【新作スキーボード!】 Saltoro 公開!
先日公開した「GoodDays'85」に続き、こちらもチラ見せしていた開発名K10こと「Saltoro(サルトロ)」を正式公開します!
「Saltoro」(予定販売価格¥47,000(税抜き))
128cm 3サイズ125−98−118 サイドカーブR11.0m
NoNameによって築かれたニューカテゴリー「ロングサイズスキーボード」の最新モデルになります!長さはGR最長の128cm!
開発の細かい話は後に置いておいて、このSaltoro(サルトロ)はウッドコアサンドイッチ構造のツインロッカーで、類い稀な走破性を誇ります。従来のスキーボードが苦手としていたシチュエーションを難なく乗りこなす性能は長さの恩恵もありますが、しかし「スキーボード」としての楽しみは失っていません!取り回しやすさ、軽快さは間違いなくスキーボードのものです。
※長さの都合により固定式ビンディング仕様は用意されません、あらかじめご承知ください。またビンディングは別売りとなります。
もちろんGRでプレチューンされますから大きさの割に滑走性も高く、短いスキーボードが苦手だけど長板は…と考えている方に特にお勧めできます。しかも基本性能が非常に高いのでフリースキー入門にも最適!スイングウエイトが軽くパークライディング適正もばっちり!細過ぎず太過ぎない98mmのセンター幅はむしろパークのために求められた幅です。
キッカーでもその性能は遺憾無く発揮されます!ライダーいわくGR史上最強と言わしめた性能で、グラブが目立たせにくいスキボでも128cmはアピール力満点で、ソールのデザインはそのことも念頭にデザインされました。
なおSaltoroではGR板では初めて滑走面にシンタードを採用しますがこれは滑走性などの追求によって与えられたもので、ツインチップロッカー形状でありがちの滑走で板がばたつくことはほとんどなく、スキーボーダーからは異次元の、フリースキーヤーからは新感覚の乗り味を実現しました。滑っても楽しい、遊んでも楽しい、そんな板がこのSaltoroです。
さて、このSaltoroはGRskilifeがブランドとして立ち上がる前からお世話になっているライダーの「ケニー」さんのシグネチャーモデルになります。ケニーさんはスキボ界隈と一部のフリースキー界隈ではお馴染みのあのでっかい彼です。
GRの中の人である私とケニーさんは親友の仲で、出会ってから現在に至るまで大変長らくお世話になっています。ケニーさんがいなければGRは無かったかもしれません。
そんな彼を知っている人はわかると思いますが背の高い彼。スキボは好きなのですが99cmでも110cmでも短く感じられてしまい、おもいっきり楽しめるスキボを作って欲しいとずっとお願いされてきました。そうして動き出したロングサイズスキーボードのプロジェクトはNoNameの成功もあって一気に加速しました。
その流れで生まれたのが「K10」でした。KはケニーにKで10はCO10の10です。友情です。
設計には非常に長い時間がかけられ、彼のような背の高い人たちが思いっきり楽しめるスキーボードを思い描いて仕様が煮詰められました。デザインについてもケニーさんが軸となりイメージされたシックな雰囲気、K10という開発名から導かれたのがカラコルム山脈に連なる10番目の山、K10こと「サルトロカンリ」で、そこからモデル名をいただくことになりました。そこに85でもお世話になった伊藤氏の描いた狼が組み合わされてGRとしてもスキーボード界としても今までに無い板が誕生したのです。
正直、ケニーさんがいなければGRは「スキボは短くないとだめ!」って考えていってしまう所でした。しかしケニーさんが「長いスキーボードの必要性」を気づかせてくれて、結果GRは多種多様なモデル展開ができるようになりました。もちろん100cm以下にこだわるスキーボーダーもいらっしゃいますが、ケニーさんからの気づきからその制限ゆえに楽しさを諦めざる人たちも少なからず居たのです。
体格や年齢、遊び方などで従来のスキーボードが楽しめなくなった人たち。ならば、作りましょう!スキーボードからはみ出した板ではなく、スキーボードの世界を広げるものとして!
このモデルのリリースにはそんな考え方に気づかせてくれたケニーさんへの感謝が込められています。ちなみにケニーさんに会いたい皆さんは、奥志賀高原スキー場のフリーラインパークで非常勤ディガーとして彼は休日に働いていますのでぜひ遊びに行ってみてください。最高のゲレンデと素晴らしいパークとそして気のいいディガーさん達の中に、頭ひとつ高いスキボダがいるはずです!
と、彼について描き始めると長くなりますし彼自身ニヤニヤしてしまうでしょうからこの辺にしておきましょう。
SaltoroとGoodDays'85はユーザーからの意見が登場を実現したものです。最大と最短、二つの相反する長さをもつ新しいスキーボードですが、どちらも「スキーボードの楽しさ」を追求して生まれました。
これらのモデルの予約は二月より行う予定です。また試乗会ではさまざまな都合でグラフィックが載せられていない板での試乗になりますが、ぜひ試していただいて新しい世界を体験していただきたいと思います。
さて、次は…