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あたなにもできるオーベルジュの作り方②

もし、飲食店経験がない人間が宿泊施設をやりたいとなるとどうなるか?何も知らなければもちろん崩壊する。店や宿泊施設はその人のマインド通りになるのが当たり前だから、過去の経験値や自分が行って楽しかったところでのフィードバックが反映される。オリジナリティーを優先して、自分の場としたり趣味の世界で運営するのもいいだろう。余裕があればそれはそれで楽しいし面白い、シニアが首都圏の排気ガスや騒音、電磁波から逃れて田舎でマイペースで仕事をするはとてももいい。ただし今の時代高度成長時期からの終焉時期で物件は至る所に余っている。下手したらただ同然に近い価格で入手も可能だろう。その場合は不動産屋や販売店ではなく、別荘地の管理会社だったり個々の物件所有者情報から当たるといい、半分は「運」と「縁」と「タイミング」でもある。あくまで3、4部屋ベースでやると良い、夫婦2人ではじめらるかもしれないし、少人数ではじめらるのがいい趣味の延長で物事を考えた方が上手くいく。また残念ながら4人以上集まると内部抗争は必ず起きる。また共同経営などで複数の人を雇ったりするとも今の時代ほぼ100%上手くいかない。要は自分一人もしくはパートナーでやれる範囲が良いのだ。コロナ時期に強い場所は首都圏(東京を中心とした考え方)から車での移動範囲3〜4時間以内だ。特に夏の温暖化で首都圏はもはや40度に達する。北海道、東北はもちろんいいが、やはり遠いのだ、今は車で移動できる涼しい場がとても受けるのだ。長野エリアやはり標高1500メートル前後の場所は大人気だ、なんせ首都圏が40℃前後でも27℃ぐらいで落ち着く避暑地だ。軽井沢は残念ながら暑いエリアに入ってしまった。北海道もいいが基本的は暑くなってきている、もちろん関東と違って少し標高が高ければまだまだ涼しい、現在でも飛行機の稼働率50%と人間が少ない状態での宿泊施設は経営という視点で見れば難しい、夏が涼しい場所というのは、いかせん冬がとてつもなく寒い。基本的な考えとして7月ー11月の期間のうち月に7日間日はは営業しなくても良いスタンスでいた方がいい。台風や気候変動が多いからだ特にリゾートは天候との戦いでもある。飛行機が飛ばなければ全部キャンセルなんてこともあり得るからだ、現在、宿泊の災害によるキャセル保険も充実しているので視野に入れておくと良い。大体涼しい地域の営業時期は4月中盤から11月中頃までが繁忙期と考える。あとは夏の時期稼いだ資金で冬は旅行や趣味に没頭すれば良いのだ、松竹梅で考えると「竹」リゾート施設を考えるのがいい。 小規模にやる場合はお一人様朝・夕食付き20000円〜25000円が理想的だろう。それ以上でも以下だと苦労も多くなる。↑を狙うと美品空間にお金がかかるし、↓を狙うと来やすい反面単なるペンションとなるケースが多い。空間と食事とサービス=対価が合えば自ずと人は集まってくるもので、最初から完成を狙うものではなく日々改善マインドでいる方が良い。最初から完成しているのを目指すのは危険で「お客の距離感とコミニュケーション」でスタート切るのがいいだろう。旅好きは会話好きなのである。人好きは多少技術不足でも人気店になる物である。有名シェフの時代はもうない。地域密着の時代だ。

次回 オーベルジュの食事・必要な美品について

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