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Z/Xストーリー、アクティベート! 第20回 「二つ星の『恋人』 各務原あづみ」

皆さん、こんにちは。GRRRです。
前回まではZ/Xの主人公である特異点の一人、上柚木綾瀬の新世界での物語――嫉妬のBADENDまでの彼女の軌跡をお話ししました。
今回からはまた別の主人公のお話をしていこうと思います。
綾瀬や飛鳥の時もそうでしたが、だいたいは以前にX(旧Twitter)で公開した内容と同じなのですが、公式の情報が更新されて明らかになった内容は、そちらに準じた内容に修正して記載いたします。

では、早速、本題に入りましょう。
今回からお話しするのは、青の世界のゼクス使い、各務原あづみと青の世界のバトルドレス、ソードスナイパー リゲルです!

健気で内気な頑張り屋とその過保護者のバトルドレス。

1.青の世界の特異点、各務原あづみ

「……死にたくないから戦うの、それって悪いこと?」

では、まずはあづみちゃんについて簡単に説明を。

あづみちゃんは岐阜出身の14歳の少女。
年齢的には中学生ですが、彼女は他の同年代の面々と異なり、中学校に通ったことはありません。
なぜなら、ブラックポイントが開いた三年前から、本編の時間軸までずっと昏睡状態だったからです

もともとあまり体が強くなく病弱なあづみでしたが、リソース症候群をより重篤にしたような症状により、彼女は三年もの間眠り続けました。
そして本編が始まる数か月前に目覚めた彼女は、青の世界の上層部から、彼女の病状を抑える薬と引き換えに、リゲルと共に青の世界のために戦うように強要されます。
こうして、あづみは否応なく、ゼクス達の戦いに巻き込まれることとなりました。
同じ第一弾主人公である綾瀬が悲劇のヒロインなら、あづみは薄幸のヒロインというべきでしょうか。

ただ、あづみは物語が始まって数年後に自身の
運命を覆せたのですが、綾瀬は一度決着をつけた
復讐心と憎悪が再燃したことで、ちょっと前まで
大変なことになったのは前回までお話しした通りです。

性格は大人しく、そこまでお喋りが得意ではありませんが、心を開いた相手には普通に会話します。
上記のような経緯で戦いに巻き込まれたこともあり、当初は戦いには積極的ではなく、他者の命を奪うことに強く苦悩していました。
非好戦的な点は今も変わっていませんが、その一方で、成長した彼女は今やしっかりとした覚悟と共に、大切なパートナーや親しい人々たちのために戦う勇気を持ち合わせています。
特に、ここぞという時は誰よりも意志の強い面を見せることもしばしばです。
その一方で、前述のように中学生になる前に昏睡状態になってしまったため、知識などは小学生の頃のままになっている部分もあり、若干、他の人とずれている部分もあります。

また、特徴的な水色の髪の毛は自然のものではありません。
元々、あづみの髪の毛はうす茶色で、昏睡から目覚めた時に今の水色になっていたそうです。
これもリソース症候群の影響……というわけではなく、青の世界によるある処置の影響です。
詳しくは本編の解説をする際にお話します。

完全に余談ですが、初代アニメ版のエンディングで小学生の頃のあづみが登場する場面があるのですが、そこでの彼女の髪の色は水色でした。
おそらく、髪の毛の設定がアニメスタッフに伝わっていなかったのだと思われます。
まあ、大々的に公表された設定でもないし仕方ないね、と思っていたのですが、最終回のエンディングでは、しっかりとあづみの髪の毛の色がうす茶色になっており、ちょっと驚きました。
そして、公式で茶髪のあづみが描かれたのは、長い事この時だけでした。

後に登場した並行世界――reunion時空のあづみが
パニッシャーとして登場した際に、うす茶色の髪の毛と
なっていました。どうも、reunionの物語が終わった
後にも大決戦を行ったようで、その影響なのだそうです。

また、イラストを見てわかる通り、あづみは14歳という年齢にしてはやや小柄。
当初はあまり自身のスタイルを気にしていなかったのですが、最近は気になり始めたようで、本編やreunionなどで周囲のスタイルのいい人物を羨む場面も少し描かれています。

「リゲルと肩を並べて戦えるようになったね。」

ストーリーがしばらく進んだ後、ゼクス使い達はク・リト王家に伝わる宝具、ドリーム・キーを託されます。
このドリーム・キーはタロットカードのアルカナをモチーフとした属性がついており、あづみのそれは『恋人』。
……パートナーゼクスと女の子同士なのにそれでいいのか、とも思いますが、他に当てはまりそうなキャラがなかなかいないのも事実。
とりあえずリゲル大歓喜。

アルカナの意味は
正位置:価値観の確立・共感・絆
逆位置:誘惑・不道徳・空虚

物語の途中、あづみは逆位置が示すように誘惑に負け、空虚な想いのままに不道徳な行いをしたこともありました。
しかし、苦難を乗り越え、成長したあづみは自身の価値観を確立し、周囲の人物の苦悩や切実な願いに深く共感できる人物へと成長しました。
また、あづみはゼクス使い達の中でも特にパートナーゼクスとのの強さを強調されています。
そういう意味では、誰よりも『恋人』のアルカナに相応しい人物と言えるでしょう。

……ちなみに、当のあづみの恋愛指向はごく普通のもの
リゲルのことは大好きですが、「でもきっと、この「好き」は、恋愛の「好き」とは違うんだよね。だってわたしたち、女の子同士だもん。」と言っている場面もありました。
この発言があったのは物語の序盤なので今は違う可能性もありますが、果たして……。

「わたしもいつか恋しちゃうのかな…?
誰を消すの!? 落ち着いてリゲル!」

2.ソードスナイパー リゲル

「あづみ、あなたの障害は私がすべて撃ち抜きます!」

そんなあづみのパートナーが青の世界のサイボーグの種族バトルドレスの一人で、あづみの親友。
……そして、ゼクスを代表する残念な美人にして、あづみの過保護者
ソードスナイパー リゲルです。

リゲルは元々、青の世界の空戦部隊、ジズに所属していました。
美人でスタイル抜群、おまけにある事情から並のバトルドレス以上の強さを持っています。
強くて巨乳で美人のお姉さん……誰かさんがほれ込んでいるのも頷けます。

リゲルは元々は感情を抑制されていましたが、ある人物が密かに行っていた処置とあづみとの交流を通して、徐々に人間らしい感情を手に入れ、あづみのことを大切に思うようになっていきました。
……ですが、その一方で、あづみへの親愛の情が深すぎるあまり暴走してしまうことがしょっちゅうあるのが玉に瑕
誰かがあづみに危害を加えようものなら、それがささやかなものでも容赦なく攻撃し怪しい人物をあづみを狙う人物だと判断してトラブルを起こしたり……。
やりすぎた結果、当のあづみに窘められたり怒られることもしばしばで、この辺りがあづみの過保護者と言われる所以です。

本編でもあづみが好きすぎて暴走気味なリゲルですが、ギャグ漫画であるゼクス学園では輪をかけてひどく、しまいには教職を首にされる羽目に……。

本編でも権力者と色々と因縁があるリゲルですが、
ゼクス学園ではただの職務怠慢。これはひどい。

……さすがに、ここまで酷いのはゼクス学園くらいです。

実際、リゲルの感情の状態は媒体によって異なっています。
本編やゼクス学園は前述したとおりですが、初代アニメ版やCode:reunionではそういった面がほとんどないクールビューティーです。
初代漫画版は、本編ほどあづみラブではないですが、初代アニメ版などよりは感情が強く出ています。

……ただ、最近のカードのフレーバーテキストを
見てると、reunion時空のリゲルはだんだん
過保護者気味になっていそうな気配があります。

戦闘時のリゲルは、ウェポンクラウドから様々な武装を実体化させて戦闘を行います。
ウェポンクラウドは電脳空間にある戦闘用バトルドレスのための武器倉庫のことで、各種武装は普段はデータとしてウェポンクラウドに保管されています。

こちらのイラストでリゲルの背後の銃が金色に
なって消えつつある――ウェポンクラウドへ
送還されている様子が描写されています。まさに
武装を切り替えた直後の場面なのでしょう。

『ウェポン』クラウドとは言いましたが、実際は武装以外の物質もデータに変換して保存可能です。
例えば、リゲルはあづみ用の薬や調理器具などの日用品、あづみのために独自に調達した衣類(普通の服から水着、コスプレ衣装まで……)などをクラウド内に保管しています。

そして、戦闘時のリゲルは主に三つのパターンの装備を使い分けて戦っています。
射撃重視のスナイプモード、近距離重視のソードモード、そして、接近戦特化のミーティアモードです。
上記の二振りのビームソードを装備し赤色の露出度が高いバトルドレスを身に纏った姿がミーティアモードですね。

最近は赤い武者鎧のような装備を身に纏っている
場合も多いです。あづみ達と共に赤の世界を訪れた
影響なのか、新型のバトルドレスなのか……?

ああ、そうそう。
先ほど、調理器具と言いましたが、リゲルは料理ができます
戦闘用バトルドレスであるリゲルは、当初はそういった知識がなかったのですが、あづみに美味しい物を食べてもらいたい一心で自分で勉強して作れるようになったようです。

ちなみに、あづみの好物はコーンスープやシチューなどの暖かい食べ物
本編中でも、リゲルがあづみのためにシチューを作っているシーンがありました。
初代アニメ版で触れられたように、カレーも大好きです。
逆に体に障るため、冷たい食べ物などは苦手なのだとか。

そして、リゲル自身の好物はあづみが好きなもの
ぶ、ぶれない……。
ですが、後述するあづみの未来の可能性を考えると、リゲルの好きなものがあづみと同じというのは必然なのかもしれません。


3.【運命剣臨】 Side Blue

リゲルをはじめとした青の世界の主要種族バトルドレス
種族名であると同時に、彼女達が纏う戦闘用のパワードスーツそのものもバトルドレスといいます。
バトルドレスは基本的に各装備者に合わせた調整がされたワンオフものの装備であり、完全に同じものは二つとしてありません。
青の世界の量産型の種族はキラーマシンだけです。

そのバトルドレスのオリジナルとなったの13機の装備のこと、そしてそれらを纏うサイボーグ達のことをオリジナルⅩⅢと呼びます。
その13人のサイボーグ達はいずれも、人類の中で最もバトルドレスと親和性の高かった「ある人物」のクローンです。

機装戦士のオリジンとして再生された十三姉妹。

そのある人物の正体は、もう言うまでもないかもしれませんね。
そう、あづみです。
オリジナルⅩⅢは彼女の遺伝子をベースとしたクローンなのです。
特に最初のオリジナルⅩⅢであるTyep.Ⅰは見た目もあづみにそっくりですね。

ただ、オリジナルⅩⅢの中には別の誰かに似た見た目と嗜好の個体も存在しています。
ひょっとすると、あづみの遺伝子だけを使ったわけではないのかもしれません。

なので、あづみがType.ⅡType.Ⅹのような
ナイスバディに成長するかは未知数です。

上記のType.Ⅱの画像を見てリゲルそっくりの見た目であることに驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、実はオリジナルⅩⅢ達には予備機が存在します
リゲルもまさに予備機の一人であり、Type.Ⅱがリゲルに似ているのではなく、『リゲルがTyep.Ⅱに似ている』。
リゲルはType.Ⅱの二人目のコピー、Type.Ⅱ-3なのです。

なので、リゲルもまたあづみと同じ遺伝子を持っています
クローンであり、上述の通り、他人の遺伝子が混ざっている可能性もあるので、完全に同一人物とは言い難いですが、シフトによってリゲルの姿になった辺り、あづみの未来の可能性の一つということなのでしょう。

先ほどはあづみがどのように成長するか
未知数と言いましたが、ひょっとするとリゲルの
ような姿になるのかもしれませんね。

なお、オリジナルⅩⅢの当人達と予備機であるクローン達を含めると、なんと合計で48人
OTT48
純粋なオリジナルⅩⅢは13人なので、十三姉妹と評される場面もありましたが、実のところ48姉妹という超絶な大所帯です。

アイドルグループSHiFTに所属するニュー
その正体はType.ⅩⅢ-2。48姉妹の末妹です。

オリジナルⅩⅢ達にはそれぞれに任務が与えられています。
奇数番号の面々が担当するのは青の世界のトップであるアドミニストレータ達の護衛。
そして、偶数番号の面々の担当が治安維持部隊の各部隊の隊長です。
物語の当初は空軍のジズ、陸軍のバハムート、海軍のリヴァイアサンの隊長をオリジナルⅩⅢ達のうちの二人が勤めていたのですが、後に組織再編がされた結果、新たな部隊が新設されており、それぞれの隊長をオリジナルⅩⅢのうちの一名が担当する形が基本になっています。

また、オリジナルⅩⅢ達は最初のバトルドレス達ですが、彼女達の武装は頻繁に最新の技術でアップデートが施されているため、その性能は旧式どころか非常に高いものになっています。
場合によっては、完全に新規の装備が支給されることもあるようです。

わかりやすいのがType.Ⅹ。彼女はもともと
海軍リヴァイアサンの隊長でしたが、後に
隠密部隊ケルベロスの隊長となっており、任務に
合わせた新たなバトルドレスを装備してます。

そして、彼女達オリジナルⅩⅢを含むバトルドレスの開発を行ったのがアドミニストレータ ベガです。
彼女もまた、あづみと深い関係があるのですが……これ以上はこの先の話のネタバレになってしまうので、また後日説明いたします。

第二回で説明した青の世界を管理するスーパー
コンピューター、シャスターを開発したのが
アドミニストレータです。彼女達のうちの
何人かは青の世界の種族の創造者でもあります。

以前はX(旧twitter)でオリジナルⅩⅢ達の個々の解説もしていたのですが、その辺りの話はまた後日しようと思います。
何人かはあづみ達を始めとする青の世界のゼクス使い達の物語に深くかかわっているので、こちらもネタバレ防止ですね。
オリジナルⅩⅢ達の話をするのは七尾の物語が終わってからやろうと思いますので、気長にお待ちしていただけると嬉しいです。

5月のパックでオリジナルⅩⅢの新規が大量に
来るので情報更新が確定的という事情もあります。

4.【運命剣臨】 Side White

さて、次は白の世界でのあづみの未来の可能性についてお話しましょう。

未来の可能性、とは言ったものの、当初、あづみの未来は閉ざされていました
身体が弱かった彼女は幼くして病死する運命が定められていましたのです
その死の運命は各色の未来でも変わらず、病死、もしくはゼクス達が起こす騒乱に巻き込まれて死亡してしまう場合がほとんどでした。

上記のように青の世界ではあづみのクローンが複数誕生したものの、彼女達もまた最終的には戦乱の中で全滅してしまったそうです。
もっとも、彼女達の場合、肉体こそあづみの遺伝子と同一のものですが、心――魂は別物です
そして、青の世界の本物のあづみも幼くして病死しています。

ですが、あづみが生き残れる可能性のある未来も存在していました。
それが白の世界
精神力を高めた人類が精神生命体へ進化できるようになり、肉体の束縛から解き放たれた世界。

その世界でもやはり病弱だったあづみですが、ある日、一人の天使に出会います。

「―――さあ、私の手を取って。」

四大天使ラファエルA.K.
あづみが強い精神力を秘めている事に気づいたラファエルは、彼女を導き、天使へと覚醒させました。

空飛ぶ公所良俗違反な大天使。

その結果、誕生したのが十二使徒 天蠍宮バルビエル
病弱な肉体から解放されたあづみの姿です。
ちなみに、一番最後に登場した十二使徒でもあったりします。

顔立ちはあづみそのままのバルビエルですが、性格は全然異なり、元気いっぱいの裸族と化しました
公式の言葉をそのまま抜粋すると『一癖も二癖もあると表現される十二使徒の中でも群を抜いて自由奔放、生命力にあふれる天使』。
ソトゥ子さんによると大切な部分は謎の光や布でちゃんと(?)隠れているそうですが。

控えめな性格のあづみがなんでこないなってもうたんや?
これは天使化に伴う記憶の喪失と性格の反転が原因です。

白の世界で精神力を高めた人間は、先にエンジェルになっていた者に導かれることによって、エンジェルへと覚醒します。
ですが、その際に人間だった頃の記憶は失ってしまうのです
例外は四大天使や終末天使など非常に僅かです。

旧世界のハナエルのようになんらかの出来事が
きっかけで人間時代の記憶を思い出す場合も
あるようですが、これもレアケースです。

さらに、ソトゥ子さん曰く、天使化した人物によっては性格の反転が起きるそうです。
ですが、己を保てるより強い精神の持ち主なら性格の反転は起きません。

千歳=アスモデル紗那=ハマリエルは性格の反転が起きていないパターンですね。
一方、あづみ=バルビエルやニーナ=ガムビエルは性格が反転したパターン。
特にガムビエルは、本来のニーナの優しい心が反転してしまった結果、とんでもない事になったのは皆さんご存知の通りです。
同じく十二使徒の一人であるムリエルもカニを食べるのが好きからカニを愛でるのが好きに反転したのだとか。

あと、バルビエルの髪の毛は水色ですが、上記の通り、あづみの本来の髪の毛の色はうす茶色です。
青の世界の影響がないはずの白の世界で、なぜ髪の毛が水色に?
以前も少し言ったかもしれませんが、エンジェル達は自分の体をある程度思い通りに変化させる能力をもっています。
精神生命体だからできることですね。
バルビエルも、おそらく自分に似合う髪の毛の色として、水色を選んだのでしょう。

ちなみに、その体を変化させる能力を使って、
スタイルを良くしている天使もいるのだとか。

現代世界のあづみも、シフトによってその存在を知ったのですが、その姿を見たあづみは、冷静に、冷徹にリゲルに己の意見を語りました。

リゲル、白の世界の未来は絶対に阻止しよう。

……自分が露出狂化してる未来って言われたら、そりゃあねぇ。
その未来が当初は唯一の『自分が生きていられる可能性のある世界』というのもまた皮肉ですが。

バルビエルのストーリーでの活躍は、以前にもお話しましたね。
終末天使相手に綾瀬達が苦戦していた時、ハマリエルと共に援軍として駆けつけました。
その結果、終末天使を退けることに成功しました、が、集合した十二使徒トラブル四天王にたじたじになった綾瀬は早々にその場を離れました。

この後、ラファエル=フィエリテから十二使徒の統率を
託されたミカエルですが、上記の裸族&奔放ぶりから
バルビエルは彼女の悩みの種にもなっています。

明言はされていませんが、この後のダークウリエルや《叶えし者》達の襲撃の際にも、バルビエルは戦っていたと思われます。
さらにその後、黒の世界から黒剣と呼ばれる不気味なトーチャーズ達が白の世界と青の世界を襲撃。
普通の人間達を積極的に襲う彼らから人々を守るべく、十二使徒達は協力して十二使徒大結界を展開して人々を守りました。

結界の展開を終えた後、バルビエルはパトロールと称して結界の外に飛び立ちました。一糸纏わぬ姿で
ですが、その散歩の途中、突如、バルビエルの周囲は光に包まれ、彼女は気を失ってしまいます。

しばらくの後、目覚めた彼女の姿は大きく異なるものになっていました。
失われた天使の光輪と翼。
代わりに出現した竜の角と尻尾。
そして、身に纏う青と白のドレスに周囲を舞い踊る竜魂達――。

わたしがなんとかしなくちゃ。

そう呟くとバルビエル――いいえ、バルビエルに憑依した存在、竜の姫君は竜魂達と共に何処かへと飛び立ちました――。

この後、旧世界が終わるまでの間、竜の姫君は自身とルーツが同じであるバルビエルの体を使って活動していたのですが、新世界に新生する前に彼女の体を解放しました。
そのため、バルビエルは新世界にて復活し、再び十二使徒改め十二星聖の一員となっています。

新世界でもやっぱり裸族なバルビエル。
恐ろしいことに、白の世界で彼女の
ファッション(?)が流行りかけたのだとか……。

では、一方の竜の姫君についての解説なのですが……彼女もまたあづみと関係性の深い人物ではあるのですが、ほぼあづみと独立した一人のプレイヤーと化しているので、また別の機会にお話しさせていただければと思います。


5.次回に続きます

あづみとリゲル、そしてあづみの未来の可能性についてはざっとこんなところでしょうか。
今回はあえて詳しく説明しないままになった話も多くて申し訳ないです。
来るべき時がきたらしっかりとお話ししますので、気長に付き合っていただけると幸いです。

さて、今回はここまで!
次回からはあづみ達の本編での活躍についてお話ししていこうと思います。
お楽しみに!

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(C)BROCCOLI

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