【開催報告】WASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKS 2023 「教えてぱて先生!ボカロから考えるジェンダー・セクシュアリティ」(2023/12/1)
みなさんこんにちは。GSセンター学生スタッフのはーちゃんです。
今日は、2023年12月1日(金)に行われたWASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKS 2023の企画のひとつ、「教えてぱて先生! ボカロから考えるジェンダーとセクシュアリティ」の開催報告をしたいと思います!
本イベントでは、『東京大学「ボーカロイド音楽論」講義』の著者である、鮎川ぱてさんをゲストに迎え、「ボーカロイド楽曲とジェンダー・セクシュアリティ」をテーマにお話をしていただきました。
沢山の方にご参加いただき、たいへん盛り上がったイベントとなりました。
参加してくださった皆様、質問や感想を寄せてくださった皆様、ありがとうございました!今回参加できなかった…という方も、この記事を読んで、イベントの追体験をして頂けたら幸いです☆
ゲストの鮎川ぱてさんについて
ぱてさんのプロフィールは以下の通りです!
こちらが『東京大学「ボーカロイド音楽論」講義』、いわゆる「ぱて本」です。(ちなみにはーちゃんはこのイベント終了後、私物のぱて本にサインして頂きました✌)
イベント概要
本イベントでは、「ボカロ曲のこれまで」「ボカロ曲のこれから」の二つのテーマのもと、
・ジェンダー・セクシュアリティからみるボカロ楽曲の変遷
・ジェンダー・セクシュアリティやLGBTQ+について考えることに音楽が寄与していることを実感したことはあるか
・今後の研究や音楽活動でしたいこと・伝えたいこと
・Allyとして、これから先どのように音楽を楽しんでいけば良いか
・多様な人々が暮らしやすい社会となるために、音楽ができることは何だと思うか
といった内容についてお話して頂きました。参加者の方からの質問にもお答えいただきました。
また、ぱてさんが講義中に紹介してくださった曲がこちらです。
ぜひ、曲の終盤にMVに表れる言葉を見ていただきたいです。
「必要以上に自分を否定しないこと 心に抱えた尽だったわたし
スゴく遅くなったけど わたしは今、いれる」
一人でも多くの悩んでいる人に届いてほしい、そんな曲です。
参加者の感想
イベント後に感想を送ってくださった方、ありがとうございました。参加者の感想を抜粋してお届けします。
私個人の感想としては、「テレキャスタービーボーイ」や「ヴィラン」といったクィア的な要素をもつボーカロイド楽曲が大ヒットしたことの重要性に関するお話が印象に残っています。また、「アライとしてどのように音楽を楽しんでいけば良いか」というテーマに対する、「差別的な表象のある作品には声をあげる、LGBTQ+をエンパワメントし得るような作品は応援して広める」という旨の回答に膝を打ちました。そして、「社会は確実に良くなってきている、これからもきっと良くなっていくから希望を持ってほしい」というぱてさんの言葉に元気づけられました。
終わりに
最後になりましたが、素敵な講義をしてくださった鮎川ぱてさん、イベントに参加してくださった多くの方々に心から感謝申し上げます。このイベントを通して、ボカロ楽曲を始めとする音楽を楽しむ際に、ジェンダーやセクシュアリティの観点から考えてみるきっかけに少しでもなれば幸いです。
本当にありがとうございました!
早稲田大学GSセンター 学生スタッフ はーちゃん
#ボカロ #ボーカロイド#ジェンダー#セクシュアリティ#LGBTQ#Ally#クィア#早稲田大学