テレワークツール、テレワンプラス開発者の歴史vol6:頭が上がらない人との出会い
2013年5月am7:00
ニューヨーク、ヒルトンホテル…
カチッ、カチャカチャ、カチッ、カチャ…
ズゴーッ…
チーンッ…
ゆったりした音楽…
大き過ぎない話し声…
空間いっぱいに、モーニング独特の清々しい音鳴り響く中
全身黒づくめの男が一人、ゴツゴツした手をコーヒーカップから離さず、ひっきりなしにイエローキャブが行き交う街を、ガラス越しにボーッと見つめる…(…多分こんな感じ)
ちょっと体格のいい、でも温厚そうな顔つきの男性が一人、店内をグル〜ッと見渡し、スーッと窓際のテーブルへ。(…多分)
男性は身軽にヒョコッと座り
隣の席の、全身黒づくめでボーッとしている男に一言…
「高田さん、どうですか?」
これは、代表とNさんの出会い。
副音声風にしてみました。相変わらず、妄想も入れました💦
このNさん、代表が人生43年にして初めて登場した、「ホンマに、この人には頭上がらへんッ!」という方。
このNさんは、何十年も続いてきた歴史ある会社の社長3代目。
ガッツにとってもターニングマンです。
>俺の力はこんなもんかな。
東京へ来て14年…障害児の教育、検定、ヨガ、音楽イベントもやり…俺の力こんなもんかな。こっから何したらええかなぁ…どないしよかなぁ…モヤモヤ…
なんだかんだ怒って、事務所の壁をボコボコ…おっと気がついたら人の形ができてるじゃないか!?というぐらいモヤモヤモヤモヤしてた頃。
次男が大病に。
お医者さんのアドバイスは、空気が綺麗な自然の中で生活すること。
ほな東京の環境は息子には厳しいな…関西に戻ろか!と、サクッと引越しの準備を始めました。
でもその前に…
好きやったNYに「ちょっと行ってくるわ〜」言うて、代表は、日本小売業協会主催のNY視察ツアーにお申し込み。
なんでも世界一の街NY!
好きな音楽も、エンターテイメントも世界一のNY!
へ、ちょっくら行ったのでした。
それまで年に2,3回しか休まなかった代表が、1週間GSCを放ってNYへ!
“放って”というのは、ちょっと語弊がありますね(笑)
会社は信頼できるスタッフに預けて、NYで家庭教師ガッツを始められないか、NY州立大学出身のスタッフのツテで、教育関係や、ハンディを持った方との面会手配もして出かけました。
日本小売業協会主催の視察ツアーですから、もちろんメインは、大手スーパーや、いろんな企業へ出向いてお勉強です。
そうこうしてる間に、時間はあっという間に過ぎ…
最終日の朝…さっきの状態です。
「高田さん、どうですか?」サラッと声をかけてくれたNさん。
“ちょうどいい時に話される言葉は、金のリンゴのよう!”という言葉もありますが、Nさんのこの、ひと言もそうでした。
代表、話しました。自分の人生、それまでしてきたこと、大阪に帰ろうと思ってること。
そしたらNさん一言…
>「高田さん、帰っちゃだめだ」
この瞬間、代表人生初!
障がい児教育や、ヨガや、それまでやってきたことを、ものすごく認めてくれた、歴史ある会社の人が出現!
Nさんは時には涙も浮かべながら真剣に、大阪に帰らないで、東京でもっと頑張るべきだと切々と話してくれて、気がついたらもう昼過ぎ。(周りはすっかりランチですね。笑)
代表はNさんと、嬉しいやらビックリやら嬉しいやらビックリやら嬉しいやら…な、幸せな時間を過ごしました。
最後に、「日本で会いましょう!」と言ってくれたNさん。
代表は、「きっとNYの雰囲気がそう言わせたんやろな〜」なんてちょっと失礼なことを思いつつ、日本へ帰りました。
さて、日本に帰ってどうなったか、続きはまた次回に♪