Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第七十一回「黒龍の呪い」
ごめんやっぱ流石に誕生日くらいは前語りにさせてもらうわ。おめでとうツイート、今後1年いつでも受け付けてます
って展開をするために昨日は誕生日をネタにしないというフリをしたのだが
普通にネタが降ってきた。困るよ…ウマ娘コラボの日程からして5/19に実装っぽい。早いね〜
というわけで明日からの前語りはアディショナル事前評価です。お楽しみに
本日の抽選は…
Re:71回「もう逃げはしない(逃げ)!黒龍の呪い」
誕生日に呪うなよ
黒龍の呪いは「竜槍の戦士・ローウェン」の専用トークンである。
ローウェン、呪いともども能力変更がなされているカードなのでとりあえずバフ前から見ていく。
テキストが長え!!!!
まず基礎スタッツは3/3/2突進。ブリッツランサースタッツである。そして手札に黒龍の呪いが無いなら1枚ハンドイン。黒龍の呪いには二つの効果がある。ターン終了時非覚醒なら手札から公開して自分の顔に1点。ターン終了時最大ppが10ならこれまた手札から公開してランダムな敵フォロワーかリーダーに2点飛ばす。さらにローウェンはエンハンス5で槍を場に出す。効果は全てのダメージを+1する竜爪の首飾りと同じもの。ただしCD2付きでラスワのランダム1体破壊が付いている。
効果を見たところで当時のカード評価だが、ここまで長いこと書いといて弱い。まず序盤に突進として使うとなんか自傷しちゃう。ヴァンパイアならまだしもドラゴン。なんならブリッツランサーより弱い。覚醒に入ればデメリットは無くなるが無くなるだけで効果発揮には10ppまで待たなくてはいけない。で、そこまでやって出来ることがランダム2点。努力に対する対価が見合ってねえよ。しかも複数抱えられないと来た。別にそんなに縛らなくてもいいだろ。翠嵐の斧使いですら効果重複できたというのに…
このように3コスト出しは悲惨なのでエンハンス5を考えていく事になるのだが、これも別に…竜爪の首飾り自体はギミックとして強いしそれを突進とセットで出せるのは隙が少なくて偉い、偉いのだが。CD2が邪魔すぎる。ローウェン出すターンは5pp使うからフルでコスト使えるのが次ターンしかない。泣いちゃった。しかもこのダメージ増加、呪いの自傷ダメージもしっかり増やす。ゴミw!
ローウェンはRSCアディショナルストーリー主人公サイクルの1枚なのだがその中でも唯一弱いカードって感じでめちゃバカにされることとなった。あぐのむが逆張りで「強い!」って言って強さ証明するために生配信してたんだけどそれで精神ぶっ壊してた。草。まぁ俺も逆張り側の人間だったけど…
ドヤれませんでした
そして来た。能力調整が。
黒龍の呪いを加える枚数の制限が無くなり、2ダメージ飛ばす条件が10ppから覚醒になった。
その結果、こいつは弾けた。
翠嵐のように重なる毎ターンダメージをめちゃめちゃ簡単に拾えるヤバカードに変貌した。自傷が気になるので序盤弱いのは変わらないが、覚醒突入付近及び覚醒後に出すとサクッと盤面処理しつつお手軽に毎ターンダメージを獲得できる。竜殺しの槍によるダメージ増加も7ppで呪いが起動するようになったからかなり活きるようになった。しかも複数加えられるようになったので8pp下エンハローウェン素ローウェンで2面取りながら3点呪いを顔に2発とかできちゃう。こんな感じで一気に器用になった。
またアホほど相性がいいカードとして「ブルータルドラゴニュート」が登場。4/3/3覚醒なら2pp回復で進化時5点の疾走。単体でも2/3/3疾走ながら進化で守護を剥がせる疾走とパワーが高いのだがローウェンと合わせるとめちゃ強い。7pp下でブルータルローウェンと出してブルータル進化すると2面処理しながら6点疾走+呪いが飛ぶ。槍を出すターンがもったいない問題がこのカードで解決してしまった。カード追加とバフで全ての弱い点が解決しちゃった。
普通にテキストが強すぎるのでありとあらゆるドラゴンにぶち込まれまくった。
自然ドラ、バーンドラ、バフドラ、etc…どこでもお構いなしである。なんなら「ドラゴンというクラスはどうやってブルータルローウェンに辿り着くかのクラス」とまで言われていた時期もあったくらいに。呪いがチラチラ毎ターン公開されるのなんかウケるけど時間かかるししっかり打点なので気分がローだと腹立ってくる
このようにバフでヤバいカードとなり現役バリバリの最強カードとなった。バフってアラガヴィみたいな残念な例が結構多い中でしっかり活躍するどころか環境取っちゃうんだからすごいよお前は。こいつバフのくせにテキスト量減ってるのオモロい
ローウェンがバフされた時「事前ナーフ解除w!」とかTwitterで言われてたのだがこの活躍ぶりを見るに本当にされてたのかもな…ってなる。事前ナーフ、冗談だと思われがちかもしれないが実際のところ
実装直前段階でタルタロスが7/7として公開された例があったり、式神・貴人のAOE時の演出がフォロワーの上に走っていなかったりとギリギリの能力調整を感じさせるようなモノはそこそこある。だからローウェンもそれなんじゃねえかな〜。デメリット付きすぎだもん
効果の発動順はリーダー付与から、と覚えている人はかなり多いと思うが実は手札公開が一番先である。割と重要。あと手札公開が複数種ある場合の順番はランダムだったはず。検証めんどいから誰かやっといて〜
能力調整前後に関わらず「これらの能力は、自分の手札の黒龍の呪いが3枚以下なら働く。」の注意書きがあるのだが、これはよくわからない。バフ前は特に。このテキストはジオースにもある。手札から公開するカードにはこれを書かなきゃいけないっぽいのだが、なんでなのかはよくわからない。
このカード、コンセプトとしては呪いを受けつつもそれを克服する、というものになっている。自傷を10ppになる事で克服し寧ろ自分の力にするというのはストーリーにも一致するね。たしかに覚醒程度で克服しちゃダメだなってなる気持ちもわかるよ。まぁそれだと弱すぎたんだけど。呪いを複数枚加えられない理由も分かる。まぁそれだと弱すぎたんだけど。槍を振るうと自傷ダメージが上がるのもすげ〜納得感ある。総じてこのカード、ストーリー再現のための設計がうますぎる。
ただちょっとアレな点がある。それがコスト1であるという点。1コスト払った程度で呪いから解放されちゃダメだろ…しかもプレイ時のボイスが「もう逃げはしない!」である。嘘つき。呪いから逃げてるじゃん。せめて10コストにして欲しかった。初期ドラゴンの最低コストランダム捨てでもポイポイ捨てられるのはちょっと…リーダー付与の方が呪いだったんじゃないか?とも思うのだが手札欄を埋めるという形で呪いを再現しているのかも?わからん
「竜」槍の戦士・ローウェン、「竜」殺しの槍なのに黒「龍」の呪い。モヤモヤする。
そもそもシャドバだと「竜」に対して「龍」はほとんど使われていない。わざわざ「龍」を使ってるやつはモチーフが中国寄りなやつと、グラブルの通り名そのまま使ってる護国真龍。その中で何故か黒龍の呪い。なんなんだ。ストーリーの黒龍表記に合わせたんだろうけど、それならそれで龍殺しの槍に出来たのでは??やっぱりわかんねえ
このカードの原産地はアニシャド。そこでの効果はだいぶ違う。
これをプレイするとローウェンが竜の姿になる。竜になっちゃったからもうカードはプレイできないっていうカード。その割には5点ずつしか飛ばせないなしょぼいんだよな…「攻撃時 ドラゴン・フォロワーに攻撃したなら、必殺を持つ」は竜殺しの槍とかで出せる効果となっていてヒイロピンメタ。諸々の点が対ヒイロの1戦しか考えられてない。まぁアニオリカードなんてそんなもんよ。
でもそう考えると殺竜剣ってカードヤバいな、あのカードアニオリだろ
なんかウケる
前回→レディアントシャーマン
次回→ストーンホエール