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オンラインカジノの収納代行業者を逮捕!規制の厳格化
皆さま、こんにちは。
弁護士をしております、中野秀俊と申します。今日のテーマですけれども、「オンラインカジノの収納代行業者を逮捕!規制の厳格化」というお話をしたいと思います。
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オンラインカジノの収納代行業者が逮捕!
報道にもありましたが、海外のオンラインカジノへの賭け金約49億円を合法な事業の送金を装ってマネーロンダリングしたとして、オンラインカジノ収納代行業者が組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の仮装)の容疑で逮捕されました。
オンラインカジノの収納代行については以前も逮捕や刑事事件化したものがありますが、今回あらためて逮捕されたということです。
オンラインカジノの国内利用は違法
そもそもですが、国内での賭博行為は禁止されています。ですので、海外の合法国で運営されているオンラインカジノを日本で利用した場合も違法というのが警視庁の見解です。このような違法行為による賭け金や勝ち金は犯罪収益とされるため、この犯罪収益の収納代行をしていた日本の業者が逮捕されたわけです。
報道によると、逮捕されたのはカジノ側とは無関係の業種の経営者とされています。もちろん詳しい事情は分かりませんが、おそらくカジノ側の内部の人間ではなく、収納代行契約をしていた収納代行業者だったと思われます。このことから契約をした外部の業者であっても逮捕されることが明確化されたと考えられます。
今回のケースはまだ逮捕の段階ですが、おそらく犯罪となり刑事罰となる可能性が高いでしょう。
いわゆるカジノの胴元側ではなく、収納代行をしているだけの立場だったとしても刑事事件化されるという点では、あらためてリスクだと思います。
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