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Life Page vol.4 「"生き方の正解は、一つではない"林真澄さんの人生の選択」

様々なキャリアを持つ大人へのインタビューを通し、仕事や人生について考える「Life Page by RYO-ZAN-PAK」。 

はじめまして!RYO-ZAN-PAKインターン生、ハナコです!今回は私がnoteを書かせていただきます! 突然ですが、私が心に留めているハリーポッターの言葉を紹介させてください。

「ハリー、自分が本当に何者かを示すのは、持っている能力ではなく、自分がどのような選択をするかということなんじゃよ」byダンブルドア

この言葉通り、経歴や能力以上に、どんな思いで、どんな選択をし、その人が形作られたのか、noteでお伝えしていきたいと思います。

今回インタビューさせていただいたのは、合同会社REBIRTHを運営されている林真澄さんです。 

(会社ホームページ: https://re-birth-llc.co.jp) 

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例えば、食事中に手が汚れて、「うわ、今すぐ手を拭きたい」と思っているときに、そっと横からウェットティッシュを渡してくれる人。 

授業中に「あれ、今先生が言っている話、教科書のどこに書いているんだ」とぽかんとしていると、今140ページやで、とさりげなく教えてくれる人。 そんな人のことを気が利くというのだと思います。 

そして、今回私がインタビューした林真澄さんはまさに、そんな方です。 ただ、具体的にどういうところが?どんなエピソードが?と聞かれると、不思議なことに、分からない。それほどさりげなく、何気なく、当たり前に振る舞っているから。私も「よく気がつく人」になりたいと、インタビューを通してそのヒントを掴んできました。 

1 生い立ち 

林真澄さんは、兵庫県川西市で生まれ、三姉妹の次女としてのびのびと育ちました。穏やかな見た目とは裏腹に、学生時代には少林寺拳法の経験があり、黒帯となかなかの実力者

 そんななか、多感な時期の人間関係をきっかけに高校を中退し、通信制高校を卒業。アパレルの販売員を経験し、紆余曲折を経て、現在合同会社REBIRTHを運営しています。 

「生きづらさ」を強く体感した自身の経験から、一人でも多くの人が、やり直せるきっかけをと、noteを綴られています。​​

2 魅力をつくる3つの要素 

そんな真澄さんの、視野の広さ、独特の空気感をつくる経験や思いを3つの要素として焦点を当てました。

 ①観察力 

「お客さんを、どうやったら笑わせられるか」。

 百貨店での、アパレル販売員の経験が、彼女の視野の広さの秘訣だと思います。いわゆる、お声がけをして、売り上げにつなげるこのお仕事。真澄さんが意識していたのは、「お客さんを、どうやったら笑わせられるか」でした。

例えば、コートを手に取り、上下に動かしている人は、重さを気にしている。その時は、「このコートしっかり暖かいのに、軽いんですよ」「他にも軽いものだと、こちらの商品もありますよ」と会話を展開していくといいます。 私が客だったら、おそらく「え、そういうのを探していた!!」と言っていたはず。 意識が売ること以上に、笑わせることだったからこそ、気を配ることのできる範囲が広い。視点は、相手に喜んでもらうこと、それが日常生活にも滲み出ているんですね。

 ②ブレない軸 

「自分で責任を取れるかどうか」が行動の判断基準

 自分で決めたから、裏切られても仕方がないと思えるか。あの人がこう言ったからと人のせいにしないか。 例えば、学歴にコンプレックスがあったという彼女は、27歳の時に会社をやめ、中国語を学ぶため、専門学校へ入学しました。すごい決断...! 

こんなパワフルな真澄さんの根底にあるのは、父の教え「やられたら、やりかえす」でした。半沢直樹を連想させるパワーワード。この言葉には「負けっぱなしで終わるな、泣き寝入りなんかするな」というお父さんの思いがあったのだと言います。それを聞いて、「仕返しを」ではなく、「最上級の打ち勝て!」の言葉だったのだと感じました。

 真澄さんには、誰かのためにという姿勢以上に、行動に「自分が決めたことだから」という軸がある。だから、さりげなく、何気なく振る舞いができるのだと思います。

 ➂「普通」にとらわれない 

ふと「普通ってなんだ」と思った。

もともと普通じゃない行動が多かったという真澄さん。高校卒業できなかったとかね、と優しく笑いながら、20代のときの悩みを教えてくださいました。「結婚して、子供がいて、みたいな普通の幸せが、自分には、何故ないのかと辛い時があった。でも、その普通って勝手に自分で決めていたもの。それに気がついた」。

 生きていく上で、一個の正解しかないわけじゃない。意味のないことなんてないから、今気が付いてないだけで、点がいつか線になる日がくるという言葉に、ジーンとしてしまいました。 

だから、真澄さんの周りには、「こうあるべき」という空気がなく、のびのびと会話ができるのだと思います。 

 これら3つの要素が、真澄さんの大きな魅力であり、「気が利く」秘訣だと思いました。

3 やってみる大切さ  

「やって後悔したことはある。でも、やって死んだことはない」。 

私が今回のお話で一番印象に残った言葉です。彼女は、ブレない軸にあったように、芯は揺るがない。 勇気が出ない時は、「迷惑はかけてから考えよ、失敗もやってもうてから考えよ」と思ったらいいと教えてくださった。 

そんな彼女が思うRYO-ZAN-PAKとのつながりが生む強さは、「いろんな感度の方と出会えること」。それは誰かが困っているとき、つながりが多ければ、助けになる候補も増えるから。 実際に私も、就活で人生の選択に迷うなか、「一個の正解しかないわけじゃない」という真澄さんの言葉、経験に励まされました。 「出会う」は、簡単。でもそれをつながりにするのは、難しい。単純だけれど、それを叶えてくれるのが、RYO-ZAN-PAKなのだと再認識させていただきました。

4 柔軟な社会を目指して

 「今、女性って、就活・結婚・子育とあらゆる場面で生きづらさを感じる機会が多い」。

これからの将来像についてお伺いしました。 生き苦しい人たちが、自由に過ごせるようにしたいという思いで、実際に彼女が運営する合同会社REBIRTHは、就業規則や制約を設けていません。 働き方を変えたい。いろんなことを、いろんなステータスの人ができるような仕事で、柔軟な社会へ近づけられればいい。そんな思いを持ちつつ、「でも、夢とかそんなのはないよ〜」と真澄さん。気負わない彼女だからこそ、柔軟な仕組みづくりができるのだと確信しました。

5 さいごに 

インタビュー後に、私がパソコンの前で悶々としていると、真澄さんが「もうご飯食べた?」と言ってくださり、粋な純喫茶へ。気がつくと、就活や語学の勉強方法に悩む、私の相談会になっていました。

なんでも話せるような空気感を、つくるプロなのだと思います。 真澄さんは、話をしただけで、「あ、なんか私できる気がする。」と思わせてくれる方。それって、作ろうとしても作れない特別な空間だと思います。今回は魅力の3つの要素を見つけましたが、まだまだある気がしてならない...。

 そして、そんな真澄さんが、私のことをnoteに書いてくださいました。(嬉しくて飛び上がりました)お忙しい中、本当にありがとうございます。


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 ▼投稿者プロフィール
ハナコ(RYO-ZAN-PAKインターン生)
関西大学4年生。服とお笑いが大好きです。「個性」を大切に、人生の選択肢を増やそうと、もがいています。noteを通し、私なりの視点で、様々な方の魅力を紐解いていきます。  
Twitter→@41_hrs 
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文責:ハナコ

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