ワイン!日本とヨーロッパの決定的な違い?
これは文化の違いと遺伝的な部分と食生活の違いだ。
ヨーロッパは全般的に狩猟民族だ、我々日本人は農耕民族なのである。
狩猟民族は「肉」が中心で渋さの民族だ。農耕民族は「米」が中心ので酸味
の民族なのである。アジア系は湿気も多く、スッキリしたいことから
甘酸っぱいものが好まれる傾向にある。ヨーロッパは空気も乾燥している
ことからも渋・苦の味がの混まれる傾向であった。なのであまり冷たいものを
飲む習慣がなかった。面白いのが水割りウイスキーだ。
ほぼどこのホテルでも氷は1個だ。日本ならジャバジャバ入れる。
フランスワインに詳しい人には理解しやすい言葉で言えば
日本人は農耕民族=酸味の民族=ブルゴーニュワイン好き
EU民族は狩猟民族=渋さの民族=ボルドーワイン好き
なんていう構図になる。あくまで統計上のはなしである。
実際に日本人も10人いたら2人は肉食系だ
一概には言えないが、また朝日を浴びている葡萄は酸味が育成される。
夕日を浴びている葡萄は渋さが形成されるものなのだ。
陰陽学上そのようになっているブルゴーニュは朝日、
ボルドーは夕日で育つのだ、たまたまそういう葡萄が良かったのだ。
葡萄とは土の中を表現できるものである。なのでワインが流行った。
日本の経営者などは常に孤独にさらされている。そんな時にグラスの中に
自然を見出したりして癒しを求めたものだった。動物もみなそうだが
いずれは土に帰るものなのだ。土からできたものに癒しや落ち着きを求めて
も不思議ではない。日本人は酔うためにアルコールは存在したが、
ヨーロッパは味わうために存在した。元々アルコールの分解酵素が違うのも
ある。全てにおいて根本が違えば文化も違うものである。
我々の常識は世界では常に非常識なのだ。
付加価値つけようサービス業マガジンVOL259
次回ーグラスの持ち方。