度が高いので…積極的にオススメはできません。
そんなわけで、機材選定の参考のひとつになったらな、と思います。
以上。