モルト「王」の超次元枠に関する考察
本noteではデュエプレ23弾環境における【モルト「王」】の超次元枠8枚について考える。
なお自分はモルキンが十分な枚数当たらなかったので当面生成する予定はなく、全ては机上論の産物である。
本文中、《二刀龍覇 グレンモルト「王」》は《モルキン》と省略する。他カードも省略を多用する。また各ドラグハート・ウェポン及びドラグハート・クリーチャーは冠詞を付けず、カタカナの部分のみを表記する。
前提
リストは【火自然t闇モルト「王」】と呼ばれる、以下のものを前提とし、《モルキン》以外はドラグナーを採用しないものとする。
「トリガーをケアできる」とは、そのトリガーを特定の条件の下踏んでも
1.そのターン中に勝てる。
2.《ガイギンガ》を選ばせてEXターンを取る。
3.そのターン中には勝てないが、返しの相手ターンに高確率で負けない。
のいずれかを指す。
ルール上の定義では厳密には「プレイヤーへのダイレクトアタックがシールドによって防がれる状況での攻撃目標をプレイヤーにする」ことを本noteでは「シールドへの攻撃」と呼ぶ。
確定枠
1.ギガハート
2.プロトハート
3.ガイハート
この3枠は「《ギガハート+プロトハート》を装備してシールドを2枚ブレイク、プロトハート効果でアンタップしてシールドを2枚ブレイク、ギガハート龍解、オウギンガで攻撃時ガイギンガを出す」という基本プレイに必須のため説明不要。
《ガイギンガ》は選ばれると追加ターンを得るため、相手のトリガーが単体を選ぶと予想されるなら積極的に出すべき。
選択枠
4.プロト・ギガハート
《モルキン》をバウンスやマナ送りから守る。《モルキン》の隣に他のアタックできるドラゴンがいて、相手の除去トリガーにバウンスが多いと想定できるなら最も安全に《オウギンガ》の龍解を目指せる。
5.グリージーホーン
《モルキン》の隣に他のアタックできるドラゴンがいて、タップ中を含む相手のクリーチャーが複数いるならシールドへの攻撃をせずにオウギンガへの龍解ができる。相手の《ジュダイオウ》などの除去が必要なクリーチャーへの対処がアタックによってできる。
6.ガイアール
《グリージーホーン》とは逆に効果バトルのためアタックをせずに相手クリーチャーを除去できる。その時に《ガイバーン》へと龍解するが召喚酔いのためそのターン中は攻撃できない。
《オウギンガ》から出した場合、攻撃時に除去を使える唯一のドラグハートである。盤面を処理して次のターンに攻め込む時に使えるほか、パワーが低めな単体ブロッカーなら貫通できる。
7.プロトハート2本目
《オウギンガ》から出した時、《オウギンガ》の攻撃中に《ボルメテウス・ホワイト・フレア》《サイレントスパーク》を踏んだ場合に《ガイギンガ・ソウル》がアンタップする。また、《イージスブースト》のようなパワーが低めな単体トリガーブロッカーを貫通する性能を持つ。
【赤緑t白モルト「王」】は《ボルメテウス・ホワイト・フレア》と《イージスブースト》をトリガーとして採用するため出し先としてかなり安定が見込める。
《オラクルジュエル》が予想される場合は自分の場に《ガイギンガ》以外選べるクリーチャーがいない状況を作り出せるなら、《ガイギンガ・ソウル》を出す必要はない。
《オウギンガ》攻撃中の《DNA・スパーク》はシールド追加効果によってそのターン中に勝つことができないため、それが予想される場合《ガイギンガ・ソウル》を出す必要はない。
8.ジュダイナ
《オウギンガ》から《ザウルピオ》を出すと、相手に除去要求ができる。《クロック》だけが予想される場合に最も安全に攻撃できる。
9.ジャンヌ・ミゼル
・相手のトリガーブロッカーをケアする
・《クロック》によってターンが返った時、相手のクリーチャーを「ブロック+ブロック時タップ+離れた時タップ」で最大3体止めることができる。
・エンジェルコマンドのため《スターインザラブ》の破壊効果を免れ、攻撃時タップでブロッカーを処理して攻撃できるため、【祝門】に対してかなり勝ちが近づく。
オウギンガ3点で《ウェディング・ゲート》を踏んだ時、勝てない出され方
・インザラブ+インザラブ
・ブラックオブライオネル絡み全般
これ以外ならタップから勝てる、ハズ
10.エビデゴラス
《ヘブンズ・ゲート》を踏み大量のブロッカーが並ぶと予想される時でもブロックされずに勝つことができる。
《オラクルジュエル》が予想され、《モルキン》の隣にアンタップ中のクリーチャーがいるならどのドラグハートでもケアできないため、返しの自分のターンに最も利益の大きい《エビデゴラス》を出すと良い可能性がある。
11.ヘブンズヘブン
「コスト5以下の光以外の呪文」を封じる。最も使われる対象の除去トリガーは《吸い込むナウ》だが《ガイギンガ》で問題ない。
《スパイラル・ハリケーン》や《チャケの応援》は対象かつ《ガイギンガ》でも防げないため数少ない、「ネバーラストでしかケアできないトリガー」である。他に《アポカリプス・デイ》がある。
12.パーフェクト
出先のため低画質
破壊以外の除去に対して耐性がある。【トリーヴァMAS】など光水系のデッキは破壊除去手段が少なく、《クロック》《DNAスパーク》などケアできないトリガーを多く持ち、《VANベートーヴェン》による大逆転の可能性があるため、このカードが有効に働く。
終わりに
このnoteを書き考察が進んだ結果、自分なら
確定枠3枚+
・【祝門】対策のジャンヌミゼル
・【クロック】対策のジュダイナ
・《吸い込むナウ》対策のプロトギガハート
・【天門】対策のエビデゴラス
・シールドへの攻撃を減らすグリージーホーン
にすると思った。
追記
モルキンもオウギンガも面処理に費やす可能性があり、その場合ガイアールは大いに役に立つ。
入れ替えるならグリージーホーン
追記2
【祝門】が大きく減少し、【トリーヴァ】系統が一定数存在するため
・ジュダイナ
・プロトギガハート
・エビデゴラス
・ガイアール
・パーフェクト
になると考えている。【赤緑t白モルト】の流行があるなら、ジュダイナに代わりプロトハート2本目を採用するかもしれない。
おしまい。もっと良い超次元の採用があれば教えてほしい。
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