リキッドワックスって実際どうなの?【アンケート結果】
先月にアンケート頂いて結果をお伝えしていませんでしたね、ご回答頂いた皆様ありがとうございました!
結果を見てまず半数以上が1日以上の効果があると感じていたのが大きなご意見でしたね!この半数以上の方は恐らく実際に今のリキッドワックスを使った経験がある皆さんだと思います。
そして、効果も実感している方々だと思います。
正直私も最初はリキッドワックスはあまり信用してませんでした。元々ホットワックス出来るし、自分で調合もしたりしていつもベストの板の走りを期待して経験を積んできたので、その苦労が塗るだけなんて・・・と思っていました。
が、使ってみたら悪くない。むしろ良い。ベースさえしっかり入っていれば下手にワックスを繰り返して塗り込むよりも調子が良いようにすら感じました。
特に感じたのが硬いワックス。滑走面の保護の目的でしばしば使われる硬いワックスは、特に私のホームエリアの八ヶ岳周辺ではマストです。気温はやたら低いし人工雪なので雪の粒子が硬い。こうなると-30度クラスの硬いワックスが入ってないとあっという間に滑走面がボロボロになるんですが、硬いワックスは使用温度がとても高い。
だいたい140度。ものによっては150度とか。野菜が素揚げできる温度です。
使った事ある人だとわかる話なのですが、とにかく硬いワックスは扱いが面倒。アイロンも気を使うし、でもしっかり熱を入れないと浸透しない。で、剥がすときもとにかく硬くて仕事が大変。
そのせいで、私の親指の靭帯は消えて無くなりましたwスクレーピングのしすぎです。
そんなときに出会ったリキッドワックス。これを使うとまずすっごい楽。剥がさなくていいだけで本当に楽なのに、満遍なく全面に均一に仕上げられる。なので柔らかめワックスとしてクリーニングワックス→オールラウンド系パラフィンワックス→低温用リキッドの組み合わせで十分な滑走性を得られるようになりました。
滑走面が健全な状態を維持しやすくなったので、シーズンメンテもすごい楽。最低でも月1回はフルでワックスを入れ直していたのが、ここ数年はシーズン前と春頃のワックスチェンジの時ぐらいで、あとは気になったらクリーニングするくらいで済むようになりました。
このやり方は過去に動画でもお伝えしてします。
ここで使っているNF-02LQDはアイロンで使う場合は140度で融かして使うワックスです。ハヤシワックスのワックスは融けムラがなくて使いやすいのですが、乾くとしっかり硬くなるので剥がすのが大変です。が、リキッドならご覧の通りとっても簡単。もしアイスバーンがあるようなゲレンデだとさらにその上、NF-03を使いますが、個体状態だとレンガかと思うぐらい硬く、温度も150度が必要でとても一般向けじゃありません。
これも、リキッドなら楽に気にせず使えます。いいですね!
私の場合はこのように柔らかいワックスはアイロンで、硬いワックスはリキッドでメンテナンスしています。トップワックスは色々使い分けてましたが基本今はリキッド。それにGRWAXができたのでトップワックスも気にしないで使えますね。
アンケート結果から販促の話になってしまいましたが、実際使ってみる価値はあるのがリキッドです。ホットワックスと組み合わせて使うととても効果が体感できるので、皆さんの方でも色々使い分けて使用してみてください。
また、試してみないと・・・という方はGRの試乗会にいらして下さい!GRの試乗会の板は全てリキッドで仕上げていますので、その効果が感じられると思いますよ!
#スキー #スキーボード #ファンスキー #GRskilife