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ワインの防腐剤っていったいどうなのよ?

亜硫酸(SO2または二酸化硫黄とも表記)は酸化した硫黄(SO2)が水

に溶けている状態で、簡単に言ってしまえば形を変えた硫黄で、

硫黄は火山など自然界に存在する物質でワイン造りに利用されていたと言わ

いる、主な役割 は2つ「酸化防止効果」と「殺菌効果」

だ。。亜硫酸はとても酸化しやすい(しかも強烈な匂いで鼻が

ひん曲がる。。とても耐えられない・・汗・・)

酸素と早く結びつくことでワイン劣化を防ぎ、を守る!

もう1つの殺菌効果!

古代から現代まで変わらず使用されている用途です。

樽などの醸造器具の殺菌に利用したり、不潔な香りを生み出す悪玉酵母や

雑菌の繁殖を防ぐために添加するなど、醸造中の細菌管理に利用される。

このように亜硫酸は酸化や細菌汚染の予防と治療する存在だ。

ワインの「薬」のような存在。ワイン醸造では確実に使うようなものだ。

しかしむやみに使用しすぎると、脱色作用があるのでワインの色が薄くなる。

亜硫酸の風味のために果実味がなくなるなどデメリットもあり

その間で技術が問われる。。さて本題だが、

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酸化防止剤が引き起こす影響とは?もちろん頭痛だ!!

若い人には感じづらいある程度歳をとってミトコンドリアの減少に伴い

体の解毒作用が弱くなってくると今までと同じようには飲めないのだ。

歳をとってきたら「良い酒を少し!」が基本だ、スーパーのワインは

かなり選ばないと危険である場合が多い、

一方でマーケティング的な観点からオーガニック認証を得ることが

目的になってしまい、醸造中に亜硫酸を添加しない為に悪玉酵母に汚染された

欠陥ワインや低品質なワインになってしまっているのも多い。

わからない人が多いのでなんともスルーしている議題だ。

それでまずい結果になってしまうのだ、個人的にはオーガニックの専門でもある

が、ワインに限ってはそうでもないかもしれない。。

そもそも美味しくないワインを無理に飲む必要はないが、良いワインは勝手に

喉の奥に吸い込まれるし、悪いワインは入らないものなのだ

(これは健全なものをちゃんと食べていれば感じる能力)

完全に亜硫酸のないワインを求める方には残念なだが、

亜硫酸は添加せずともアルコール発酵の過程で酵母によって

10mg / L前後は自然にワイン中に生成されている。

勢いよく飲まなければあまり気にすることもない。

ワインに限らず酸化防止剤(亜硫酸)が使用されている食品は身近たくさんあ

る。より危険性が高いと言われている食品添加物も山ほどあるので

ワインだけ気をつけていても仕方ないのだ。。

付加価値つけようサービス業マガジンVOL265

次回ー農業消滅?

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