見出し画像

システム開発担当者に聞く、開発成功への道 vol1

なにをとっても最先端はやっぱ欧米や!ということで、海外モノが好きなGSC代表
GSCは今年でテレワーク歴18年、テレワーク成功の秘訣の一つは、必要に合わせて自社システムを開発してきたから。

で、それができたのは、日頃から代表が海外のあんなツールやこんなツールを研究してきたから。

そんな代表…
「こんなツールあったらめっちゃええやん!
というツールたちに出会い…

「こんなんあったら日本のビジネスもっとよくなるはずや!」
「もっとたくさんの人をHappyにできるはずや!」
ということで、GSCの歴史に残る大規模なシステム開発、テレワークツールの開発に着手しました。

着手して間もなく“コロナ禍”が始まり、「おっと急がな!」となったわけですが、なんとその開発担当者に起用されていたのは、ど素人のスタッフたちっ!
(もちろんエンジニアプロ中のプロです)

一口にシステム開発とは言ってもご存知の通り、そう簡単なことではありません。いろんな段階でおジャンになるケースも多々。

では無事、日の目を見、今や海を渡ろうとしているテレワンプラスという、テレワークツール(業務管理ツール)開発に携わったスタッフの猛闘を軽〜く振り返って、成功へのポイントを5つにまとめてみました!

>point1:エンジニアに丸投げにしない


開発担当者は、もっている知識の量に関係なく、プロ意識もって徹底的にやりました。

つまり、どんなに知識がなくてわからないことだらけでも、エンジニアに丸投げしません。
何をどうするかというと…

酸欠になりそうなぐらい英語ばかりのツールを研究し、
、とことんまで必要な機能を洗い出し
、それをまた徹底的に取捨選択し、
、さらに優先順位を決める

この気の遠くなるような作業を根気強く繰り返して、小さな機能まで一つ一つ、ほんとに必要な機能か、真剣に考えます。

この作業で大事なのが、

>point2:とにかくリスト化!


とにかくダーッとリストアップして、日を改めて考えます。

寝かせて考える”というのが、GSC代表の方針です。

時間を置いてみると、スッキリした頭で、違う視点から物事に向き合うことができ、決定に磨きがかかります。

開発の過程で大事なのが、定期的なMTGです。

>point3:MTGは定期的に


MTGは、作業の進捗報告や、問題解決、必要なことを確認するだけではありません。

個々が作業に没頭していると目指すゴールにズレが起きてくるので、MTGは軌道修正的な役割もあります。

だから、開発中の定期的なMTGは重要です。
もちろん時間を無駄にしないMTGにするには、MTG進行も重要です。(GSCのMTGについてはこちら

そして、システムが形になってきたら、ユーザビリティチェックチームの登場です!

>point4:徹底的に機能チェック


ユーザビリティチェックチームというチームを結成し、徹底的!に機能チェックをします。

代表の合言葉は「万全!
ユーザビリティチェックチームのリーダーは、毎回ノートの初めに「万全!」を書いてチェック作業を指揮します。

チームは、改めて機能を洗い出し、「まぁ…いっか」という妥協は無しで、半端ない量をエンジニアさんに差し戻します。
 
差し戻しも、エンジニアさんに丸投げではいけません
エンジニアさんに上手に期限を確認して、しっかり差し戻しの進捗確認もします。

そして、システムというものは、便利で使いやすくないと意味がありませんから、開発で一番重要と言っても過言ではないのが、削ぎ落とし作業です!

活動する2つのチーム

>point5:削ぎ落とせ!


この作業も、ブラッシュアップチームというチームが結成され、仕上がったシステムから、不要な機能面倒な動きを見つけてリストアップしていきます。

このリストも、“寝かせた”あと、優先順位がつけられ、システムが徐々にアップグレードされていきます。

で、削ぎ落とし作業で活躍するのが、面倒くさがり体質のメンバー!

代表は「面倒くさがりというのも、大事な素質や」と言います。
面倒くさがりだからこそ、もどかしいポイントに気づけたり、どうしたら使いやすくなるか、面白いアイデアを持っていたりするものなのです。

メンバーのどんな素質も上手に使ってくれる代表です。

もちろん、この削ぎ落としの過程でも、やっぱりあの機能も欲しい、この機能も欲しい、この機能もあった方がいいかも!ということだってあります。

そういうのは、その場でいちいち立ち止まらず、これもとりあえずリスト化して残していきます。どんな時も、“寝かせて考える”です。

そして、テレワンプラスの場合、このブラッシュアップチームと、ユーザビリティチームは、その後も定期的に稼働します。

これも“寝かせて考える”です。
チームで稼働していても、日を置いて見ると、新たな発見があるものなのです。

以上、システム開発担当者に聞く、成功へのポイントでした。
もちろん、システム開発は、エンジニアさん無くして何もできません。

次回は、システム開発担当者エンジニアさんとの関わりで、大事なことをまとめてみます。

【ライターからのお願い】
これまでテレワークにまつわる話をメインに投稿していますが、何か参考になる投稿をしたいな~と毎日頭をひねっております。テレワークでのお悩み、なんか答えがほしいな〜ということなどありませんか?仕事に関することなら、ちょっとしたことから、もちろんシステムのことまで!
なんでも考えてみたいと思います。コメントお待ちしております!!

いいなと思ったら応援しよう!