コーチングの効能_女性性の解放
皆さん、こんばんは。Grounding Lifeのゆかです。
先日、国際コーチ連盟の資格であるPCCの証書が手元に届きました。プロコーチとしての活動を始めて8年。ここまでの道のりは決して平たんではありませんでしたが、仕事や育児をしながらも一つの学びにコミットし、プロとして活動できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
同時にここまで走り抜けた自分自身にも『素晴らしいものに出会えてよかったね』という気持ちが沸きます。
一つのきっかけなので、今日は自分自身がコーチングを通じて大きく変化したことについてお話してみようと思います。
女性性を思い切り使う。
言葉にするとそういうテーマになるのですが、私がコーチングのクライアントとして8年前にテーマに挙げていたことです。
私は今でこそ、スカートを積極的に着ていますが、32歳までスカートを着ることに強い抵抗がありました。きっかけはとても些細なのですが、小学校時代にとても体が細く、色黒で髪も短かったので男の子とよく間違えられており、意地悪な上級生に『なんでお前スカート着てるんだよ』と言われたことが理由です。
可哀そうだったなあ、と今となっては思います。きっととても切なかったでしょうね。おかげで32年間、パンツスタイルが多かったです。鏡も見たくなかったです。
そんなきっかけで永らくスカートが着れなかったのですが、コーチに
『今日は何について話をしたいですか』
と尋ねていただいた際に、
『女性らしく振舞いたい。自分の中にある女性性をもっと使ってあげたい』
と話したのでした。もっと女性として満たされていたい、なんか変に我慢していて自分も気持ちが悪い…そんな思いでした。
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コーチングのすばらしさの一つにコーチとクライアントの『協働関係』があります。クライアントが一人で頑張るのではなく、コーチがむやみに引っ張っていくのでもなく。お互いに手を取り合い、目指す目的に向けて、進んでいくのです。
この時、コーチが私に伝えてくれたこと。今でも忘れません。
『ゆか、ええやん!やろうよ、女性性の解放!思い切り、女性を生きろ!』
あーーー、私、女性として認めてもらいたいというよりも、まずは自分自身が認めてあげたいんだな…可愛いよ、綺麗だよって。
私の故郷はとても豊かな自然にあふれ、女性性も男性性も強い土地柄のように思います。特に、地熱を通じて感じる女性性の強さ・深さは私の中にも息づいているはず。だから、これを思い切り使ってあげたらいいんだ。
そんなことを思い、女性性の解放が始まりました。
その時は確か『女性性強化月間』というタイトルをつけて毎日スカートを着て出社しましたw 本当にそういうところから人の意識は変化するんです。
1か月後、コーチとのセッションの際には『スカートを着ることができない』というのはもうすでにテーマにもなっていませんでした。次のステージに進んだ、ということだと思います。
こうやって、自分自身にある女性らしさ・女性性に向き合う日々が始まったのです。これはクライアントとしてもコーチとしても大きな変化のきっかけになったセッションでした。
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あれから8年。
約500時間のセッションをクライアント様と過ごすことができました。プロコーチという生き方も自分自身の道としてとてもしっくりきています。
人生は今この瞬間から変化することができます。
変化を起こす際に、そこにどんな価値観を生かすのか。
そもそもどんな価値観を持っている自分で、どの価値観を大切にしながら生きるのか。全て選択できます。
そのサポートを協働関係という関係性の中でできる、コーチの仕事はまさに『志事』です。
あなたは人生にどんな変化を起こしたいですか