#003)ECサイト構築前に必ずやっておきたいこと:サイトコンセプトを決める
●この記事は株式会社グロースエンジン が作成・公開しています。
初めてネットショッピングをはじめる方・事業を担当する方に向けて、確認しておいていただきたい内容をまとめた「初めてのネットショッピング運営」マガジン内記事です。
◆株式会社グロースエンジン https://growthengine.co.jp/
・本社は東京都港区、創業8年目
・インターネット通販を主軸とした事業開発を行う企画・プロデュースカンパニーです。自社サービス「オーエンズ」 「BARみちこ」を運営。
サービスの企画からシステム開発、効率的な運用体制案の立案やSEOなどマーケティング、オフラインイベント実施、業務分析・仕組化まで経験豊富なメンバーが所属しています。
サイトコンセプトって、いったい何?どんなことを考えておくべき?
サイトコンセプトとは、そのWebサイトで誰に何を提供したいのかを表す「Webサイトの存在価値そのもの」のことです。
見てくれる人に言いたいことを伝え、成果をあげる(目標を達成する)ため、チーム内での方向性を強固にするために決定しておきたいです。
コンセプト作成をする中で見えてくるのは、「何が必要で何が必要でないか」、何を取捨選択するかの基準をWebサイト作成に関わる人全員で共有することを目的としています。
アイデアの方向性に迷いが生じず、ユーザーに伝えたいことが分かりやすいWebサイトを作り出すことができるのです。
「テーマ」→「コンセプト」→「アイデア」の順で決めていくことが大切です。
サイトコンセプトを決めていく流れ・Howto:3つのポイント
「テーマ」→「コンセプト」→「アイデア」の順番で考えていきます。
1:テーマ=「主に伝えたいこと」や「商品そのもの」
例
・自然食品専門の通販ショップ
・特定商品のキャンペーンサイト
2:コンセプト=「誰に何を伝えたいのか」
テーマをより深く理解してもらうには、どういった切り口が有効かを考えていきます
例
・健康に興味があるユーザーに利用してほしい
・小さな子供のいる家庭の食育に役立ててほしい
・環境保護に興味のあるユーザーに環境に優しい食材を取り入れてほしい
など
3:アイデア=「どうやって伝えるか」
問題を解決するために考え出された内容であり、どのように表現すればコンセプトがユーザーに伝わるのかを決めます
・困りごと別おすすめ食材を紹介する
・生産地・生産者の写真やインタビューなどのコンテンツを用意する
・環境問題と取り組みについて紹介する
サイトコンセプトを設定する際に、チェックしておきたい項目15選
サイトコンセプトを決める際に意識したい15項目です。
1:顧客に関して
どんな顧客が自社の製品を買ってくれるのか、買って欲しいと思っているのかを明確にしていきます。新規出店の場合は「希望」を明確にしていきましょう。
・メインターゲット層
・新規でリーチしたいターゲット層
・ペルソナ
・既存顧客のLTV
・カスタマージャーニー
2:販売したい商品について
・商品の強み、特徴
・売れている商品
・売りたい商品
・インターネット通販以外の流通チャネル
・競合他社に対する優位性の有無
3:サイト方針・イメージについて
・サイトの雰囲気やテイスト
・サイトの強み、特徴
・メインとなるデバイス
・動画挿入の有無
・商品ストーリー付加の有無
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