Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第二百十六回「警察神官•パイン」
流動性👊
本日の抽選は…
Re:216回「このnote疲れた!!!警察神官・パイン」
白状しちゃう魔法薬!
警察神官・パインはVECにて登場したビショップフォロワー。つっこめつっこめ〜!
1/1/2で効果は自フォロワー1体に突進付与しその代償として1点与える。
この効果は恐らくカウントダウンアミュレットとのシナジーを考えて作られたものと思われる。カウントダウンが割れるタイミングでこいつをプレイすることで虎や白竜がそのまま動けるようになる。
DRKにスカイスピリットというカードがあるのだが、これが3/2/3で自軍1体に突進付与、というもの。これはコストがまぁまぁ重いせいであまり使われていなかった。パインはこの反省を活かし、1点の代償がついたものの1コストで突進付与ができるようになっている。偉い!
またそもそもとしてこいつのスタッツは1/1/2、ゴブリンスタッツである。どんな状況でも味方に1点を与えなきゃいけないデメリットこそあるものの突進付与は普通に強いので、ちゃんと強い効果持ちの1/1/2として活躍が期待される。
ただ、登場当初はあまり活躍できていなかった。
その理由は相性の良いカウントダウンアミュレットがあんまないし、それが入るデッキも存在しないことにある。当時のカウントダウンはジャッジメントスピアマスターやムニャール、フェザーサンクチュアリから出てくる隼など自力で動けるフォロワーがかなり多い。こいつで突進を付与してうまい白竜虎を出すカードは聖獣への誓いや白竜降臨、純白の祭壇とカードパワー不足。使い道が大して無い。
アミュビショ以外で使おうにもビショップはアグロの色が薄いから1/1/2というのも大したメリットではないし、楽園の聖獣エンハ4でうだうだするなら1/2/2のィーィイや攻撃不可付与のペトラとライバルが多すぎる。そんなわけであまり活躍できていなかった。
のだが、ローテ落ち直前SORにて転機が訪れる。それが清浄の領域の登場である。
清浄の領域は置いておくと毎ターン回復するたびに「ランダム3点」「虎出す」「ランダム1体に守護選択不可+2/+2を付与」を順番に行ってくれるアミュレット。デッキとしてはこれを複数枚置いた後、毎ターン回復し続けることで回復、面除去、面展開を同時に行うことで相手の動きを遅らせラーゼルガでフィニッシュするというもの。
パインはこのデッキにおいてかなり仕事できる。一番大きいのは虎ゼルガ突進。清浄は複数枚置けていればランダム3点のおかげで除去として扱えるが、1枚だと流石に物足りない。そこで本来動かない虎やゼルガをパインで叩き起こす事で除去に安定感が増す。ゼルガは進化切れないのでかなり好相性である。また、アグロ系デッキに対して清浄までの時間を稼ぐ1/1/2スタッツとしてや(当時はアグネク全盛期、プリンやボンフリを2回踏める)、カイブラや包み込むで手札ジャバジャバになるのでテキトーに投げれる1コストとしての役割も持っている。
ただ、枠の問題で一般的にはあまり入っていなかった。上で挙げたデッキリストはbo5のメタ構成的な意味でユカリが抜かれているから、そこにパイン(と破邪)が入っているようである。
こんな感じで落ちる直前に唐突に活躍し、そのままローテから去っていった。ビショップ、こういうカード多くない?(西風神とか)
パイン、何かのデッキに入ってたのは覚えてたんだけど何に入っていたか思い出せなくて40分くらいTwitterと睨めっこするハメになった。清浄とかいうデッキ、記憶から吹き飛んでたせいでかなりの時間を持っていかれた。クソ疲れた。今までのRe:天で一番疲れたかも知れない。
突進付与界隈、インフレが凄い。特に音速の突破とかヤバい。AF無料進化に目が行きがちだが、普通に0コス突進付与してる。ヤバい。また、場に出したカードに突進を付与するのはコストのくっつき的に難しいと判断したのかは知らないが、寿命の確認やジュエルドラゴン、ナチュラルペインターなど手札にいる状態のものに突進を付与するカードもかなり増えた。パインは生き物であるメリットがあるのでここら辺のメンバーに劣らぬ魅力はそこそこあるんだけど、それはそれとしてインフレはしてる
掛け合いボイスを2つ持っている。1つ目はフェリアに対して。「フェリア様、素敵〜!」。これは神バハでの絡みに由来する。
2枚目はシーフガール。「おっと、協力者の方ですか!」。シーフガールの方からは「ご依頼お待ちしておりまーす!」。シーフガールのフレーバーテキストを見るに、彼女はパインに依頼されて盗賊から盗みを働いたようである。
↑いい子かい
こちらは神バハで繋がってるわけではないので、VECで同期だし付けとく?くらいのノリで付けられたものだと予想される。一応靴で突進付与出来るというちょっとした繋がりはある。
掛け合いボイス、2個用意されてるのは良いんだけどマジで聞く機会がなかった。初めて聞いたもん、今回。こいつらが揃う局面、無すぎる
dovにて闇堕ち。ダーティジャスティス・パインとしてリメイクされた。こちらは守護ビショのバーンカードという立ち位置であり、かなり本家と違う能力となった。与えるダメージが1という点が共通しているが、逆に言うとそこくらいしか共通点が無い。
キャラ設定としては魔法薬を研究している警察神官。警察神官ってなんやねんって感じだが、教会所属の警察ってことらしい。その魔法薬の効能がフレーバーテキストにあるような激ヤバ自白剤だったり急に走りたくなるものだったり眠らなくて済む薬だったり副作用で頭おかしくなったりとまぁまぁ過激。こんな厄介な薬を犯人らしき対象に撃ちまくろうとするので現場に出させてもらえないそうである。
やってることが薬無差別注射とかいう闇すぎるせいで闇落ち後のフレーバーテキストが以下の通り。
更正認めてないから正しい仕事とは言えないけども、前よりはまともに仕事してる感じになってしまっている。自作の薬ぶち込んでくる奴と比べちゃうと全てがマシだ。
前回→死地からの生還
次回→永久凍土のベヒーモス