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GOLD/XAUUSD かもしれない独り言 2023.1.23 マクロシナリオ
■おさらい:先週はシナリオ(a)に準じた動き+高値更新
やはり、1900キリ番は信頼できるものでした。
私は、両日とも寝坊してエントリーできていません!!
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![](https://assets.st-note.com/img/1674311458426-yjMFbkSg4h.png?width=1200)
■まずは、環境認識
<週足>
底値圏でダブルボトム構成後、ナナメ白線のトレンドラインで少し揉みあって上昇して以降、元気よすぎる上昇。
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<日足>
過去のもみ合いゾーンを"せり上がる"形で上抜け上昇。
せり上がりは強い上昇の初動に見られる激アツサイン。
しかも、上げ三法(酒田五法)が出てるじゃないですか。
"ここから買え"のローソクパターンだけど、ほんとかなぁ
(´_ゝ`)
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<4時間足>
高値更新の勢いがあったものの、先週は"往って来い"を思わせるような反落も目についた。過去に倣うなら調整しての足場作りが次の上昇のためには必要か??
![](https://assets.st-note.com/img/1674309843316-2U5kHcbXlH.png?width=1200)
■今週のシナリオ『レンジ意識』 なぜなら・・・
週の前半は、特に目立つ指標や要人発言の予定なし。
週初から一気に上昇というのは逆にキナ臭い。。。
なので
基本"上目線"で意識しつつも、いったん"レンジ性"の値動きを視野に入れます。
短期トレーダーにとっては、少しサイズの大きな下落調整波に遭遇するかもしれません!
(主に木曜の指標発表までについて考察しています。)
<1時間足>
まず、水平抵抗帯をおさらい
![](https://assets.st-note.com/img/1674310328826-ftH2VOerGm.png?width=1200)
・1920ゾーン 先週のサポレジ ゾーン
・1900ゾーン 押し安値(1H)、キリ番
・1890ゾーン 1900抵抗ゾーンの予備的サポート
・1878ゾーン 過去高値ゾーン、押し安値(1H)
・1950-60ゾーン 高値抵抗帯
■シナリオ① 調整入り
週中まで上値重い展開、1920でのサポートも限界となり、いったん値幅&時間調整へ。
1900と1925辺りでのレンジ性の値動き。三尊が意識される。
木曜以降の経済指標で上下どちらに行くのか???
※ファンダは予想しようがありませんので、心と逆指値の準備だけはしっかり!
![](https://assets.st-note.com/img/1674310550609-t8lJ98qBCH.png?width=1200)
a)1920割れ(&4時間短期線割れ)を確認後、
1920辺りへの戻しにてショート。
※ピンク矢印
TP1:1900
TP2:1890
(TP3:1878 ※これはもうトレ転)
SL:1時間短期足の直上
※1時間足実体での抜け確認が安全
b)1900のサポートが強かったらロング
※黄緑矢印
といってもファンダ要因がないと1935抜け&1950チャレンジは難しいかも。
TP:1920~25
SL:1895
ただし、15分レベルでのWボトムや逆三尊確認、15分足短期MAの上向き転換後
c)サブシナリオ 1920割れないけど上も行けない
1920を割れずに1923~1935との間で小さなレンジ構成となる場合、欧州、NYの値動き次第では1950チャレンジもあり得る。が、ファンダ要素なしに行くなと懐疑的なので『指標待ち』にて静観。
指標の好結果を受けても1937を超えれない場合、往って来い後の下落調整に留意。
![](https://assets.st-note.com/img/1674310655910-10ldZMubvO.png?width=1200)
■シナリオ② 値幅調整ついでの続落
ファンダ要素なく、ここは一旦利確だとばかりに個人や投機筋の売りが続いてしまい、"トレンド転換"までしてしまうパターンも想定しておきたい。
・東京でダラダラ売られ続ける
・欧州で持ち直しそうだけれど、やっぱり落ちる
・NYで加速 → 1898割れ確定にてトレンド転換
一応、「1920」割れを契機にシナリオ①の売り作戦といきながらも、「1900」あたりに差し掛かった際に、、、
・4時間短期MAが下向き転換
・1時間短期MAも下向き転換(かつMAPO)
・かつ、両者がさほど乖離していない。
という場合、1900の明確な割れを待って・・・
a)1HMAを背にしたショートエントリー
SL:1HMA直上(直近ヒゲ先など柔軟に)
TP1:1890割れ狙い
※割れで走ったところで2/3利確
もし、1890割れで1時間足が実体確定したら
TP2:1880あたり
ただし、建値に逆指値設置。
もしくは1Hの長ヒゲ、包み足などで撤退。
b)4HMAを背にしたショートエントリー
これを検討する時には1900より上でのエントリー
になるかもしれないため、無理して入る必要なし。
1900割れの戻り上昇波が「上昇5波の動きを
完了させていること(5分足)」
を前提条件に小ロットチャレンジ。
SL:4HMA直上(ヒゲ先など柔軟に)
TP1:1890割れ狙い
TP2:1880あたり
※詳細は a)に同じ
<注意事項>
※1890割れは加速すると思われるので、ナイフ掴みのロング禁止!
※1890割れでV字回復しない場合、1880辺りを底とした1時間足で確認できる大きめサイズのWボトムや逆三尊を確認後、ロング検討。
![](https://assets.st-note.com/img/1674297731708-s7slCxSXcm.png?width=1200)
■シナリオ③ 指標待たず、自力上昇
例えば、週初から上昇してしまうシナリオも頭に入れておく。
理由としては環境認識で触れた日足の「上げ三法」を根拠にするならば、元気のよい上昇が続く可能性もある。
判断としては、
・1日半ぐらいかけて、1920を底に足場固め
・水曜あたりから再度上を目指し1937を試す動き
・1930~35あたりでのアセトラ形成
(かつ、ボラ縮小)
を目印にしようと思う。
また、関連する要素として
・円高/ドル安など為替要因
・ロシア報道などリスク報道
といったことも意識する。
a)1920ゾーンの足場根拠でロング
TP1:1935
TP2:1950
TP3:1960
実際の損切り位置としては
・1H短期MAと4H短期MAが乖離している場合、
SL:1HMAの下30pips程度
・1H短期MAと4H短期MAが密集している場合、
SL:4HMA下30pips程度
※両者平行での密集ならエントリーしない。
※上昇するまでの間に、どのくらい時間が経過しているかによって、MAの配置が異なるため位置関係に応じて臨機応変に。
b)1930ー35でのアセトラ形成時にブレイク狙い
スキャルピング。
15分短期MAを根拠にスキャルピング。
高値更新で都度利確。50まで握れれば最高。
急上昇がNYタイムなら、60~65まで上昇する可能性もありそうだが、その際、その日の「Pivot R1/R2」あたりを目途に利確したい。
※とにかく、"バイクラ往って来い"に注意。
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■注意しておきたいこと
1950~60をもみ合いなしで一気に抜いてしまうようなことがあった場合、「バイイングクライマックスの到来」とみてロング保有時は即利確。
壮絶な「往って来い」に備えましょう。
私がこれを目にするなら、「飛び乗りショート」でスキャします。
<懸念要因>
・1月末にかけてのリバランス意識&満足感&達成感
=投機筋のロング利確
・経済指標のサプライズ
・地政学的リスクによるサプライズ
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さいごに
"値動きの予想"ではなく、"このように値動きしたらこう対処しよう"とパターンを据えておくことが大事だと思います。
前者はギャンブルで、後者がトレードだと思います。
「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」大切ですね
(´_ゝ`)
と、自分に言い聞かせて来週も頑張ります。