本日の一句を綴る 僕と友について
自分には、理由がわからなかった。
自分は何もしていないのに人が去って行ってしまうなんて。
自分のことよりも関わってくれる人のためにとの思いが強く、貢献してきたつもりなのに。
そんな行動しかできなかった。
なぜなら、重度障がい者として生まれたから。
僕は、やってもらわないと生きていけない。
これまで、いろんなことに何度も挑戦してきた。例えば缶コーヒーを飲めるようになったこと。人に説明すると驚かれる。
しかし、自分の努力なんて、健常者からすれば、考え、工夫するほどでもない。そんなことに努力が必要だった。
努力したこととして、どうやったら僕の介護者を集め、ながく続けてくれるかということ。
親からの自立は早くても、生きていくうえで僕たちには絶対に外せない課題なのだ。
僕のとった行動は前提があってのこと。事業所の運営を行っていたころ、従業員には、喜んでもらうためにと給与で返したり、要望を聞くようになった。
おそらく、それが裏目にでたのかもしれない。
人によっては、えこひいきなり、あの人が良くて私は?など個々の話を聞いたらきりがないのだが、要望に甘やかしてしまう自分がいた。
人が離れていき、孤独となった。
そんな自分に、連絡をくれた。
相手は、もしかしたら・・
今となってはどうしても警戒してしまう。
しかし、いい意味で、的が外れた。
友の温かさを感じた。その空間が心地よかった。
変わらない付き合いが出来たらと思う。
このご縁に感謝しよう。ありがとう!
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