傷んだワイン⁉️喜んで飲んではいけない!
俗に言う「ブショネ」とは、ワインの栓に使われている
コルク栓の汚染やカビによっておこる品質劣化のこと。
コルクの意味を持つフランス語「ブション(bouchon)」が由来だ。
さてコルク栓は樹木の皮からできているので、
中に潜んでいる微生物や菌、また生産の段階でできる。
化合物「TCA(トリクロロアニゾール)」が原因とも言われている。
難しいので名前だけ暗記しておくと良い。
どんなに良い保存環境においても発生してしまうもので、
体に害があるわけどない。「ブショネ」したワインは、その味や風味がない。
ワインはリンゴ酸やクエン酸など、多種多様な「酸」で構成されている。
そのため、ワインは酸味を強く感じるもの。これらの酸が長い年月をかけた
熟成して、さらに開栓のあとに空気に触れる、酸化熟成で変化していくのが、
ワインの「いい酸化」反対に「悪い酸化」というのがありワインを保存している
状態で、コルクなどの栓の不具合で空気がボトルの中に入って
酸化してしまった場合だ。「ブショネ」と同じように、劣化したワインとなる。
ワインを飲みなれている人なら、ワインやコルクのにおいを嗅いだだけで、
すぐ「ブショネ」と理解するが、普通の人はあまりわからない。
「ブショネ」と「熟成」は意外と紙一重なのだ。
これも意外なのだが、ウイスキー好き!タバコすき!添加物好き!の人は
ブショネしたワインが「美味しい」という確率が高い!
要は刺激が味覚としてあるのかもしれないが、それはそれで一部の
マ二アがいるということだ。レストランで傷んだワインがでてきたら
返品か飲むのかは自分次第だ。高いお金払ってまずいワインは飲みたくないので
ある程訓練は必要だが、ワイン生産の2%ぐらいは確実に傷んでいるものと
思っておくと外食多い人はそれなりに当たるものだ。
まあ店側も商売だからわからなければそのまま出すものなのだ!汗。
そんな自分も人によっては傷んだワインを提供した回数
数十回・・コミュニケーションは需要だ。
付加価値つけようサービス業マガジンVOL288
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