怒涛の日々の始まり(後編)
はじめに
RELATIONS株式会社で働いており、現在育児休暇中の佐々木(@chiho_relations)です。
「怒涛の日々の始まり(前編)」を読んだくださった方々、ありがとございました!
たくさん反響いただいて、嬉しい限りです❤️
そして、「痛い!」ばかりの文章で、怖がらせてしまったらすいません。笑
ただ、出産育児はファンタジーではないと思っています。
実際、私自身出産してから「聞いてないよー!」「知らないよー!」なことばかりで正直困惑しまくりでした。
そして、産後うつ、育児ノイローゼになりかけました...笑
なので、そんな方が一人でも少なくなるよう、あえてリアルをお届けできればと思いこのようなコンテンツにしております。
なお、発信の経緯などはこちらを参照ください。
では、後編は出産直後...についてお話ししようと思います。
4. 出産直後
痛い!ばかりの出産レポ(前編)でしたが、では出産してから(直後)はどうだったかというと、こんなことが起こりました。
(本当に正直ベースに書いてます。笑)
・次は絶対無痛分娩!と思った
・産後すぐから、むくみと全身筋肉痛
(筋肉痛は、いきみ逃しのためにめちゃめちゃ力んだのが原因かと)
・悪露や産後子宮の収縮の痛み、会陰切開の傷の痛みが辛い
・歩くのもやっと
・産んだはずなのに、お腹がへこまない
・容赦無く、息子のお世話はスタート!
(24時間365日の育児開始)
・手続き系は全部出産前に整理しておいてよかった!
・名前考えるの時間かかる
・おっぱい(授乳)はすぐできるわけじゃない
(ある意味修業が必要。笑)
・育児のオペレーション忙し過ぎ
(慣れるの大変)
・産後ハイなのか、本当に嬉しかったのか息子を抱っこすると、そんな辛いことも「あーなんか頑張れそうー」って思えた
また、「痛い」のオンパレードですね。汗
(すいません...笑)
正直こんなに大変なことあるんか!ってくらい。
今までで生きてきた中で一番大変だった。仕事の苦労なんて屁でもないとおもったのは本当です。笑
でも、ほんと痛いんですよ。
出産って、交通事故にあったくらい身体にダメージあるっていうじゃないですか。
交通事故にはあったことはないですが、筋肉痛も含めて身体中が痛かったです。
そして、悪露や産後の子宮収縮、会陰切開の痛みもあります。
カロナール(鎮痛剤)を処方してもらえましたが、痛かったです。
そして、最初のトイレはすごく緊張しました。笑
あとは驚いたのが、出産したけどお腹が凹まない問題です。
冷静に考えれば、そりゃそうですよね。
何ヶ月もかけて大きくなってきたお腹。
そんなすぐに凹まない。
ただ、産後身体が元に戻るペースは10ヶ月かけて変化してきたのと違ってとても早いです。そのせいか痛みや違和感が伴いました。
1ヶ月半ほどでやっと回復したかも...?なイメージでした。
産褥期っていうじゃないですか。無理は禁物だよって。
本当にそうです。
出来る限り、身体を休めて絶対無理しないでくださいね。
でも、当たり前ですが子供のお世話は容赦なくスタートするんです。
ここが私の想定外でした...(入院中はもう少しゆっくりできるかと。笑)
『たまごくらぶ』や『ひよこくらぶ』は事前にさらっと読んでいました。
でも、やったことがないからオペレーションが想像できない、組み立てらない。
新生児を目の前にして、あわあわする日々。
正直、まるで初めてのバイトのよう...。笑
しかも新生児って、やることたくさんあるんですよね...!
私の産院は出産後2日目くらいに、新生児のケアの仕方って教えてもらえました。
ただ、頭回ってないし慣れるまでとにかく回数こなすことが必要なので大変!
簡単に書くと、自分の身体も回復しない中、3時間ごとにおむつ交換→授乳→寝かしつけのサイクル。
新生児はなかなか寝るのも上手じゃないので、あっという間に次のサイクルが始まります。(休む暇なし)
というか、寝ない...!笑
そして、それは夜も関係ありません。
定期的におとずれるわけではありません。
寝てくれないこともあるし、うまく授乳ができないこともあります。
そして、おっぱいも最初から乳腺が全開!ってなわけではないし、そもそもいままで機能としてつかっていなかったので乳首がめちゃめちゃいたいです。(本当に修業のよう...)
その中で、インプット、実践、オペレーションの改善の繰り返し。
なので、絶えず寝不足の毎日でした。
目の前の我が子をとても愛おしく感じる反面、自分の身体に鞭を打ち動き回る。
私は寝不足が本当にこたえました...
ちなみに、こちらが私の入院中のスケジュールです。(概ねこんな感じ)
7時 自分:起床、シャワー、身支度
息子:おむつ交換、授乳、ミルク、哺乳瓶洗う
(シャワー、身支度の間は息子預けられます)
8時 自分:朝食
9時 息子お迎え、お世話開始
息子:検温
自分:検温
10時 息子:おむつ交換、授乳、ミルク、哺乳瓶洗う、寝かしつけ
12時 自分:昼食
息子:おむつ交換、授乳、ミルク、哺乳瓶洗う
13時 自分:内診(内診の間も息子預けてOK)
14時 お世話再開
(おむつ確認、交換の必要あれば実施)
15時 息子:おむつ交換、授乳、ミルク、哺乳瓶洗う、寝かしつけ
16時 面会(コロナ禍のため1日1名限定 30分)
18時 息子:おむつ交換、授乳、ミルク、哺乳瓶洗う、寝かしつけ
自分:昼食
20時 就寝準備
21時 息子:おむつ交換、授乳、ミルク、哺乳瓶洗う、寝かしつけ
就寝(消灯)
24時 息子:おむつ交換、授乳、ミルク、哺乳瓶洗う、寝かしつけ
3時 息子:おむつ交換、授乳、ミルク、哺乳瓶洗う、寝かしつけ
検温時やおむつ交換の実施時間(おしっこ、うんちどちらかも記録)、授乳の実施した時間(右X分間、左X分間)、ミルクXmlも記録といったように記録することがめちゃめちゃありました....
こう書いてみると、びっくりしますよね...。
え、こんなに大変なの?って。笑
仕事より大変じゃんって思いましたよ...
しかも、これがスケジュール通りに進んだら良いものの想定外のことが起こるので絶対に進みません。汗
なお、どんなことが起こるのか?というとこんなことが起きます。
・おむつ交換より先に💩する。(交換が必要)
・おっぱいうまく飲めない、飲ませることができない
・おっぱい/ミルクを吐いてしまったので着替えが必要
・ミルク作ろうとしたら、溢してしまった
・哺乳瓶洗うの忘れてた
・泣き止まない
・寝ない
大変ですね...!(白目)
そして、その中で名前決めたり手続き系対応したりしなければならずなのでバタバタです。手続き系は事前に必要書類や対応フロー、期日等整理していたので夫が対応してくれました。
手続き系はおそらくニーズがあると思うので、改めてまとめますね!
そして、授乳についても改めて後日書こうと思いますが、授乳痛いです!笑
そして、ふにゃふにゃの新生児を抱っこしておっぱいを飲ませるのは難しいです!笑
あと出産してからわかったことは、おっぱいって産んだら出るものだと思っていたんですよ。
皆慣れた感じで授乳してるし。
でもそうじゃなかったんですよね。
三十数年間、ずっと使っていなかったおっぱい。
それが、「さー活躍の時がきたぞ!」といった感じでおっぱいを作りだしてガッチガチに硬くなるし、子供に乳首を容赦なく吸われる。
乳首切れてるんじゃないか?ってくらい痛いです。
それはまるで修業です。笑
そして、出産後の内診の時に、乳腺が開通しているか確認するため乳首捻りあげられます。(こんなこと今までの人生でないですよね。笑)
3時間ごと、もしくは欲しい!と言われれば差し出さなきゃいけないおっぱい。
1ヶ月ほどで痛みや分泌量は落ち着いてくるかと思いますが、そこはいろいろ調整が必要です...!
産む前もマイナートラブルとかで大変だった自分の身体と心。
私自身は産んだ後の方が大変でした!
というのも、産むまでのシミュレーションはしていたけど産んだ後が全く想像できてなかったから。
前編にも書きましたが自分の姉妹が「普通に」育児をしているのをみて、大丈夫だろうなと思っていたんです。皆やってるし。
なので、病院の方にも家族にもとにかく頼りまくって、「お願いしますー!」精神でやるのが一番だと思います。甘えまくってください!
頑張り過ぎ絶対良くないので、絶対無理せず!
正直私は夜中、息子「泣き止まない...!」って一人で頑張ってましたが、預けても良いと思います!だって身体痛いもん。寝不足つらいもん。
退院したら嫌でも頑張らなければいけないと思うので、入院中は甘えてください!
5. とても役立ったもの
さて、ここまで出産レポ読んでいただき、ありがとうございました!
ここで私が出産・出産直後において役立ったものがいくつかあるので紹介しますね!
なお、こちらのリストは病院で依頼のある「入院準備リスト」をしっかり準備したうえで、それに加えてこれが役立ったよ!というものをまとめています。
①ペットボトル用ストローキャップ
500mlのペットボトルの飲み口につけられるストローキャップです。100円均一などで売っています。洗い替えのため2つほど準備してくと良いです。
これは出産時、出産直後ともに水分補給したいけど動くのも辛いというときにとても便利でした!
(Amazonのリンクを貼り付けましたが、100円均一で売っています)
②硬めのボール
何に使うの?と思われる方が多いと思いますが、こちら出産時のいきみ逃しに一番役立った!これがなかったら乗り越えられなかった!といっても過言ではないほど役立ちました。笑
前編で書いた通り、出産時私は夫に立ち会ってもらったのですが、いきみ逃しもほぼ2人で頑張りました。
通常であれば、助産師さんなどが陣痛のいきみ逃しのときにお尻をおしてくれると思いますが、不在だったのでこのボールをつかってお尻を押しまくってもらいました。笑
(ほんとなんで不在なのって言いたいところですが。笑)
使い方については、陣痛の痛みがあるときにお尻の穴に蓋をするように、ぐーっと力一杯野球ボールまたはテニスボールを使って押してもらいます。
(使い方については、病院の助産師さんや看護師さんなどに聞いてみるとよいです)
③タオル
フェイスタオルで十分です!
私は陣痛つらすぎて、タオルを握り締めたり加えたりして乗り切りました。
タオル大好きマンなので、これがあってよかったです。笑
④うちわ
私は8月31日の出産だったので、とても暑く夫にうちわであおいでもらってました。もちろんクーラーはきいてましたが、想像以上に体力つかうのと叫んだりしたので暑かったです...笑
(冬の場合はいらないかも?)
⑤メディキュット(ロングタイプ)
出産直後ですが、私は身体とくに足のむくみがひどかったのでメディキュットのロングタイプが非常に役に立ちました!
出産直後、身体が浮腫む原因としては一般的に以下のようなことがあげられるようです。
・体内の血液、水分量の減少
・女性ホルモンの減少
・骨盤内のリンパ損傷
・出産育児疲労
心配だなという方は持っていくのがおすすめです!
この5つが、病院から準備してください!と言われたものの他に用意してよかったものリストです!
出産の際に参考にしていただければと思います^^
次回は手続き系か授乳についてまとめようかなと思います!