みんなの憧れペンプグラインド【動画】

 先日の北海道で撮影してきたのでショート動画で公開しました!

 見た目が派手だし、スキーボードならではの技といえばこれ。先っちょだけでスライドしていく技ですが、こんなに長い距離を滑るのは熟練者でなければ難しい上級トリックです。

<要注意>
 ペンプグラインドやノーズマニュアルのような「プレス系」と呼ばれる技はとてつもなく板に負荷をかける技なので、板が折れる、ビンディングが壊れるなどのトラブルが発生しやすくなります。このような技で板を破損した場合は「意図的な破損」とみなされるので保証期間でも保証対象にならず、多くの場合修理が不能になりますので、行う場合は自己責任で十分承知の上で行うようにしてください。

 ペンプのコツはまずノーズマニュアルができること。なんですが、意外とノーズマニュアルができなくてもできてしまう場合もあります。体を前に傾けすぎる形だとできないので、動画のようにまずは姿勢が大事です。
 思い切って板を前後に開くのもコツですね。

 また、固定式ビンディングのほうがやりやすい傾向にあります。解放式でもできますが固定式の方が姿勢のバランス調整しやすいので、そこは好みで選ぶと良いでしょう。解放式ではヒールピースが解放しやすいので、技に合わせた調整も考えた方が良いでしょう。

 それから大事なのが硬いゲレンデ。ゲレンデが固くないと結構難しいです。斜度もそこそこ必要で、練習では怖いので浅い斜度のゲレンデで試しがちですが、浅い斜度だとスライドできなくて技になりにくいんです。

 そしてこの技最大のポイントは「できる板とできない板がある」ことです。どれがやりやすくてどれができない板というのははっきりとここでお伝えしにくいですが、固い板より柔らかい板の方がやりやすさはあります。
※そのわかり破損の可能性が高くなります。
※樹脂製芯材の板はこうした技では折れやすいので、木芯の板の方が多少は安定します。
※ノーズやペンプをやりすぎると、芯材に関わらず板が変形します。
※チューンの仕上げ次第でもできる板、できない板が変わります。トップのあたりのエッジがある程度ないとできない傾向にあります
※膝が悪い人は膝にすごい負荷がかかるのでご注意ください。

 。。。なんだか注意事項の方が多いですね。それくらいリスキーな技ということです。だからこそやる人が少なくて、できる人も少ないのかもしれません。かくいう私、苦手です。ぜーんぜん上がらないのでこんなにかっこよくできません。ガチ上げノーズができればやりやすくなりますが、ガチ上げノーズが苦手な私・・・。

 もし練習するならば、使い古した板とかで練習するのをお勧めしますよ。行う場合はガチのマジで「壊してもいい」覚悟でやってくださね。

#スキー #スキーボード #ファンスキー #GRskilife

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