【考察】名探偵津田3話 〇〇は恐ろしいやつ!
名探偵津田3話めちゃくちゃ面白かったですね!
まだ見てない人はネタバレになるのでtverやunextで見てからこの記事を読むことを推奨します!
↓以下ネタバレあり
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さて、本記事のタイトルにもある〇〇は恐ろしいやつ!ということなんですが、田中殺しの犯人の一人であった田中のマネージャー根岸のことになります。
何が恐ろしいかというとポンコツ助手をしているように見えて全て作戦通りだったという点です。
①長袖を下さいのくだり
永遠と長袖を下さい、いえ、時間がないので行きましょうのくだりをしていました。
→買えばいいじゃん!
②新幹線でいかへんのかい!のくだり
田中の財布から新幹線のチケットが出てきましたがなぜか車で行くことを強要。車で5時間かけて新潟へ行くこととなってしまいました。
③英語でオークション会場を聞くくだり
このシーン凄く違和感あったんですよね。オークション会場の場所なんて簡単に分かるはずなのに外国人に聞いて場所を探さないといけないという。なんならオークションの司会は日本人なのに…(笑)
しかもマネージャーは英文をスラスラ読めるので、話せないというのは恐らくウソです。
ではなぜ津田に英語でオークション会場を探させたのでしょうか。
実はこの3つに共通するのは時間稼ぎだという点です。
犯人視点での田中殺害事件
ここから根岸視点で田中殺害事件を整理してみます。
①田中に遺産総取りの話を聞かれて妨害されそうになる
②オークション当日になったので殺さざるを得なくなった。
③殺すことには成功したが、運悪く名探偵津田がプレゼンターだった。しかも浜田さんに調査を依頼されてしまったので一マネージャーの立場からでは津田を止めることができない。
④野呂佳代に先回りしてもらい絵を入手してもらうことは可能(だからこっそり接触していた)なので津田をオークションに間に合わせないように、無能助手を演じて遅延工作をした。
このように考えられるわけです。①津田がパネラーだったこと、②田中をオークションまでに止めれなかったこと、③浜田さんやプロデューサーが津田に調査を依頼してしまったこと。これら全てが根岸にとって誤算だったわけです。さらには④絵が高くなりすぎて買えないし、⑤津田のオカン…いや、怪盗ダイアが絵を盗んでしまったわけだし、⑥そもそも遺産なんて無かったのだから計画が破綻していたというのが今回の事件だといえるでしょう。
津田がポンコツ助手だとイラついていましたが、あれはメタ的な視点で(津田のいう2の世界)津田をイライラさせるのが面白いという理由があると同時に(1の世界での)犯人による遅延工作だと言えるわけです。
恐怖!深夜の訪問
さらに根岸の恐ろしいのは夜中に津田の部屋を何度も訪問したことです。
さりげなく津田に推理の進捗を聞いていたのは、仮に自分や仲間が疑われたら津田を殺す(あくまでも1の世界の話)つもりだったかもしれません。さらに沼田も深夜に津田の部屋へ行き推理の進捗を聞いていました。ここも津田に「ホテルマンとして失格よ!」とかなりキツく言われていましたが、彼はホテルマンとして行ったのではなく犯人として行ったのです。
さらには酔っ払いの外国人が津田の部屋に入っていきましたが、あれも沼田による工作だったかもしれません。誤った部屋を教えて津田の操作を妨害しようとしたとも考えられます。
いずれにせよ深夜の部屋を何度も行き来することで津田が疲れて推理力の低下することを目論んでいたと考えれば彼らの行動は何ら矛盾することではないです。(荒いようにも思えますが、彼らにとって津田が来るのは想定外だったのです。)
ポンコツな助手なのではなく犯人だから津田の邪魔をしても不思議ではないですよね。
終わりに
深夜に適当に思いついたことを書いてるだけなので思い違いなどあればすみません!
初見であのポンコツ助手はなんなんだろ!そりゃ津田も怒るわ!って思ってたんですが視点を変えてみると恐ろしかったです(笑)
根岸役って津田には怒られるし、下手したら視聴者からも勘違いされそうなんですが、西野実見さんが凄く上手に演じられたと思います。今後の活躍にも期待したいですね!
名探偵津田4話は果たしてあるのでしょうか。個人的にはシリーズものって3までのイメージがあるので今回で終わっちゃうのかなぁと勝手に思ってますが、また続いてくれたら嬉しいです。