#015)【5分でわかる】デジタルマーケティングの基本!
そもそもデジタルマーケティングってなんなの?特徴と手法
デジタルマーケティングというと、Web上の広告を想像される方も多いかもしれません。これは確かに手法の一つですが、これだけではデジタルマーケティングとしては不十分なのです。
デジタルマーケティングとは、様々なデジタルメディアを活用したマーケティング手法で、マーケティングにデータを掛け合わせることが大きな特徴となっています。
似たような言葉でWebマーケティングがありますが、こちらは「Webを通じて売れる仕組みを作ること」で、デジタルマーケティングの一部です。Webサイトを訪れたユーザーの行動を分析し、コンテンツの改善を重ねて消費につなげていきます。
一方でデジタルマーケティングは、Webサイトだけでなくスマートフォンのブラウザやアプリの行動履歴、さらにはWebを必要としないリアルな販売履歴や来店データなども含む様々なデータを活用したマーケティングです。
顧客の広告への反応、行動データや購買データなどを蓄積して分析し、次の販売へつなげていくのがデジタルマーケティングの肝になります。
このようにデジタルマーケティングは幅広いチャネルを含むため多種多様な手法が存在しますが、まずは基本的な9つの手法をご紹介します。
1.リスティング広告(検索連動型広告)
主に検索エンジンの検索結果に表示する広告で、成果に対して入札金額やクリエイティブなどを調整できます。検索キーワードに関連した広告が入札額次第で上位に表示される可能性があるため、即効性があります。
2.SNS広告
SNSのプラットフォームに出稿する広告です。ユーザーのプロフィールをもとに、ターゲットに的確に広告を配信できます。
3.SEO(検索エンジン最適化)
検索エンジンで各キーワードを検索した際、検索結果の上位にサイトを表示させる手法です。
4.コンテンツ・マーケティング
5.メールマーケティング
6.リターゲティング広告
7.オウンドメディアマーケティング
8.動画マーケティング
9.マーケティング・オートメーション
デジタルマーケティングの重要性と戦略
デジタルマーケティングは、時代のニーズに沿ったマーケティング手法です。
消費者は様々なメディアやコンテンツから情報を収集するようになり、購入ルートも多様化・複雑化しているため、一定のターゲット層のみを想定した従来のマーケティング施策だけでは顧客の獲得が難しくなってきました。
蓄積された個人のデータをもとにしたきめ細やかなマーケティングが求められているのです。
さらにここ1年ほどは、新型コロナウイルスの影響で今まで以上にデジタルマーケティングの重要性が高まってきています。特に顧客とのリアルな接点が必要な業界は、ビジネスモデルの変革が急務と言えます。
これからの時代、オンラインとオフラインを融合させたマーケティング活動の効率化と最適化が非常に重要となってきます。
とはいえ、何から始めてよいかわからない、やってはみたが効果が出ないという声も多くあります。
デジタルマーケティングを効果的に活用するためには、事前にしっかりと戦略を立てることが必要です。
デジタルマーケティングを始める前に考えておくポイント
1.目的を明確にする
できるだけ明確な目標を立てましょう。
「コンバージョンを10%増やす」「売上を20%増やす」「新規顧客を100人獲得する」など、具体的な数字を設定することをお勧めします。
2.ターゲットを明確にする
ライフスタイルの多様化により、属性でグルーピングしたターゲット層を設定するだけではニーズの予測が難しくなっています。
ペルソナを設定することにより、ユーザー目線で具体的な施策を立てることが可能になります。
3.カスタマージャーニーを理解する
カスタマージャーニーとは、ペルソナの動きを時系列で表したもので、行動・思考・感情から顧客を理解するためのものです。
これにより顧客とのタッチポイントを明確にし、適切なアプローチが可能になります。
4.KPI、KGIを設定する
施策を評価するKPIと、最終的な目的であるKGIを設定します。各施策の効果を測定し、改善を行うために必要となります。
デジタルマーケティングの効果測定をしよう
戦略を立て、実行に移したら今度は効果測定が必須になります。
これは、実際に行った施策で効果が出ていないところをどう改善するかを考える上で非常に重要です。
KPI(Key Performance Indicator)とは日本語では「重要業績評価指標」という意味で、目標に対しプロセスが適切に実行されているかどうかを計測する指標です。
これに対し、KGI(Key Goal Indicator)は「重要目標達成指標」であり、最終的なゴール・目標になります。
これらをしっかりと設定することにより、具体的な施策の優先度が明らかになり、PDCAに組み込むことで目標達成に近づきやすくなります。
しかし、一言でKPIと言っても様々な指標があります。
今回はまず、基本的なKPIの例をご紹介します。
例1.Webサイトに関するKPI
・訪問数
・回遊率
・重要ページ到達率
・CV率
・CV数
・PV
・非直帰率
・問合せ数
・購入数
・売上
例2.SNSに関するKPI
・トラフィック数
・フォロワー数
・リツート数・いいね・シェア・コメント数など
・CVに貢献したチャネル
例3.モバイルに関するKPI
・トラフィック数
・顧客獲得数
・CV率
などが挙げられます。
これらの指標を目標によって組み合わせてモニタリングし、どの指標の数字が悪くなったら、どのようなアクションを取るかなどの対策をとっていきます。
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