キッズアスレチック成長記~2024年11月30日は特別な日だったかもしれない~
どうも、がーすーです。
この前(もうだいぶ前になってしまいましたが)、娘と一緒にキッズアスレチックへ行ってきました。その時に感じたことを残しておきたい!と思い、年の瀬にnoteを書いています。
このキッズアスレチックには以前も挑戦したことがありました。前回はスタートしてすぐに「怖いー!」と泣いてしまい、ギブアップとなりました。それでも、行けるところまで立ち向かった姿には親として感動を覚えました。
さて、今回はどうなったのでしょうか。
さて、今回はどうなったのか。
少し進んだ娘の冒険
アスレチックは横須賀にある、長井海の手公園ソレイユの丘という施設内にあります。その名も「小さな鉄人」(と調べて知りました)。
ソレイユの丘はたくさん遊ぶ場所がありますが、到着してアスレチックに挑戦するか聞いてみると娘は「やってみる!」とやる気満々で答えました。
受付を済ませ、現場に向かう途中、「今回はどこまで行けるんだろう」「また、途中でギブアップとなるとスタッフさんに迷惑かかるかなあ」など、いろいろなことが頭を巡りました。楽しみ7割、不安3割といったところでしょうか。
挑戦前から、スタッフさんの指示にバッチリ従ってハーネスを装着する姿や、アスレチックに向かう横顔を見て成長の喜びを感じました。
アスレチックは大体半分くらいまで進んだ時点で「もうやめるー」となってしまったものの、そこにたどり着くまでの力強い足取りを見て、何もしていない僕が泣いてしまいました(娘は泣いていないのに)。
感動を分解してみる
「成長を間近で感じられて感動して泣いた。おしまい。と片付けてしまうにはなんかもったいない」とその後ソレイユの丘で娘と遊びながらずっと考えていました。
そこで、その時の体験と感動の原因(理由?)を振り返ってみます。
人間としての尊敬
アスレチックは少し高いところにあり「踏み外したら落ちるかもしれない」という恐怖はあるはず(上の動画参照)。そんな中、慎重にかつひたむきに歩みを進める娘は単純にカッコ良かった。
そして、もうやらないとハッキリ意思表示していたことも立派で「自分だったら、言った手前やめるとは言えず、どうしようもなくなって泣きそうだな」と思わされました。
ギブアップ後、降りるためのハシゴを持ってきてもらう間、補助についてくれたスタッフのお姉さんに「かぜがつよいねえ」と話しかける余裕(?)もまた素敵。
娘の躍動への憧れと間近で見せてもらった喜びが娘への尊敬に、そして強い感動に繋がったのかもしれません。
例えるならミュージカルやプロレスを最前列で観た時のような感じ。それを娘で味わえるとは、なんてお得なんでしょう。
素晴らしすぎたスタッフさん達の対応
感動に拍車をかけたのはスタッフさんたちの娘への接し方でした。
まず、受付して最初に迎えてくれたお姉さん。
「あ!また来たんだ〜。今回はできるといいね!」と前回チャレンジを覚えていてくれて、激励の声かけをしてくれました。
次に、サポートとして後ろからついてきてくれたお姉さん。
チャレンジの途中で「ガンバ!」「いいぞ!」と声をかけながら、落ちそうになるギリギリまでは1人でトライさせてくれました。手を差し伸べるタイミングや励まし方が完璧で娘の体験はより豊かになったはず。
そして、ヘルメットやハーネスを返す場所で待っていたお兄さん。
この方は前回チャレンジの時についてくれた方で(階段登って終了しましたが)、覚えていてくれたのか「この前より進めたね~!すごいじゃん!」と笑顔で褒めてくれました。
それぞれの優しさに触れたせいか、お兄さんに声をかけられたタイミングでお父さんの涙腺が決壊し、ありがとうございましたもそこそこに、人がいないところへ娘と移動して、娘のおなかに顔を埋めて泣くという有り様でした。
本当にスタッフの皆様には、心から感謝したい気持ちでいっぱいです。
親としての感謝
娘の挑戦する姿を暖かく見守ってくれているという実感が、「娘はちゃんと世界に受け入れられているんだ」という確信に、そしてそれを感じさせてくれた周りの人々への感謝に繋がりました。
楽観的すぎるかもしれないけど「このまま健やかに、人に恵まれながら生きていけるな」という直感も、感動した理由の一つだと思っています。
たまたまソレイユに行く前日に、家族関係とはまた違う場所で人とのつながりの大切さについて考える機会があったので、今回の体験が余計に胸に刺さったのかもしれません。
娘の成長実感プレイスに指定
感動の渦に飲まれ、娘に顔を埋めて泣きながら、ソレイユの丘を「娘の身体的・精神的成長を実感する場所」の一つに決めました。
ソレイユの丘には、大人と子どもが一緒に楽しめる本格的なアスレチックもあるため、キッズアスレチックを攻略してもその先もまだまだ挑戦することが可能です(疾風怒濤の鉄人舞台というらしい)。
娘が「やりたい」と思ってくれる限り、定期訪問し、応援し続ける所存です。
「元気に成長してね」なんて思いながら、自分ひとりでは感じられないものを体験させてくれる娘に成長させてもらっているよう気がして不思議な気持ちですが、今回も豊かな体験を与えてくれた娘にありがとうと伝えようと思います。
お付き合いいただきありがとうございました!