スポーツが好き、を早い段階で作りたい!
みなさんこんにちは。
名前をばじとしていましたが、どうせこれから色々やっていくわけだし自分を知ってもらおう、と思い名前を変えました。大杉と申します。
改めて自己紹介をさせていただきます。
現在は東京都の大学2年生で、スポーツと教育について学んでいます。
他にも、スポーツ×教育コミュニティに参加したり、総合型スポーツスクールで指導をさせていただいたりもしています。
そんな私の夢は、簡潔にいうと
スポーツを早い段階で好きになってもらえる環境を過疎地域にも作る
ことです。
現在は、そのための活動案として
総合型地域スポーツクラブの設立・運営
指導者育成
この辺りを軸にしようかと考えています。
活動理念
まず最初に、なぜこんな思いを持っているのかというところからお話ししていきます。
遡ると長くなってしまうのでかいつまんでお話しします。
まず、私の出身は岡山県の北の方のど田舎でした。そのため、小学生の時に選べたスポーツの習い事は野球orバレーの二択で、みんなやってるから、という理由で野球をやっていました。別にそれが嫌だったわけではないし、今もその選択について後悔しているということはありません。
中学も地元のところに進学し、そのまま野球を部活動でなんとなく続けていました。
自分の中で大きな転機となったのは高校です。
多少レベルの高いところに行こうと思って、同じ県北でも少し離れた高校に進学しました。知り合いはもちろん一人もおらず、部活は高校での厳しい野球をしたい!とあまり思う気になれず、なんとなく悩んでいました。
そんな時、たまたま隣の席だった子に「ハンドボール部来ない?」と誘われました。それが全ての始まりだったのかなと思います。
ハンドボールという球技に強烈に惹かれた私は、程なくして入部し、ハンドボールにのめり込みました。同時に、これまであまり好きとも言えなかった運動全般にも段々とやる気が出てきて、体育の授業も楽しくなってきました。
そんな時、もう一つの感情が生まれてきました。
それは、
「ハンドボールにもっと早く出会えていたら、もっと早く楽しさに気づけたしスポーツ自体のことももっと早くから好きになれていたのに」
という思いです。
当然、ハンドボールは地元にはありませんでしたし、野球もきっかけは周りがやってたからと言うだけで、さらにはスポーツが得意そうとも言えない体型だっただけにそこまで高いモチベーションで運動をしていたわけではありませんでした。
それがなんと高校3年生になる頃には、もともとかなり肥満体型だった体もかなり引き締まり(自分で言うのもなんですが)、体育はクラスで一番できると言われるほどに好きにも得意にもなっていました。
と同時に、もともとなんとなく教員系かな、と思っていたところに加えて、体育やスポーツ系の進路に進みたいと思うようになりました。
そして現在に至り、スポーツ教育系の学科に進学し、先述したもっと早くからスポーツの楽しさを知れたら、と言う思いを実現したいと思って活動を始めたと言うわけです。
早い段階で、と言うのは、私が野球を始めた小学生の時期から、と言うだけではありません。
幼稚園や保育園にいる頃から、もっと言えば就学前からでも、少しでも楽しさに触れて、「好き」と言う気持ちを持てたらいいなと思っています。
総合型地域スポーツクラブとは?
と、ここまで自分の原体験を語ってきたわけですが、その思いを実現する方法がなぜ総合型地域スポーツクラブなのか?というところをお話しする前に、そもそも総合型地域スポーツクラブってなんだろう、というところから話していこうと思います。
簡単に定義だけをスポーツ庁のHPから引用させていただくと、
ということだそうです。簡単に言えば、多世代、多種目、多志向で地域住民によって運営されるスポーツクラブのことです。
ちなみに現在は全国に約3600もの総合型地域スポーツクラブが存在しており、その意義としては
地域住民の交流・活性化
健康増進
地域の活性化による多種多様な事業の展開
新しい公共の実現
などなどがあると思われます。
なぜ総合型スポーツクラブなのか?
それでは、なぜ私が総合型地域スポーツクラブでの活動をしたいのか、というところについてお話しします。
その理由は
総合型のクラブにすることで過疎地域でも多種目を経験する場所を作りたい
幼少期の子どもを対象としたいという思いを持ちつつも、過疎地域に作りたいというところでより多くの人に関わってもらいたいので多世代が参加できる場所を作りたい
スポーツが好きになる環境を作りたいので、適切なレベル設定が何段階かあるクラブを作りたい
というところが主な理由になってきます。
実はまさに多種目、多世代、多志向なんですね。そういった自分の思いとマッチするという面で、総合型地域スポーツクラブは今の私の中での一つの選択肢となっています。
自分のような早いうちにたくさんのスポーツに出会える経験ができない子が、最悪の場合スポーツを嫌いになってしまったままその先の生涯を生きると言うのはあり得ない話ではないし、実際そうなってしまっている人もいるのではないかと思っています。
そしてそれは私の住んでいた地域のように人の少ない、そしてスポーツクラブの需要が少ない地域だからこそ起こりうることだと思います。
そのいわゆる地域格差をまずは無くし、誰もが小さいうちからたくさんのスポーツを経験してスポーツの楽しさ、魅力を知り、そして好きになるための場所づくりを、一つ総合型地域スポーツクラブと言う手法で実現したいと思っています。
指導者育成
それではもう一つの指導者育成という軸についてもちょっとだけ触れたいと思います。
個人的に指導者育成をしたいと思っている理由は大きく二つあって、
自分の想いを伝えられる人を増やして間接的にでも関われる人数を増やす
なんとなくで指導をやっている人への意識付けをする
って感じです。
一つ目は単純で、「好き」や「楽しさ」を伝えよう、というコンセプトで指導してくれる人が増えれば、その分その思いが届く人も増えるはずで、結果としてこれからもスポーツをやりたいと思えるような子が増えてほしい、という願望からきています。
ただ、勝利至上主義であったり本気でやりたいというところでやりがいを感じる選手もいると思うので、そこは年齢であったりレベル感であったりを意識しつつ、適切に思いを伝えられる人を増やしたいなと思っています。
二つ目は、コーチや先生として指導現場に立つ以上、なんとなくで済ませちゃうよりも「何かを子ども達に届けたい!」って思いを持っていた方が、どちらにとってもより意味があるんじゃないかなと思うからです。
なんとなくでやっちゃうと、指導者側もただ報酬のためだったりとにかくやるだけって感じでそれ自体に意味がなくなるし、やる気も無くなってしまうんじゃないかなと思います。同時に子どもたちも、そんな指導を受けてもただ今日も頑張ったなとか今日も疲れたなとか、特に収穫や気持ちの変化がないまま終わってしまうかも知れません。
しかしそこで指導者が、こんな思いを持ってやってみよう、最後にはこんな気持ちになって終われるようにしよう、といったように少しでも気持ちを持つだけで、一回の指導でこどもたちを変えようとより積極的な、より熱のこもった時間になると思います。
子どもたちにとっても今日こんなことがあった!今日こんな気持ちになれた!といったような変化を与えやすくなり、どちらにも意味のある時間を過ごせるのではないかと思います。
そう思ってもらえるような気持ちの作り方、考え方を、私自身の「好き、楽しいを作る」という軸の元に他の指導者にも伝えていけたらと思っています。
とはいっても私自身まだまだ指導者になりたてだし、人に伝えられるほどの引き出しをあまり多く持ち合わせていません。だから今は、少しずつ伝えつつ自分でも学んで、インプットとアウトプットの繰り返しを行う段階だと思っています。
これから
ここまで総合型地域スポーツクラブ、指導者育成の二つの面で活動を考えているというお話をしました。
個人的には、これはどちらもやりたいです。
自分の思いを自分で伝える場を作りつつ、その輪を広げていく。
そんな活動をしたいなと思っています。
ただ、まだまだこれを達成するには経験も時間も準備も資金も関係性も全く足りていません。
これをまずはあと3年ないくらいの大学卒業までにどこまで形にできるか、そのためにどういった段階を踏んでいくか、これから考えていかなければなりません。
そして、まだ自分の中でスポーツクラブと言う手法で行くのか、指導者育成の道に進むのか、それは確定していないし変わる可能性は十分にあります。
今はこの二つを軸に考えつつ、これからたくさんの経験と活動をしていった上で、自分の思いを達成するためにどんな手法がより適しているのか精査して決めていきたいなと思っております。
地道でとても長い旅だな、と思っています。
このnoteにもその旅路は書いていきますので、どうか長い目で応援していただきたいなと思っております。
まだ文章も辿々しく、何一つ形にできていないですが、これからもどうかよろしくお願いいたします。
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