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母親が抱える「罪悪感」の正体
はじめに
こんにちは。
RELATIONS株式会社で働いており、9/1〜育休から仕事復帰しました佐々木(@chiho_relations)です。
出産をきっかけに育児noteを書いています。
前回、現状をシェアするnoteとしてこちらを執筆しました。
もうね、正直悩みやモヤモヤはつきません!
そして、なぜか日々感じるのが「罪悪感」。
今日はこの「罪悪感」についてお話しできればと思います。
ある日、鮮明に感じた「罪悪感」
夕方いつも通り仕事を終え息子を迎えに保育園に向かいました。
最近は日が暮れるのが早くなり、周りは真っ暗。
そして、保育園につくと保育園に残っている子供たちは数人。
息子は私を見つけると泣きべそをかきながら、駆け寄ってきました。
「今日も保育園で楽しく遊んできたね。よかったよかった。」という思いに加え、なぜか「こんなお迎えが遅くなってごめんね...」と思っちゃうんです。
そして帰り道、外はもう真っ暗。
これで私は良いのだろうか、一緒にいられなくてごめんねって思って泣きそうになりました。
仕事も家庭も全部中途半端な気がする。
仕事は以前のような圧倒的な成果が出せていない。
今までの成功パターンが通用せず四苦八苦。
そして、家事育児も精一杯やっているけど、満足できるものではない。
子供と一緒にいたいけど、仕事もあるしそういうわけにもいかない。
全方位に「なんだかすいません...!!!!」といった気分になるのです。
なんだかな...
こんなはずじゃなかった。これで良いのか。というのが本心です。
でも今は精一杯頑張っている。
何かを得るためには、何かを捨てなきゃいけない。
わかってはいるけど、自分は全部得たいんだなと思いました。
身体は一つ。そして、時間も限られている。
もっと子供と一緒にいた方が良いのか。
仕事もしたいし、キャリアも作っていきたい。
客観的になんでこんな罪悪感を感じるんだろ...と思いました。
何も悪いことしてないのに。
分解してみると、
母親はこうあるべきっていうしがらみにはまってしまっている自分が見えてきました。
そして、時たまに良かれと思って言ってくださると思うのですが、言葉の数々が変に自分に刺さったままだったり。
「かわいそう」なんて言われた日には結構引きずります...。
あとは、医学的に証明はされていないし、調べきることができなかったのだけど個人的な見解としては生命を守るためにはきっと必要なことで、遺伝子的に組み込まれてるんではないか。と思いました。
これからのこと
簡単に自分を分析して、言葉に出してみて、思い切って夫や会社のメンバーにシェアしてみました。
そうすると不思議と少し楽になりました。
そして、何人かから罪悪感を感じることなんてひとつもないよといってくれたことがとても救いになりました。
きっとこの「罪悪感」という感情、世の中のママたちは思いっきり共感だと思います。
それは仕事をしているしていないにかかわらず、誰しもが思うんです。
もっとこうしてあげれば...と何度も何度も。
でもその時その時では私たちはベストを尽くしている。
子育てに正解なんてないとよく言いますが、本当にそうだと思います。
皆が試行錯誤しながら毎日を過ごしている。
自己肯定感低めな私は、「何もできていない...」とぐずぐずしそうになりますが、こういった時「セルフコンパッション(自分を慈しむ)」的な能力はめちゃめちゃ大切だなと思いました。
そして最近私はわざわざ「まぁいっか!」や「大丈夫!」と言葉に出して言うのですが、自分を認め妥協点でどうにか着地させるといったこともとても大切なことだなと思いました。
我らはまだまだ成長途中です。
子供と共にママとして、人として成長しているんだなと思う毎日です。
「罪悪感」を感じるのは、子供を愛しているからこそ。
そう思いながら、今日も夕方急いで子供をお迎えに行こうと思います!