運動不足の丹沢大山登山
・5月21日に丹沢大山に登った。登山は高尾山に次いでまだ二回目で、友人に誘われて行ったが運動不足のオタクには少し辛かったので日記とは別に備忘録として残しておく。以下私のスペック
・去年の7月から週1でポールダンス教室に通い、11月から週2でジムに通っているがムキムキではない。食事は管理していないので痩せてはない。筋トレも苦手だが有酸素運動も苦手。引きこもりがコロナになってから加速し、無職になってから定着した。すぐ疲れる。階段苦手。学生のころは全て文化部だったので基礎的な体力、無し!!
🚌バス停〜阿夫利神社まで
・行きはケーブルカーは使わずに女坂を登った。事前に登頂動画を何本か見てはいたが、想像の5倍階段が多く、想像の10倍岩場がキツかった。二日前に雨が降って道がぬかるんだり、岩が滑りやすかったのも怖かった。
・天気は曇のち晴れで、登っている間はずっと曇っていた。霧が濃く、視界は良くなかったが時折吹く風が涼しく、風に乗って霧が動くのが幻想的で面白く感じた。あまり都会じゃ見られないものを見ると嬉しくなる。
・私は寒いのより暑いほうが断然辛いので、土のぬかるみや岩の滑りやすさはしんどかったがこの天気で丁度良かったのかもしれない。
・登山口から阿夫利神社までで辛かったことは階段だった……気がする。体力不足を痛感する辛さ。登っても登っても階段があり、霧は濃いしで階段を見るたびに絶望を感じて「ギャア!!!!」と喚いていた。その階段というのも、一段目の高さがエグかったり高さがばらばらだったりで確実にこちらの疲労を削ってきた。怖〜
・私は体力筋力無し人間なので階段を登るたびに休憩していたが、友人含め周りの人は私ほど息も上がっていなかったので凄いなあと思った……本当に、凄すぎる。まだ2回目だが、山に登るたびに友人へのリスペクトが増えていく。
・大山寺で土器を投げた。穴には通らなかったが、投げるだけで厄が払えるのでヨシ!
・阿夫利神社に着いたとき、グミやラムネしか食べなかったのだがこの時おにぎりを食べておけば良かったな〜と後から思った。補給大事!!!
🌳阿夫利神社〜山頂まで
・阿夫利神社から山頂まではかなり辛かった。阿夫利神社までは体力的なしんどさがあったが、山頂までは筋力的な辛さだった。主にふくらはぎが……。
・山頂までは岩場が多く、手を使わないと登れないようなところも沢山あった。休憩を挟んでいたので体力はあったし呼吸も整ってはいたのだが、元引きこもりのふくらはぎは限界に達し、岩場を登ってまた新たな岩場を見るとどうしても足が止まってしまった。
・気持ちの問題もあったのかもしれない。口では「頑張るぞ!!!」と言っていたが、登っても登ってもゴールが見えないのはちょっと辛かった。あとめちゃくちゃ岩場登る毎に休んでいたので同行していた友達に多少の申し訳なさもあったり。でも無理するよかいいよね!と最終的には開き直った。
・登りながら大山が初心者向けとかぜって〜〜〜嘘だろ!!!と思ってた。
・ゴールまであと二丁、というところが1番辛かった気がする。本当に!?ゴール見えないんだが!?!?という気持ちと、帰りこの岩場を下らなきゃいけないのかという恐怖が先行していた。結果から言うと帰りは別のルートで帰ったのでこの不安は杞憂に終わったのだが。
・当たり前だが足を動かさなければ登頂することは出来ないので、少しずつ足を動かしてなんとか登頂した。そう、登頂出来たのだ!!!!!!やったね。
・登っている間はずっと曇り+霧だったが、登頂してご飯を食べているときに風で少し晴れ間が見えてテンションが上がった。
・山頂茶屋の店員の方に、「こっちに面白いものがいるから来てごらん」と言われた先にいたもの
・気づいたら靴やズボンの裾がとんでもないことになっていた。ハイカットの登山靴を買おうと決意した日。
🏠下山!!!!!!
・下山は友人の勧めで違うルートを通って行った。緩やかな代わりに行きのルートより時間がかかる。しかしこれがめちゃくちゃ良かった。少しずつ日が差して、心地の良い温度の風がずっと吹いていたのが気持ちよく、ふくらはぎはパンパンだし止まるとめちゃくちゃ痙攣するが、それすら面白く、友人と喋りながら終始楽しくてルンルンで下った。
・途中で晴れてきて画像の景色を見た瞬間、あ〜頑張って登って良かったな、と思った。
・緩やかな場所だけではなく、何ヶ所か手すりのロープを使わなければ降りれないような岩場や滑落に注意する場所があったが、行きのルートと比べればなんてことはなかった。何度か「油断せずに行こう!!」と心に手塚国光さんが現れたりした(テニプリ未履修)。ありがとう、手塚国光さん。
・時間はかかったが、緩やかな道を下ったので精神的に元気なまま阿夫利神社まで来れた。心が元気だと身体が辛くても全然苦にならないので不思議。
・時間の関係もあって、阿夫利神社からはケーブルカーを使った。文明の利器、最高!!!!!
総括
・序盤は体力的な問題で辛く、終盤はふくらはぎの疲労で辛かった。ただそこまで心が折れなかったのは友人がいてくれたからだと思う。
・辛かったのは確かだが、登頂してからの感動が大きかったのでまた行きたいな、と思う。富士見台から富士山を拝みたいし、阿夫利神社でティラミスを食べたいし、帰りはケーブルカー使わずに下山したい。
・秋になったら絶対リベンジしよう、と思った。この日よりも休憩を少なくしたい。それまで体力作りと筋トレ頑張るぞ!!!!!!!