Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第百四十五回「ブリッツアーティファクト」
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おまけ
本日の抽選は…
Re:145回「突っ込め〜👊ブリッツアーティファクト」
ブリッツアーティファクト
5コストネメシス・アーティファクト・フォロワー
2/2→4/4
疾走
ラストワード 相手のリーダーに2ダメージ。
飛翔せよ、造られた意味を全うするため。
意味を無意味に帰するが、汝の意味なり。
飛翔せよ、造られた意味を全うするため。
汝の前では、あらゆる意味が無意味に堕ちる。
ブリッツアーティファクトはパラダイムシフトからプレイできる3種のうち打点担当。多分パラダイムシフトで一番プレイされている。
効果はシンプル。2/2疾走ラスワ2点。VECにスピアーエルフというカードがいるのだが、こいつの能力が4/2/3疾走でラスワ2点。異形エルフに入ってた。パラダイムシフトの初出がWUPなので、まぁ3.8コスくらいの効果と考えるのが妥当である。
ここでパラダイムシフトの他の選択肢と比較してみる。まずエッジアーティファクト。3/4ドレイン突進。スピアーエルフほどしっくり来る比較対象はいないのだが、多分4コスよりちょっと高いくらい。続いてプロテクトアーティファクト。4/6必殺守護。これの適性コスト帯は間違いなく5。
こうやって見ていくと、ブリッツアーティファクトはパラダイムシフト組の中だとコスト算的には一番弱い。そんなわけで事前評価段階ではプロテクトとエッジがチヤホヤされていた。しかし、実際にはブリッツアーティファクトが先に述べた通りパラダイムシフトの主役と言える存在だった。
その理由はパラダイムシフトの性質、及びAFネメシスを考えれば理解できる。
パラダイムシフトは7コススペルで上記3種のアーティファクトから1種を出すというもの。このカードのコストはＡＦが破壊されるたびに1ずつ下がっていく。これを加えるカードが初弾のWUP時点で同調、ロボ、アイスティー(、チャクラ)と複数枚配られている。これのおかげで手札にシフトをちゃんと抱えられるようになっているのだ。そのためにシフトのコストを下げて戦うというのが安定したプランになっている。
シフトがたくさん、それも低コストで集まるということは連打できる。コスト算的に大したことない疾走だとしても連打すれば守護を並べたり突進で面を処理するより一気に勝ちが近づく。そんなわけでなんだかんだで一番使う。エッジプロテクトが負けなくする効果なのに対して、ブリッツのみが勝つための効果。
ブリッツの偉いところが体力2。スピアーエルフと上では比較したが、もしブリッツも体力3だったらここまで強くなかったかもしれない。その理由こそが死にやすさ。ＡＦは機構の解放時代もギガスファクトリー時代も面が足りない。そんななかブリッツは顔に突撃しても即凸って死んでもそのターン中に2点は絶対出せる設計になっているのが最高。それゆえに体力2が偉いったらない。攻撃力2と3の壁はでかい。面で押すプランしたい時はエッジプロテクト使えばいいわけだから最高すぎる
また死にやすさは自害以外でも役に立つ。それがaoeの抑止。特にヴァーテクスコロニーやスケルトンレイダー、キャルみたいなフィニッシュついでにaoeを放っちゃうやつらに手痛いカウンターを喰らわせる。特に月光の執行者・リオードなんかは打ちたくなくてもターン開始時にaoe打っちゃうので、逆にリーサル手段として悪用されてる。rageで見たやつだ
このようにコンセプトが最初から強いのに、相性がいいカードも複数貰っている。デッキと共に見ていこう。
まずはシフトの始まりWUPAF。相性良いカードはシオン＆機構の解放。
モデストヴァッコロがあるのでプロテクトエッジもプレイしておきたいが、一回使っておけばあとはブリッツ最優先。機構の解放でぶん回してる時も即自害できるから打点与えながら山札回せるし軽い疾走だからシオンでバフもしやすい。シオンでバフした場合、取らなきゃ4点、取っても2点の地獄が展開される。
次の超相性いいカードがETA、始原の竜・バハムート。
このデッキのブリッツはマジで最強。バハムートによりブリッツが相手の面関係なく自害できるようになった、だけでなくバハによって全ての打点が＋1されるので極端なこと言ってしまえばブリブリブリブリバハムートで20点、otkである。ＡＦネメシスというよりブリブリネメシスというべきデッキとなっている。
次の相性いいカードがDOV、反逆の命・ミリアム。(あとパラシフ以外でブリッツを出せるスピネ)
(デッキはoos)
大味なバハムートに比べ、ミリアムは1コスでスマートにＡＦを割れる。これによってブリッツを簡単に4点扱いできるようになった。またミリアム本体出しでも自害が4点になるので相性がいい。どっちも相性が良くてブリッツの嫁としか言いようがない。特別相性がいいとは言わないが、インパルスだのジェネキャノンのための盤面空けがそのまま打点になるの最強だし最強。最強。最強。
そもそものブリッツ自体の強さに加えて、自害札も貰えて使いやすさも最高潮。画像探すのがめんどくさくて上では述べてないけどシオン以外の、例えばイルガンノから出てくるバイクとかガブリエルによるバフも活用可能。一生ＡＦネメシスの打点を担当していた
リミは知らないけど、ミリアムや同調でシフトが加えられるので多分使われている。ローテよりゲームスピード速いんだから余計疾走の重要度が高いだろ
パラダイムシフトのチョイスでのＡＦの並び順はプロテクトエッジブリッツなのに対して、スピネでの並び順はブリッツエッジプロテクト。わざわざ並びを変えているのには意味がある。シャドバではチョイスした順番に関わらず、テキストの上から処理される。パラダイムシフトは1枚しか出さないから順番関係なかったんだけど、スピネは素でも2枚、条件満たすとチョイスの時間すらなく3枚出す。スピネの順番変更は一番出て欲しいブリッツが最初に出てくれるようになっている。面が狭い時にシフトのままの順番だったらプロテクトだけ出されて困ることになっていたことを考えるとありがたすぎる。さっき上で述べたリオードでrage決勝決めたやつもスピネがブリッツから出さなかったら成り立っていなかったリーサル。ありがとうCygames。あと、これができるなら銃士の誓いのダルタニアンも前の方にできると思うんだけど、無理ですか？？
パラダイムシフト、過去に存在していたＡＦの改造版となっている。ブリッツアーティファクトの元はアナライズアーティファクト。加速装置時代に一番突撃させられていたＡＦであり、シンパシーを感じる。
精査せよ、造られた理由を全うするため。
無意味から意味を取り出すが、汝の意味なり。
分析せよ、造られた理由を全うするため。
汝の前ではあらゆる無意味が意味へと変わる。
無意味を意味と変えるアナライズに対して意味を無意味に変えるブリッツ。知的なイメージのドローに対して顔2点のアホさ。いい対比。
連打するから友田がよく叫ぶ。ブリッツアァァティファクトォォオ！！
#RAGEシャドウバース
— 友田 一貴 (@PolngaxNagi) June 21, 2020
ブリッッッッッツアーティファクト pic.twitter.com/DyAp7JadHm
パラダイムシフト、完全に見捨てられてるんだけど友田に叫んで欲しいからもっと出してくれ
前回→魔術の一撃
次回→フレイムデストロイヤー