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【5分要約】Vol.26_共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る


こんにちは、GOMIE(ゴミー)です。

今回取り上げる本は、インフルエンサーのゆうこすさんが「共感」を軸にしたSNS戦略を解説する『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る』です。今回も5分で読めるように要約していきます。


著者情報
ゆうこす(モデル・SNSアドバイザー)

・福岡県生まれ。AKB48を脱退後ニート生活を送るも自己プロデュースを開始し、「モテクリエイター」という肩書で株式会社KOSを起業。
・現在はタレント、モデル、SNSアドバイザー、インフルエンサー、YouTuberとして活躍中。SNSフォロワーは150万人以上。
・スキンケアブランドの立ち上げやアパレルブランドのプロデュースなど数々の事業を手掛けている。



◆はじめに

本書は熱量の高いSNSアカウント(フォロワーさんが自然と集まるアカウント)の作り方を分かりやすく教えてくれるSNSの入門書です。

フォロワー数150万人のゆうこすさんが、どのように自分をブランディングして新規のフォロワーさんを獲得し、ファンを増やしていったのか、さらにSNSを仕事に繋げてお金を稼ぐ方法なんかも全て隠さず解説してくれています。

・SNSを始めたばかりでこれから発信力をつけていきたい
・継続して発信しているのにフォロワーが増えない
・フォロワーは多いのにいいねをなかなかしてもらえない

こんな方にオススメの1冊です。今回は中でも特に参考になった「熱量の高いアカウントを創る5ステップ」に絞って解説していきます。

◆ステップ1_目的設定

まず、最初のステップが「目的の設定」です。

・SNSを通してやりたいことは何か?

・自分はどうなりたいのか?

フォロワーさんを増やして発信力を持つためには、これらの答えを明確に持つことが必要です。

なぜなら、SNSでは自分の夢とかやりたいことに思い入れを持ってもらうことが一番大事で、ここがないとフォロワーさんもどう応援したらいいのか分からないからです。

◆ステップ2_テーマの選定

夢やなりたい姿が明確になったら、次は発信したいテーマを考えていきましょう。

テーマ選びのポイントは、「自分が自然とワクワクするもの」を選ぶことです。そうでないと自分の熱量が伝わらないし、継続的な発信もできないからです。

ゆうこすさんはAKBを卒業した後、初めは料理アイドルとして活動していましたが、ファンも全く付かず失敗しました。別に料理もそんなに好きじゃなく、心からワクワクするテーマではなかったからです。

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SNSは発信する人の熱量がそのまま伝わってしまう場所です。需要に基づいたテーマ選びも大切ですが、何より大事なのは自分がワクワクすること、そしてその方が結果も出やすいということを覚えておいてほしいと思います。

◆ステップ3_ターゲットの選定

発信テーマが決まったら、次はどんな人を対象に発信をしていくか、ターゲットを考えます。
この時、情報を発信する層は広げすぎないようにしましょう。

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相手を限定して、どんな人にフォローしてもらいたいかを明確にして発信することで、

・共感を得られる投稿がしやすい
・自分の発信の軸がブレにくい
・フォロワーさんの「私がフォローしても大丈夫かな?」という不安を取り除くことができる

といったメリットがあります。

◆ステップ4_ブランディング

ターゲットが決まったら、次は自分をどうブランディングしていくかを考えます。「キャラクター設定編」「プロフィールの設定編」「ストーリーの発信編」に分けて解説していきます。

まずは、キャラクター設定です。

<キャラクター設定編>
①夢に理由・想いを足す

ステップ1で「SNSでは自分の夢を語ることが大事」と説明しましたが、「〜になりたい」という発信だけでは弱いです。

「私は女優を目指しています!」

とツイートしたところで、すぐ応援したいとはなりません。

コツは「理由」や「想い」も合わせて発信することです。「なぜ女優になりたいのか」とか「女優になってどうなりたいのか」といった理由や想いをプラスして発信することで共感を得られやすくなります。


②あだ名のようなアカウント名にする
アカウント名は、あだ名のように呼び捨てできて親しみやすいものにしましょう。
「ゆうこす」のようにキャッチーな名前にすることで、以下のようなメリットがあります。 

・親近感を持ちやすい
・返信する時などに困らない
・ハッシュタグの分散を避けられる

③丸く尖る
普通すぎると面白みに欠ける上に、みんなと被って目立たないので少しだけ尖りましょう。でも、もちろん尖りすぎて誰かを攻撃するような内容は絶対ダメですので気を付けて下さい。

<プロフィールの設定編>
設定したキャラを踏まえてプロフィールを設定しましょう。ここはSNSを制するというぐらい大事な部分です。ゆうこすさんは具体的に以下の3つのポイントを挙げています。

①一瞬で何者かが分かる名前にする(例 ゆうこす/モテクリエイター)
②一行目には発信テーマとメリットを端的かつ印象的な言葉で飾る(実績も載せられるとベター)
③ヘッダー画像は発信内容が分かりやすいものにする

<Twitterの例>

無題のプレゼンテーション (2)


<ストーリーの発信編>
最後にストーリーの発信ということですが、主人公がいくら魅力的でも同じ話ばかりでは飽きてしまいます。なので、漫画の主人公のように自分の夢とその夢に向かって頑張る過程を発信していきましょう。

例えば、ゆうこすさんの場合は「モテクリエイター」なので、モテなかった人がモテるようになっていくストーリーです。その過程に共感した人が応援してくれるようになります。

また、そのストーリーに「挑戦」と「失敗」を織り込むことがポイントです。成功するためにはどちらも自然と付いてくるものですが、それをちゃんと発信していきましょうということです。

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成功ばかりの漫画なんて見ていても面白くないですよね。
人は挑戦して失敗してそれでも立ち上がる姿に惹かれますし、失敗をさらけ出すことで人間味も感じられるようになります。

◆ステップ5_発信する際のポイント

あとは設定したブランドに沿って発信していくだけですが、発信する際にもポイントがあります。

それは「共感+メリット」です。

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「それ分かるなあ」といった共感や、学びになる、刺激になる、悩みが減るといった有益なツイートができているかを客観視してみましょう。逆の立場になって考えれば良いと思いますが、こんな情報を提供してくれるアカウントはフォローしたくなりますよね。

◆最後に

ここまで主に共感を得るSNSアカウントの作り方を解説してきましたが、本書には他にも「Youtubeはサムネイルが命」など各SNSの運用のコツや、SNSからの仕事の作り方など参考になる内容が盛りだくさんで、今回ご紹介できた内容はごく一部です。

ぜひ実際に手に取って頂き、今まで以上に自分にもフォロワーさんにとっても嬉しいSNSの運用を心掛けてみてはいかがでしょうか。

今回は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
今後も仕事や人生に役立つ情報をどんどんアップしていきますので、覗きにきてください。

ではまた!

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