単価の高い店とサービスの質がつり合わない時代に突入。。問われるソフト(人財)!
1988年ホテル・フランス料理の全盛期だった頃は、
サービス側もとても熱心だった。インターネットがない
時代は自分で調べようがない、情報を持っている
サービスマンやソムリエは専門家としての地位も高かったものだ。
西洋マナー!一色だった時は、何がいいのか?わからないが基準がフランスや
アメリカだった。企業に余裕があるのでスタッフたちは経費で色々な
研修を受けて人財投資は良くされていた。ソムリエというのが
流行りだしたのはバブル時代、1987年ごろだ。それまでは
ソムリエって何?の時代でもあったのだ。
景気もよく、お金が回っていた時代で、まだ中国のエリートたちが
日本にアルバイト(出稼ぎの全盛期だ)、今や中国に乗っ取られる
寸前の日本だが、中国も経済が失速しかかっているのである意味日本には
ラッキーかもしれない現在だ、さて当時の
サービス業にプライドがあり、皿を一つ出すにもある意味ステータスがあっが
今はそんな良き時代は一部の人たちだけで盛り上がるが。。中々、良い料理・
いいサービスマンに出会える確率はかなり低い時代だ、ミシュラインガイドに
載ったからと言って店が続く保証もないし、いいサービスが受けらえるとも言え
ない、、都内の2つ星レストランでヘルプの仕事の時、支配人は30年来の友人だ
若い頃はかっこいいソムリエを絵にかいたような人材だったが
60歳を前にして流石に当時の面影はない。積み重ねた知識は豊富だが
お客のワインのオーダーを忘れる。。若い時と違い、3、4件オーダーが
重なると記憶力が乏しいくなる。。「〇〇支配人最近、すぐ忘れるからなあ」
とお客に揶揄される、笑いながらだからまだいいが、そのうちそうもいかない
だろう。昔は頑張った先に独立など未来が視野に入ったものだが、今は
そんな時代でもない。。サービスの中心が40ー50歳が中心の現在。
精神的にも肉体的にも若くいる必要がある。もっとも営業学など
進歩したおかげで今の40ー50代はとても若い!実年齢よりも、
見た目年齢の時代にもう一踏ん張りしたい世代も多い。
若い人たちがサービス業をあまりやりたがらないのもいい思いをしていない
のも事実なので、応援したい感じでもある。
レストランサービス業はとても仲良くなれる事業なのでまだまだ頑張りたい。
付加価値つけようサービス業マガジンVOL303
次回ー見た目不健康そうなサービスマン・料理人終焉の時。