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【インタビュー】自身も組織も成長させる!グロース人材に必要な目線とは?!

皆さん、こんにちは!
Growth Leaders Community運営 森綱です。

組織の中で、俯瞰的な視野を持ちながら常に自分と共にビジネスも成長させる「グロース人材」。事業を成長させるうえで非常に重要な考えなのですが、グロース人材本人ですら「グロース」という概念にまだ馴染みがなく、自分の立場にうまく名前を付けられていないことも多いのが現状です。

本インタビューでは、「グロース人材とは何か」をより明らかにするために、グロース人材の方に必要な心構えをお教えいただきます。

今回はクリエイティブサーベイ株式会社でご活躍されている、新村成世さんと香川亜友さんにお話を伺いました。

参加者プロフィール

新村 成世
クリエイティブサーベイ株式会社
レベニュー本部 Product Marketing Manager
上智大学を卒業後に新卒で株式会社フォーデジットに入社。新規事業(クリエイティブサーベイ事業)の担当として営業部門、カスタマーサクセス部門の立ち上げを経て現職。
Ask Oneの立ち上げ担当として先行導入企業の獲得とプロダクト開発の要件整理などPMF達成に従事。

香川 亜友
クリエイティブサーベイ株式会社
マーケティング部 マネージャー
新卒でITコンサルティング企業に営業職として入社し、大手企業を中心とする法人営業に従事。その後、日系SaaSスタートアップに転職しマーケティングを担当。デジタル、イベント、MA運用、データ管理などマーケティング施策全体の企画立案、実行、効果測定など幅広く経験。その後外資系SaaS企業に参画し、ABMを中心とするマーケティング全般の業務に従事。2023年9月よりクリエイティブサーベイ株式会社に入社し、マーケティング部を牽引。

【Ask Oneとは】
あらゆる顧客接点で営業機会を逃さないマルチチャネルフォーム。SalesMarkerと連携することで、顧客情報を利用したインテントデータの参照・取得が可能です。
例えば、お客様から頂いた名刺を撮影するだけで、顧客カルテの生成や顧客の興味に合わせた提示資料やヒアリング項目の変更など、顧客ごとに最適な対応を実現します。
オンライン・オフライン、社内外問わず、あらゆる顧客接点での価値、成果を最大化させる入力インターフェースです。


森綱
本日はイベントに登壇いただきました、クリエイティブサーベイ株式会社の香川さんと新村さんにお話をお伺いします。
早速ですが、クリエイティブサーベイ様に入社してからどのような業務に携わってきたのかお伺いしてもよろしいでしょうか。

香川さん
新卒の時は法人営業の担当でした。自分でテレアポをして受注してサクセスまでやるという、THE・MODELではない形の営業をずっと経験してきました。

その後、自分のキャリアとしてマーケティングを選択したいと考え、2年後に日系のSaaSベンダーに転職。未経験でしたが、立ち上げ初期のマーケティングチームに加えていただき約3年働きました。その後も、前職の外資系企業で、主にABMを中心としたマーケティング業務に携わってきました。

今、クリエイティブサーベイに入社してちょうど一年ほどになります。マネージャーとして採用いただきましたが、マネジメント業務だけではなく、プレイヤーとしてもマーケティング施策の企画や運用、効果測定までおこなっており、マーケティングに関わる全ての運用・管理をおこなっています。

森綱
ありがとうございます。長くマーケティングに携わられているんですね。
続いて、新村さんにも同じ質問をお伺いしてもよろしいでしょうか。

新村さん
この会社、実は私は長くて。2014年創業なのですが、その当時から携わっているんです。

元々はアルバイト、学生インターンがきっかけで入社したんです。創業期は受託の調査会社だったので、インターネットリサーチ会社へのテレアポなどの営業から始まりました。

その後4~5年はリサーチャーをしていましたが、2017年にSaaS企業に事業の方向性全体が変わったことをきっかけに、SaaSのパッケージの営業を二年くらい行いました。

その後カスタマーサクセス部門の立ち上げを行ってプロダクト本部に移動し、直近一年半くらいはAsk Oneの立ち上げに従事していました。

森綱
ありがとうございます。かなり横断的に業務を経験されていらっしゃるんですね。
新村さんがクリエイティブサーベイに入ろうと思われたきっかけは何だったのでしょうか?

新村さん
私の場合、元々大手の会社に内定が決まっていたんです。ただ、内定者面談を受けた時に「新しいインターネットサービス事業に挑戦したい」と希望を話したところ、「携われるようになるまで10年ぐらいはかかる」と言われてしまったんです。

まずは地方営業をして、そこで成果を上げると東京に上がってこられて、さらにその中で優秀な成績を収めた人が企画部門の方に回ってこられるので、そこから抜擢されればできるんじゃないかな、まずは頑張ってね、と。

なんと時間のかかることなんだろうと当時の私は思い、ならばと思ってベンチャーに就職することに決めました。クリエイティブサーベイに決めたのは、当初の代表が魅力的で、一緒にいると自分が成長できそうだと感じたからです。

森綱
大手とベンチャーを比較してベンチャーへの入社を決めるというのは勇気がいる決断だと思うのですが、そのような理由があったんですね。
では続いて、イベントに登壇してくださった理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?

香川さん
我々のサービスは御社にご導入いただいていますし、互いのサービス同士も連携しています。双方の顧客の親和性は非常に高いと弊社は認識していますので、お互いに送客しあえる仕組みには積極的にご協力させていただきたいなと。
一緒に界隈を盛り上げる一助になれればと思っています。

新村さん
御社の藤井さんとのご縁がきっかけだったというのも付け加えたいですね。御社に我々のサービスを導入していただく中で、密に細かく夜遅くまでやり取りしてくださるなど、藤井さんに対して魅力的な方だなと思うようになっていて。
この方のご縁ならぜひ、という気持ちになりました。

森綱
ありがとうございます。同じことを言っていたので、藤井も喜ぶと思います。
では、続いてなのですが、当日のイベントの感想をお伺いしてもよろしいでしょうか。

新村さん
参加されている方たちが積極的に質問をして下さったのが印象的でした。ビジネスを良くしていこうという気持ちの強い方がすごく多いのかなと。
今回はテーマも絞られていたということもあるかもしれませんが、いろいろな話が上がりましたし、何かを持ち帰ろうという意識の強い、学びのある場になったと思います。
会場も素敵でした。

森綱
ありがとうございます。香川さんはいかがでしょうか。

香川さん
新村と同じく、ちょうどいい会場と人数だったと感じています。
ご来場なさった方と御社の方々の距離の近さなどから、日ごろから密な連携を取られているんだなと感じることができた良い回でした。

森綱
そう言っていただけて嬉しいです!
続いて、イベントの中でもっと伝えたかった話や、イベントの中で伝えきれなかったAsk Oneの良さ、特徴をお伺いしてもよろしいでしょうか?

新村さん
そうですね、イベント当日はAsk Oneについてあまりお話しできなかったので、ここで少し補足させてください。
我々の提供しているAsk Oneは、あらゆる顧客接点で営業機会を逃さないマルチチャネルフォームなのですが、今回のイベントのテーマのような「展示会」も顧客接点の一つとして使うことができるんです。
御社にも導入いただいているだけでなく連携もしているので、一緒に使っていただけると嬉しいですね。
例えばお客様から名刺を頂いたら、それを読み取るだけで過去に商談があったのかどうかという接点がわかります。
御社のデータベースを画面上に出すこともできますし、展示会などのオフラインでの顧客接点の価値や成果を最大化するということに使っていただけるかなと。

森綱
ありがとうございます。
インテントセールスカンファレンスでも、Ask Oneさんを活用した受付のオペレーションを活用させていただきました。
Ask OneをSalesforceと連携させると、名刺を読み取るだけで、既存ユーザーなのか新規ユーザーなのか、誰が担当しているのかということが表示できるんです。
それをSlackで通知させれば、担当者がお客様の来たタイミングで追いかけるというやり方ができるな、ということでカンファレンスでも非常に大活躍でした。
香川さんはいかがでしょうか。

香川さん
私はマーケティングの観点から、施策実施後のROIの測定などをもう少しディスカッションしたかったなと感じています。
展示会そのものは目的ではないので、その後にどのように成果を最大化させるか、展示会担当として数字の立て方などについて深掘りしたかったなと思いますね。

森綱
弊社は今回、グロースということを軸にコミュニティイベントを開催したのですが、お二人はグロースという言葉を聞くと、どのような意味を想像されますか?

新村さん
マーケティングの方が使っているイメージですね。グロースハックとか。

香川さん
Product Led Growthとか、そういう文脈でよく使う印象がありますね。販売戦略の一部としてどうやって行くのかという文脈で使うことが多いのかなと思います。

森綱
マーケティングの人、確かに使っていますね。特に上流の方でしょうか。
弊社ではグロース人材を「常に新しい学びを得て成長し、ビジネスの成長目標を常に追っている人材」として定義しています。お二人は、自分自身をグロース人材と思われているか、正直にお伺いできればと思います。

新村さん
グロース人材だと思います。我々のような、ベンチャーと呼ばれる会社で働く人は、自分、あるいは新しい領域に挑戦したいと考えている人が比較的多い業界なのではないでしょうか。
特に私と香川は中心的役割を持っていますので、グロース人材としての意識を持っていないとダメなんだろうなという感覚があります。ですのでYESです。

香川さん
新村さんの答えが百点満点で、それに完全同意という感じです。
おっしゃる通り、マーケティングなどをやっていると、リリース作成作業や、展示会の書類提出など、目の前の細かいオペレーションに追われて段々視野が狭くなってきてしまいます。
すると、マーケティングが取ってきたリードがどのように受注に貢献したかなど、全体の成長を追う俯瞰した視点を忘れがちになるんです。
そこは、管理職でもメンバーでも持たなければならない視点だと私は思っています。
自分があらゆる点でできているかと言えば百点満点ではないかもしれませんが、広い視野で物事に取り組む意識を持っているつもりですし、マーケティングチームとして会社の成長にどれだけつなげていけるかということを横断的な視点で考えていく癖もついていると思うため、YESです。

森綱
ありがとうございます。最後にお二人から、事業をグロースしている皆様にお伝えしたいメッセージをお願いします。

新村さん

グロースという言葉に御社が込めた思いを聞き、いわゆる「与えられたことをこなす」という仕事の仕方ではなく、「楽しく自分の意志で主体的に働く」ということとグロースということはすごく近しいマインドセットなのかな、と気づいた部分があります。
そういう意味では、やらされ仕事をするのではなくて、自分で楽しみながら仕事をするというところが大事なのではないかなと今日改めて思いました。

香川さん
自分がやっていることの目先のものだけに囚われずに、事業全体のレベニューの成長に対しての意識を持ちながら仕事をすることが非常に重要だと思います。
自分のやっていることがどれだけそこに貢献できるかという意識を皆さんに持ってほしいですし、自分もそういう意識でいたいと考えています。

森綱
素敵なメッセージ、ありがとうございます。お二人とも貴重なお時間ありがとうございました!!


事業を大きく推進させている新村さん、香川さんの貴重なお話しを伺い、私も身が引き締まる思いでした!

Ask Oneさんは弊社でも展示会やカンファレンスで大活躍しているツールであり、9月に行われたインテントセールスカンファレンスでも受付時のオペレーションの一つとして活用していました。
中の人であるお二人とお話しができて、よりツールへの想いや熱い気持ちを伺えたのがとても印象的でした。

引き続きお二人のように、推進力の高い方にお会いできることを楽しみにしています。ぜひ皆様も引き続きnote記事を楽しみにしていてくださいね!

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