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自身の成長によって、出来ることの幅が広がる楽しさ|オルターブースCTA松村さん、マーケティング担当榛葉さんインタビュー【Ask Geek questions - エンジニアの頭の中、教えてください!】
こんにちは!ジーズアカデミーPRのゆっきーです。
高い年収や自由な働き方はエンジニアとして働く上で魅力の一つであるものの、それ以上に「エンジニアたちの持つ価値観」はエンジニアという職業について語る上で欠かせないポイントです。彼らの価値観を広く伝えるために、エンジニアと起業の学校 ジーズアカデミーは「エンジニア・インサイト白書」を制作しました。
そして、エンジニアの『クリエイティビティ』をどうやって伸ばし、どのような『コミュニティ』を作っているのかをエンジニアの方々にお聞きしていく『Ask Geek questions - エンジニアの頭の中、教えてください!』連載。
今回は、「クラウドを最大限に活用し社会課題を解決する」ことを事業ミッションに掲げる株式会社オルターブースのCTA 松村さん、そして採用にも関わるマーケティング担当の榛葉(しんば)さんにお話を伺います!
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オルターブースが提供するアプリケーションアーキテクチャ全般の方針決定を担当。C#、PHP、Pythonなどを用いたクラウドネイティブなアーキテクチャに関して高度な技術力を有する。(Microsoft MVP for Developer Technologies)
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マーケティング部所属。認定スクラムマスターやAzure Solutions Architect Expertの資格を保持するなど、元エンジニアマーケター。オルターブースの採用も担当する。
まず、エンジニアチームで主に開発している内容について教えてください。
松村さん:いくつか提供しているサービスがありますが、今主体となっているのはクラウドインテグレーションです。また、お客さまのサービス開発をプログラミングという形でお手伝いしたり、コンサルティングで支援をしています。
弊社はMicrosoft AzureやGitHubのプロフェッショナルが揃うことを一番の強みにしていて、これから開発を頑張ろうとしているお客さまを支援しています。開発の進め方は一般的にウォーターフォール型*¹とアジャイル型*²のどちらかを採用しますが、私たちはアジャイル型を勧めています。
アジャイルの何が大切なのかというと、DevOps*³という文化を作ることです。DevOpsを浸透させるために、主にGitHubを使って開発サイクルを作っていきます。
*¹ウォーターフォール型:要件定義からテストまでの各工程を上流工程から下流工程に向かって進める、ソフトウェア開発技法の一種
*²アジャイル型:開発を小単位に分けて計画→実装→リリースを繰り返しながら開発するソフトウェア開発技法の一種
*³DevOps:開発担当と運用担当が連携し、フレキシブルかつスピーディーに開発するソフトウェアの開発手法
また、DevOpsを含めクラウドやGitHubなどはまだまだ先進的で、非常に優秀なツールであると同時に上手に使いこなすのが難しい側面もあります。ですので、お客さまが上手く使えるようになるためのトレーニングも提供しています。
自身の成長によって、出来ることの幅が広がる楽しさ
さて、松村さんはもちろんですが榛葉さんもエンジニアでいらっしゃると伺っています。お二人が考える「エンジニアの幸せ」とは何でしょうか?
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松村さん:
個人に関していうと、エンジニアは個人の技量がコードという形で発揮されるため、自分の成長が非常に見えやすい仕事です。ですので、自分のレベルが上がるにつれて出来ることの幅が広がっていく、活躍できるようになっていく楽しさが幸せに繋がると思います。
IT業界の特徴として、会社の垣根を越えてノウハウを共有する技術コミュニティが挙げられます。エンジニアはコミュニティを大切にしているんですが、個人のスキルが上がるにつれてコミュニティへの貢献度も上がります。会社という垣根を越えてコミュニティが存在しているので、そこにコミットできることは充足感に繋がりますね。
私自身もエンジニアの技術コミュニティを通してオルターブースに出会いましたし、エンジニアにとってコミュニティの存在は大きいと思います。
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榛葉さん:
組織の中のエンジニアとしての観点でいうと、エンジニアという技術職は出来る出来ないがハッキリと見えるので、”なんとなく分かる”状態では良いパフォーマンスが発揮できません。
特に入社したばかりの方は用語などエンジニア同士の会話がよく分からないことがあります。質問をしても咎められず、むしろ質問をして理解を深めていくことが推奨されている環境であると体感することで、組織の心理的安全性が高まります。心理的安全性が担保された環境であることで個人の成長も促進され、幸せにつながると考えています。
社内の共通言語を作る取り組み
具体的に、エンジニアチームを活性化するような取り組みをされていますか?
松村さん:
Microsoft Azureにはいくつかの認定資格があるんですが、オルターブースでは資格習得の支援を積極的に行っています。
支援は金銭的なものはもちろんですが、資格を取ってきてねと任せるのではなく、社内全体で資格の勉強をフォローしています。社内のチャットツール内に勉強部屋を作り、質問をオープンに投稿して、気づいた人がレスポンスをする形です。
結果、今はMicrosoft Azureの認定資格において基礎レベルであるFundamentalをバックオフィス含め社員全員が習得しています。社員全員が一定レベルまで理解していることで、社内の共通言語ができることが重要だと考えています。
知識を独り占めせず、みんなにシェアしようというカルチャーがありますね。
榛葉さん:
Microsoftは1年に3回ほど大規模カンファレンスに合わせたアップデートがあるのですが、アップデートがあるたびに社内勉強会も実施されています。社内勉強会は自主的なもので、主催者が異なる複数の勉強会が同時に走っていたりします。
松村さん:
エンジニア同士は基本的にリモート勤務で会う機会がなく、意識しないと雑談も生まれません。そういった意味でも勉強会は大切です。
ポジティブに技術の進化を楽しんでほしい
エンジニアにはどのようなマインドセットを求めますか?
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松村さん:
エンジニアに限ったことではありませんが、自発的に行動できることが大切だと思います。
何より私たちが扱っているクラウドネイティブアプリケーションは技術の流れが非常に速いので、常に自分からキャッチアップしていく姿勢が必要です。そしてそれを楽しんでほしいですね。
例えば、先ほど触れたMicrosoftの大型アップデートの際には分量的に多くの業務が発生します。それを「仕事が多くて大変だ」とだけ感じるのか、「今回はこんなアップデートが来たか!」と感じるかで大きな違いがありますよね。ポジティブに技術の進化を楽しんでほしいと思います。
ポジティブさと素直さを持って学んでほしい
これからエンジニアを目指す方にアドバイスはありますか?
松村さん:
技術を楽しんで欲しいです。
代表の小島が持つ考え方の一つに、「失敗はガンガンしていいからチャレンジをしよう」というものがあります。流れが速いIT業界だからこそ、楽しみながら挑戦をしていける方と働きたいです。
分からないことがあるのは当たり前なので、ぜひ学びに対するポジティブさと素直さを持って進んでもらうと良いと思います。
榛葉さん:
企業で働く場合、技術者が孤立することは基本的にありませんからね。
努力するのは大前提ですが、分からないときは聞き、分からないままにしないことが大切です。
なので人を巻き込みながら課題を解決できる、愛され力みたいなものも大切だと思います。
松村さん:
また、エンジニアのコミュニティに積極的に飛び込んでほしいです。関わるうちに自分のロールモデルとなるエンジニア像が見つかってきますし、何よりモチベーションが上がります。
ぜひ一緒に盛り上げていけたら嬉しいです。
ありがとうございました!
「楽しんで」という言葉が多く登場したことが印象的だった今回のインタビュー。進化が目まぐるしい領域だからこそ、楽しんで吸収することでより幸福度が高いエンジニアになれそうですね。
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現役エンジニアの方々に「Ask Geek questions」を引き続き実施します。次回もお楽しみに!
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