大阪・福島にあるコワーキング・イベントスペース”GRANDSLAM”が、とんでもない人に度量の深さを測られた!
働き方改革が加速し、「リモートワーク」「テレワーク」といった言葉を連日各メディアで目にするようになってしばらく。
新たな働き方に対応できる環境を提供すべく、今や都心では各駅に2~3施設はあると言われるまでに増えたのが「コワーキングスペース」です。
ただ、認知は一部を除きあまり広がっておらず、「コワーキングスペースって知ってる?」と聞いても、冒頭のようなイメージを強く持っている人が多くいるのが現状です。
説明しようにも、場所によってさまざまな特色があるため、機能や一言に説明するのはとても難しい……。
「口で言っても伝わらない、マジでめちゃくちゃ色んな人が集まっている懐の広いコワーキングスペースがある」という噂を知っていますか?
デザイナーやライター、カメラマンといったクリエイターはもちろん、パーソナルトレーナーや、なんとバレリーナまで……!?多種多様な人たちが集う。それが大阪・福島の”GRANDSLAM(グランドスラム)”です。
ここはどんな場所で、誰が利用していて、どんな使い方ができるのか!?
可能性の天井はどこにある!?
GRANDSLAM関係者のご協力を得て、その懐の広さを測ってもらいました!
いざ、大阪・福島のコワーキング・イベントスペース”GRANDSLAM”へ!
2021年11月某日。
寒空の中、半袖ランニングシャツ一枚で大阪・福島「GRANDSLAM」の門を叩いた一人の男。
男「失礼します!!」
気合十分。
必要かと問われると全く必要ではないであろう全力をもって戸を開く。
悲しいかな、か細い挨拶で入室することは体に流れる体育会系の血が許さなかった。
「……はっ!?!?!?!」
中にいたスタッフらしき人たちが驚いて振り返る。
何かが違う。
磨かれた野生的な勘が瞬時にそれを悟る。
どうやら初手から痛恨のミス。入口だけど入口じゃなかったみたい。
まさかの二段構えだった。
気を取り直して入口の中の入口へ。
コワーキングの使い方相談!”GRANDSLAM”での丁寧なヒアリング!
男「失礼します!!」
男「あの!自分今日ここを使いたいなと思って来たんですけど!」
スタッフ「あ、ありがとうございます。普通の声量で大丈夫です(笑)。代表を呼んで参りますので、少々お待ちください(すごい人来た……)。」
通されたのは奥のスペース。
柔らかいレザーのソファに深々と腰掛ける。
待っている間に中を見回してみると、これがなかなか、渋い内装。
全体的にシックにまとまっていて、落ち着いて作業できそうな環境。
主に打ち合わせやお昼休憩で軽食を摂る際に利用されているらしい。
入口側のスペースは、ゆったりできるというより、どちらかというとグッと集中できそうなスペース。
照明も奥のスペースと比べて寒色よりに設定されており、背筋が伸びる雰囲気だ。
スタッフ「お待たせしました!GRANDSLAM代表の吉永をお呼びしました。」
吉永「本日はご来店ありがとうございます。代表の吉永 亮(よしなが りょう)です。こちら、スタッフの生塩 遥花(おしお はるか)です。」
生塩「生塩です。改めまして、よろしくお願いいたします。(半袖、グラサンスタイルなんだ……)」
前田「私、前田 と申します。今日はこちらのスペースをどのように活用できるか、検討に参りました。」
吉永「ありがとうございます。ちなみに前田さん、せっかくなんで椅子使ってくださいね。」
生塩「……(空気椅子!?!?)」
前田「すみません。つい癖で。」
吉永「なるほど……。では早速ですが、前田さんについて詳しくお話をうかがいたいと思います。ご職業は?」
前田「アスリートです。」
生塩「アスリート!?(それでこの格好だったのか……)」
吉永「ありがとうございます。使用目的についてうかがってもよろしいですか?」
前田「男を上げるためです。」
生塩「……(どういうこと!?亮さん!大丈夫ですかコレ!?)」
吉永「なるほど。」
生塩「(なるほど!?なるほどなの!?)」
吉永「こちらまでの交通手段はどのような?」
前田「ダッシュです。」
生塩「……(どこから!?)」
吉永「アクティブですねー。」
生塩「……(亮さん!本当に大丈夫ですかコレ!?)」
前田「現役時代は100mを10秒56で走っていました。」
吉永「たくましいですね。大阪駅からだと大体ここまで1100mなので、2分弱といったところでしょうか。」
生塩「あの、福島駅から徒歩5分で来られますけど……。」
前田「走りましょう。」
生塩「(ダメ、もう……ついていけない)」
どんな機能がある?コワーキング・イベントスペース「GRANDSLAM」の使い方!
生塩「では、早速スペースのご紹介に移りたいと思います。こちらがコワーキングエリア。皆さんWi-Fiを繋がれてPCでお仕事をされたり、読書をされたり、デスクワークを中心に利用されています。」
前田「皆さんとても集中されていますね。」
生塩「お仕事中の方が多いですから。利用者同士、気持ちよく働けるよう配慮しながらご利用いただいております。」
前田「読書をしながらトレーニングをしても?」
生塩「え?」
吉永「周りのお客様の迷惑にならない範囲で、ご自由に使っていただけます。」
生塩「(大丈夫なの!?)」
前田「奥のフロアは手前と違い、落ち着いて過ごせそうですね。」
生塩「こちらではお昼休憩で軽食を摂られたり、軽いミーティングをされたりする方が多いです。もちろん、お仕事されている方もいらっしゃいます。」
前田「おや……こちらでは本も読めるんですか?」
生塩「はい。代表の吉永の私物がほとんどですが、御寄贈いただいた本もあります。」
前田「私の愛読書を並べても?」
吉永「大丈夫です。」
生塩「めちゃくちゃ肉体派のコワーキングスペースになってしまいましたけど!?」
吉永「常識の範囲内でお願いいたします。」
前田「失礼しました。」
前田「奥にはバーカウンターもあるんですね。」
生塩「ちょっと一息つきたいときや、軽く読書をする際にご利用いただいています。」
吉永「イベント時にはここでお酒を飲むこともあるんですよ。コワーキングスペース内には冷蔵庫があり、そちらから持ち出してきて飲みます。」
前田「少し気になっていたのですが、入口付近の冷蔵庫ですよね?あちらは共用ですか?」
生塩「ええ、利用者の方が持って来られたお飲み物を補完できるようになっています。」
前田「僕の飲み物も置けるんですか?」
吉永「もちろんです。」
生塩「(何か嫌な予感が……)」
吉永「え」
生塩「なっ……(一面プロテイン!?!?!?)」
前田「是非みなさんもいただいてください。」
吉永「常識の範囲内でお願いいたします。」
前田「失礼しました。」
セミナーや会議利用可能!”GRANDSLAM”の会議室
生塩「続いては会議室をご案内しますね。こちらは大会議室で、最大8名様までご利用可能です。主にお仕事での打ち合わせ場所として、またミニセミナーの会場といった用途で利用されるお客様もいらっしゃいます。会議室はこちらの他にも小会議室を2部屋ご用意しております。」
前田「日の光がたくさん差し込んで、とても明るい……。」
生塩「後程ご紹介しますが、撮影スタジオも兼ねておりますので、自然光がたくさん入る場所になっています。」
前田「広々としていて動き回っても狭く感じませんね。」
生塩「そんな激しく動き回ること、あります!?」
前田「アスリートなので。」
吉永「なるほど。」
生塩「(なるほど!?なるほどなのか!?)」
前田「先ほど少人数でのセミナーでも利用できるとうかがいました。実は、私もパーソナルトレーナーとしてセミナーをする機会があるので、こうしたスペースがあるととても助かります。」
吉永「PC用カメラやマイク、スピーカーも貸し出しているので、オンラインでのセミナーも可能ですよ。」
前田「それはとても便利ですね!」
生塩「(セミナー、どんな感じかちょっと気になる……)」
商品撮影やモデル撮影も!?”GRANDSLAM”は室内スタジオ完備!
前田「先ほど案内いただいた会議室の隣が撮影スタジオになっているんですか?」
生塩「そうなんです。こちらでは商品撮影やモデル撮影などが可能です。照明やレフ板もありますので、本格的な撮影ができますよ。」
前田「ほう。では早速……。」
吉永・生塩「……わっ!?」
吉永「す……すごい背筋ですね……。」
生塩「(そこ!?)」
前田「全盛期の頃と比べると全然ですけどね。」
生塩「(そこなのか!?)」
前田「照明があると、筋肉の陰影がしっかりと映えていいですね。」
吉永「レフ板があるので、光を反射させて影を消すこともできますよ。」
生塩「いや、とりあえず服着ません?」
使う人によってつくられる。大阪・福島のコワーキング・イベントスペース”GRANDSLAM”の度量の深さ。
前田「今日は1日ご案内いただき、ありがとうございました。コワーキングスペースって、IT業界の方やクリエイターなど、一部の人のためのスペースだと思っていましたが、僕のような仕事をしている人間にとってもさまざまな可能性を感じられる場所でした。」
生塩「ありがとうございます!頑張ってご案内した甲斐がありました(笑)。」
吉永「GRANDSLAMは、使う人によってつくられる場所だと思っています。前田さんのように、これまでに無かった使い方をしてくださる人に利用いただけると、場所としてどんどんレベルアップしていけるので、本当にありがたいですね。」
前田「そう言ってもらえると、私もどんどん利用して、こちらの成長に関わりたくなります。今後とも、是非よろしくお願いいたします!」
吉永「こちらこそ!また何かご不明点やご要望がありましたら、お気軽に声をかけてくださいね。」
前田「はい!ではまた!」
生塩「(はやっ!?帰り際もやっぱりアスリートなんだ……)」
大阪・福島のコワーキング・イベントスペース”GRANDSLAM”。
僕たちはここを「使う人の数だけ可能性がある場所」だと考えています。
今後各職種で新たな働き方が広がり、多種多様な方に利用してもらえるようになれば、”GRANDSLAM”もますますレベルアップしていきます。
天井を感じさせない可能性を持ったコワーキング・イベントスペース、それが”GRANDSLAM”です。
次の可能性を開く利用者は、あなたかもしれない。
お待ちしています。
大阪・福島のコワーキング・イベントスペース”GRANDSLAM(グランドスラム)”の詳細
店名:GRANDSLAM(グランドスラム)
住所:大阪府大阪市福島区福島7丁目17−9 大包ビル2階
営業時間:9:00~18:00
定休日:土曜日・日曜日(イベント開催日は土日も営業)
駐車場:近隣のコインパーキングをご利用下さい。
交通:JR環状線 福島駅 徒歩5分
JR東西線 新福島駅 徒歩8分
阪神本線 福島駅 徒歩8分
URL:https://grandslam.osaka/
【メイキング”GRANDSLAM”】ご協力いただいた皆様
記事作成にあたり、コワーキング・イベントスペース”GRANDSLAM(グランドスラム)”の愉快な関係者の皆さんにご協力いただきました。
謹んで御礼申し上げます。
ありがとうございました!
大阪・福島コワーキング・イベントスペース”GRANDSLAM”代表 吉永 亮(よしなが りょう)
大阪・福島のコワーキング・イベントスペース"GRANDSLAM”代表。人材紹介会社Third Place Inc.代表。関西の前向きなビジネスパーソンが学び、繋がるコミュニティ"Next Innovation Kansai"運営。最近の気になることは、Patagoniaのモコモコを着ている女子がめちゃくちゃ多いこと。
W-GYM(大阪堀江)代表トレーナー 前田 岳人(まえだ たけと)
大阪堀江・心斎橋のパーソナルジム「W-GYM」の代表トレーナー。医師から学べる運動指導者向けオンラインサロン「CRACK」主宰。最近のビッグニュースは『ジムに入会したら国を救う破目になった』でネット小説デビューしたこと。
Facebook:前田 岳人
Twitter:@maetake88
生塩 遥花(おしお はるか)
和歌山大学経済学部2年生。株式会社ガイアックスのスタートアップスタジオ所属のインターン。コーヒーをこよなく愛するアクティブガール。
Facebook:生塩 遥花
Twitter:@harunikanika
ライター 中野 広夢(なかの ひろむ)
兵庫県播磨地域(主に姫路市・加古川市)を中心に活動しているフォトライター。文学と映画、お酒とタバコが大好物。ダイエット方法募集中。
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