Axioryのスプレッドについて
海外FX業者の中で何かと話題の「axiory」
この記事ではaxioryのスプレッドについて解説していきたいと思います。
スプレッドって何?
スプレッドとは買値(ASK)と売値(BID)の価格差のことを指します。
FX業者はこのスプレッドを投資家から受け取ることで会社の利益としています。
主に一定のスプレッドが提供される固定のスプレッドとその時々の相場で変化する変動スプレッドがあり、axioryは変動スプレッドにあたります。
一般的なドル円(USD/JPY)で例えると1ドルが108.882〜108.886円で取り引きされている場合、「買値(ASK)が108.886円で売値(BID)が108.882円」ということになり、この0.04円(4銭)の差がスプレッドとして生じます。
FXで生じる通貨ペアの変動を表す単位として、pipsが使われます。
USD/JPYの場合 1pips 0.01
EUR/USDの場合 1pips 0.0001
スプレッドの口座タイプ
また、スプレッドは登録する口座タイプによっても違い、axioryの口座はスタンダード口座とナノスプレッド口座に分けられます。
❏ スタンダード口座 NDD STP方式
❏ ナノスプレッド口座 NDD ECN方式
スプレッドにおいてこの2つの口座を簡単に比較すると、スタンダード口座はスプレッドが広く、その分手数料が掛かりません。
一方ナノスプレッド口座はスプレッドは狭いが取引毎に手数料がかかります。
手数料は1ロット(100,000通貨)あたり片道3USDかかります。
axioryのスプレッドは実際どうなの?
axioryのスプレッドは最も狭い方であると言われていますが、実際はどうなのか、またaxioryは海外のFX業者になりますが、国内と海外ではどれくらい違うのかを表で簡単に見ていきましょう。
axioryを含む国内と海外の計6社のスプレッド比較表
※表はおおよその平均値になります。単位はpips
※1 axioryはスタンダード口座とナノスプレッド口座 sはスタンダード口座 nはナノスプレッド口座
※2 Titan FXはスタンダード口座とブレード口座 sはスタンダード口座 bはブレード口座
※3 XMはスタンダード口座とゼロ口座 sはスタンダード口座 zはゼロ口座
表は国内、海外の主要なFX会社になります。
まず国内と海外ではスプレッドの制度が違います。
国内のFX業者のスプレッドは原則固定性であり、経済の悪化、変革など余程のことがない限りは変動することがありません。
それに対し海外のFX業者は、スプレッドがその時々のレートで変化する変動制であるため、週の明け方などの流動性の低い時間帯には、スプレッドは大きくなりやすくなりますので、これには大変注意が必要です。
基本的には国内の方がスプレッドが狭く固定されているので、コストが抑えられることができ、その面では安心して取引を行うことができるでしょう。
ただし、レバレッジや取引の透明性を求める方などは、やはり海外のFX業者を選ぶことが多くなると思います。
補足ですが、レバレッジは国内25倍、axioryの場合は400倍。
取引の透明性というのはDD方式かNDD方式か、ということです。
国内の場合はDD方式で海外はNDD方式です。
以前にも解説しましたが、簡単に言うとディーラーを通すか通さないかで透明性が変わってくるという話です。
海外のFX業者の中で比べてみると、表で比較している通貨ペアは日本円とのペアのものばかりになっておりますが、やはりaxioryのスプレッドは最狭になります。
axioryは海外のFX会社の中で1番といっても過言ではない程スプレッドは狭いです。
先にも述べましたが、axioryのスプレッドはスタンダード口座とナノスプレッド口座の2つがあり、スプレッドもそれぞれ違います。
どちらの口座を選ぶ?
スプレッドだけで判断する場合、単純にナノスプレッド口座の方が安いですが、手数料が掛かります。
では実際どちらで取引するのか迷う方がおられると思います。
結論はナノスプレッド口座です。
通常のスプレッドが米ドル/円の場合約0.3pips+手数料が片道3ドルというのはかなり格安だからです。
他と比較した場合、手数料は片道、Titanであれば3.5ドル、XMであれば5ドルもかかりますのでスプレッド、手数料共に最安ということになりますね。
またナノスプレッド口座はECN方式を採用しており、STP方式を採用しているスタンダード口座よりも透明性が高いです。
ECN方式は銀行などが参加する取引ネットワークへ直接注文が流れることになり、世界中の売買が自動的にマッチングされることになり、中間業者を挟まない為、もっとも透明性が高い取引形態です。
【おわりに】
この記事ではaxioryのスプレッドについて解説して参りました。
axioryのスプレッドは狭く、手数料も安く、透明性が高い方法を採用していることがわかりましたね。
海外FX会社をお探しの方は是非この記事をご覧になり参考にしてみてください。