情報で飲むワイン(アルコール)②
人間とは先に情報を与え信頼を得るとそのワインは美味しいと思ってしまう
旧知の仲や親しいソムリエなら尚更だろう、平均的なワインならほぼ
その人にあった情報だけ与えれば8割は対したワインでなくても
美味しいというもの。そのままストーリー(その生産者の苦労や
涙ぐましい話)を与えると感情移入し、すごいワインになるケースも
ある。普通のワインでさえ。。それはワイン慣れしていない人達には
当てはまるが、ワインなれしたプロには通じない。
アルコールとは人のアイデンティテー(自己承認)が現れるもの
高いレベルのものをお互いに「いいね」「美味しい」と言える
人たちが共有できる世界でもある。日本人の特徴は俺よくわからないから
「あなたに任せるよ」「ソムリエさん任せるよ」的な感じが残念だ。
酒に詳しいということは関係なく、これからは自分なりの表現が重要だ。
「これは自分に合っている」「これ飲んだら気分が良くなった」こんな
簡単な感じでいいから表現したい。それがないとテレビやインターネット
と一緒「自分で考えられない洗脳ツール」と一緒だ。レストランで
出されたワインを検索かけて「なんだこんなものか?」と
自分で判断できない人間と一緒だこれはレベルが低いからやめた方がいい。
レスストランでワインの写真は撮っても調べるのは筋違い。その場を
楽しむことに専念したい。確かに売り手と飲み手のやりとりは
一喜一憂するが楽しいコミュニケーションがあればいいだろう。
今は全ての価値観が変わるタイミングだ。
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次回ー味覚!甘みと旨味?