高校生のビジネスコンテストで、それ聞く?今必要?誰得?
どっちなんだろうか?
先週、高校生のアイデアコンテストをみて、モヤモヤ。
高校生のアイデアコンテストの価値とは、何なのか?
アイデア面白いね!
プレゼン凄いね!
の嵐だが、
何か、以前の様に高校生のプレゼンに素直な感動がなく、発表を聞きながらモヤモヤ(以前なら感動していたレベルなのに)
アイデアの背景
ヒアリングやプロトタイプ作り
ビジネモデル
損益計算
などなど
企画やリサーチなど行動の結果、社会に興味をもつキッカケになってよいことは、引き続き疑いの余地はない。
ただモヤモヤ
大人はビジネスモデルに関する軽い質問をするが、そっちを突き詰めるべきなのだろうか?
そっちじゃない。
そもそも、このアイデアを本気でやり遂げたい人はきっと多くない。コンテストの為に形を整えているだけ(といっても、これ自体にも学びはある)もちろん、中には、これに賭けるという意気込みを感じる子もいて、そういう子はそれでよいなと。
これから、高校生によるアイデアや問題意識が数多く全国で発表されることになるでしょう。ただ、あまり深い洞察はなく、表層を撫でる観察と、表層的なビジネモデル。
小手先のビジコンモデルを考えるのは、このタイミングで必要なんだろうか?
それよりも、もっとシンプルに課題を突き詰める実践、紐解く力を養い、世界観を広げる機会を増やすことが重要ではないか?
少なくとも、そういうことを育むコンテストがあってもよいのではないか?
と思う今日この頃。
そういう意味で、下記のリディラバ は、社会課題を表層ではなく、構造化して捉える力を育むメディアやプログラムを開発していて、興味深い。
投稿者は、令和の教育カタリスト※の荒畦(あらうね)でした。
※教育カタリストとは、「人」と「人」、「人」と「機会」の化学反応を促す『触媒』として、発見・成長の機会という刺激を与える人です。今は3700人のFacebookグループ「高校生のGRWOTH HUB」を運営しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?