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天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第七十九回「アリアの旋風」

これなんだけど次弾十禍リメイクフラグあるしそういう路線で攻めるのがいいのかなとか思ったりした寝起きの僕。

たとえばリーシェナは二つ名に殺戮の歌姫っていうのがあるから殺戮は熱いみたいなね、

まぁ僕以外に参加者いないからこんなん考察しても何も無いんですけどね、はい

本日の抽選は…

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第七十九回「害虫導く聖なる風、アリアの旋風」

(BBは無いです)

STR-ゴールド
2コストエルフ・スペル
お互いのフォロワー(フェアリーとフェアリーウィスプを除く)すべてにXダメージ。Xは「このカードを含めず、このターン中にカードをプレイした枚数」である。

進化前
この風は森の情。この息吹は森の願い。
悪しき者よ、自然の驚異を知りなさい。

一応関連カードも。

フェアリー
トークン-ブロンズ
1コストエルフ・フォロワー
1/1→3/3
-

フェアリーウィスプ
トークン-ブロンズ
0コストエルフ・フォロワー
1/1→3/3
ファンファーレ このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、このフォロワーは消滅する。

2021年、開幕!!

カード効果の但し書き、そしてリメイク前のフェアリープリンセス、導きの妖精姫・アリアの能力を考えるにこのカードはフェアリーを用いるデッキの強化として作られたのだろうが、現実は違っていた…

まず効果を見てみるとプレイ枚数(このカード含めず)分のAOE。自盤面も巻き込むのでプレイ枚数稼げる=採用とはならずプレイ枚数稼げて最終的にフェアリーを用いるor自分の盤面が必要ないという限られたデッキにしか採用できないようになっている。しかしその条件を満たせさえすればAOE火力としては超高水準で実質テミスレベル。ただ対面の羽虫もぶっ飛ばさないのは割とアレでミラーが増えると嫌だっていうアイシィレンドリングみたいな悩みを抱えている。

この効果を使いこなしたデッキのひとつとしてまずアマツエルフがある。選択枠ではあったがフェアリーはAOEに巻き込まれないので対面の守護剥しやターン稼ぎに使えて僕的にはそこそこ感触良かった。まぁアマツ引ける前提のカードなので刺してない人の方が多かったけど、悪くはなかった。

そしてここからが本命だがもう一つのこのカードを使いこなしたデッキ、それも選択枠ではなく必須枠で、はみんな大好き「豪風のリノセウス」。ROGで登場したこのカードは簡単に言うと8回場に出たら勝つ、というものなのだが、当初はバウンスカードが自然の導き、機械樹の番人くらいしかなかったのでその実力を持て余していた。(アンリミではすでに暴れていたけど。)しかし時はVEC。

対空射撃、再録。バウンス9枚体制となりいよいよリノセウスの出し入れが容易に。その結果生まれたデッキが以下。

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森の女王・リザによる安定したリノセウス供給と9枚のバウンスがあれば出し入れだけなら完全に再現性高く可能であった。しかし対面は壁ではない。それゆえに残りのスロットルに除去札を積みに積みまくったのがこれである。リノセウスは出し入れする際1コストを1コストでバウンスするという行為が行われるのでプレイ枚数稼ぎは容易であり旋風のバリューは凄かった。リノセウスはどうせ手札に帰ってくるので自盤面の心配も不要。リザを殺せるのも良かった。横の旋風、縦の唯我、エンシュといったところか。

しかしこのデッキタイプはリノセウスを引くことを前提とした構築であり、それを可能にしていたざわめく森、森の女王・リザはどちらもOOTであり、すぐにローテ落ち。リノセウスの活躍はここまで、あとはアンリミで頑張れ、と考える人は多かった。

そして時はUCL。エルフは密林とかいうわけわからんテーマを得て、なにしよう?みたいな雰囲気になっていた。そしていくらか経ったプロリーグ。そこに最初に現れたのはゼウスやヴォジャノ沼のヌシの姿であった。これらをどう活用するかと言うとアリアの旋風やメイといった除去カードとプライマルギガントや荒野の休息といった回復カードを自然ギミックやカーバンクルでデッキを回転させながら一生耐え続けて上にあげたデカブツをぶん投げて殺すというものだ。所謂コントロールエルフの始まりである。しかし上記のフィニッシャーはゼウスは信用できないし、ヴォジャノは置く隙が難しすぎた。この路線でいくのは難しいのかな、と思われていたがここにヤツが来て事態は変わる。

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フィニッシャーをリノセウスに据えたことによりもともと相手が何もしてこない時は本当にすることが何もなかったこのデッキがそれをリノセウスの出し入れの時間にすることに成功した。そもそも序盤に引けば前期の理不尽押し付けも出来るしで超適正であった。コッコロなどのUBをバウンスで使い回す動きが他のフィニッシャーと比べるとしづらいという点はあるがそれにしても強かった。そしてこのデッキにおけるアリアの役割で一番大きかったのがクオン盤面の殲滅である。自然ギミックによってプレイ枚数を稼ぎやすくなったのでこれさえ抱えていれば6クオンにも対応できる局面が多かった。(まぁ無いと対応できないあたり6クオンは強すぎたし今でも強いと思うからあいつがバグ。)しかしこのデッキからはカーバンクルがローテ落ち。カーバンクルはこのデッキにおける最高の潤滑油だったので次弾のリノセウスの存続は心配された。

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しかしもうそこはリノセウスが強すぎた。以前までのようなイカれすぎた継戦能力こそ無いものの、ちゃんとドローを回してリノセウスに到達できればガンガン行けるし、ガイアによる守護突破も可能となった。このようにアリアの旋風はリノセウスの形が最初のリザ最高型からこのようなコントロール型に変化するにあたってもバウンスではないにもかかわらず常に一緒に居続けたカードであった。

アリアが落ちてもリノセウスは最後の輝きをFOHで放っていたがまぁそれはいつか話しそうだし脱線しすぎなのでここまでで。

ところでアリアの旋風っていう名前なのにアリアはこの旋風で死ぬ。

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前回→サディスティックナイト

次回→天星剣王・シエテ

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