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自覚こそが、笑って生きる秘訣



2011-9-21mixiから

31歳の時の記事。
過去記事⑤に載せた日記の、後日のものです。
今から7年前。

自分が、「個性的」であるということと、それがずば抜けているということを、客観的にも、主観的にも認めることが、私にとっては、大きなターニングポイントになりました。

それまでコンプレックスだった、他者との違い(誰にでもあるもの)をポジティブに自覚することと、さらにそれを買いかぶることが、私にとっては、とても大切で重要なことだと、この時の主治医は何度も教えてくれました。(自尊心を育てるために)

自惚れや、調子に乗るというネガティブな表現はすればキリがないけれど、他人からのそういったジャッジメントは、自分にとってあまりメリットや価値のないものだと、教えられて、今は自分もそう思っています。


私自身が、自分の人生の大半を
幸せに笑って生きるためには、
自分を愛して大切にしていかなければならず、
それには、
「自分は宇宙に一人しかいない特別な存在だ」と、
感じる必要がありました。

この記事は長いので、何かのときにゆっくり読んでいただけたら.......(´ー`)


生きるしんどさから、刃物を握りしめてうずくまったり、泣いていた、10代の頃の自分に、今の私を、見せてあげたいです(´ー`)



────🔻ここから🔻


私の主治医はとても面白い。 
率直で優しいけど、根拠のある、私が興味を持ち理解しやすい話し方をしてくれる。 

先生のお話の中で、印象深かったのがいくつかあって、一番驚いたのが 


「長いものに巻かれる、つまり、周りに同調 (笑って誤魔化す)する大切さを理解して身に付けるのが、人間の発達の最後なんだ。普通は高校あたりで完成する。(社会に出る前、社会にでるために)」 


ってこと。 

これに、 
顎がハズレそうなほど、私は驚いた(笑)

なぜかって、私は、20歳をすぎて接客業を真剣に考えるようになり、現場にでてから、それを知ったから。 



自分に障害があるんだと、私がいちばん分かりやすかったのがココだった。 



これはつまり、周りより、
私の発達が2~3年以上遅れがあったということ。 



同じ学年の周りのひととは、合わなくて当たり前。
合わせようという理性もまだ発達してなければ、試みたところでうまくいくはずもなく、学校なんか楽しくなくて当然だったわけだ。

1年生が、
3年生や4年生と過ごすようなもの。 



私は、色々な思いで通り過ぎた10代がおわる頃に、夫と出会って、私にとって理想的な仕事に就いて、一気に友人も増えたけど、それでも20代の頃の友人は、ほとんどが10歳以上の年上ばかりだった。 

なぜか? 

歳がずっと上だと、私を見守ってくれるから。 

同調をしらない、というかやっと身につけたばかりの私を見守って、むしろ彼らから同調してくれるから。 

あるいは、そのままでいいよと言ってくれるから。 



そうこうしてると、
30代になってやっと、同年代の友人がポツポツできはじめた。 
この年になってやっと、私はおおかたの発達が周りに追い付き、その頃にはまわりはすっかり発達なんて止まってるから。 



なるほどなぁ… 



そういえば、結婚式で、年上ばかりの友人席を親戚がみて、笑ってたなぁ(笑) 



過去はどうにもならないし、機能障害はなおらないけど、私は、あたしらしく生きていけばいいだけのこと。 



先生が、こういいます。 



「いいトコのばしましょう。新開地にいくといいよ。個性を弾かないこだわりのない土地がいい。博多や名古屋や神戸や東京。そうだ、博多に支店をだしたら?」 



………

 
はぁΣ( ̄□ ̄;)?? 



↑反応がいちいちコレのあたし(笑) 



先生「暇なときに考えなよ🎵」 


ミサコ「か、考えたこともねぇ…でも博多天神は大好きだ…」 

先生「そりゃあなたが求めてるからだよ。」

「あ、できないと思わなくていいよ。
できるから。」 



………Σ( ̄□ ̄)!! 
だ、断言しやがった!!!(笑)(笑) 




しかし博多は好きだが、都会に住みたいとは微塵も思わないな。
大分が大好きだし。
て、言ったら、

「通うならいいんじゃね?」

って(笑)

…簡単にいいやがったぞ~(笑) 



まぁ、それはそのうち、いつかそのうち(笑) 





あと、先生に言われて、ADHDの本を見たけど、これまた面白い(笑)そうか、やることなすこと、症状やったんかぃ(笑) 


ADHDの症状って、文字でみるだけだと、大概のひとがあてはまる。ただ、それが、日常生活(特に幼児期児童期)に支障がでてるかどうか、が判断基準になるらしいんだけど、私ったら色々と支障が…(爆) 


触れるとキリがないから、ふたつだけ。 


まず、洗濯が大嫌い(笑) 
洗う、干す、畳む、しまう。
すべて退屈単調で、なんの創造性もない
ただ毎日繰り返すだけ。

しかも、1個ずつのタスクにいちいち待ち時間が長い。 
洗い終わるまで、乾くまで…待つのが苦手な上に、待ってる間にというか、待つと決まった時点で、なぜか、瞬で忘れる
だからたまの乾燥機は、張り切って行く!(笑)
いつもと違う場所、一気に乾くとこ、ぐるぐる回るのが見えるなど、変化とスピード完結が好き!(笑) 


ふたつめ。 
本みて一番笑ったとこ。 

会議が苦手。 
「特に、パワーポイントを使ってスクリーンに映した文章を読み上げられる形式」
 
「しかも、不満があると、立場や空気を読まずに、発言する」 


……どっかで聞いたぞ… 

年に一回ある、アレだ。 
「動物取り扱い業者義務研修」 


国で初めての動取研開催の実施時に、あまりにもそれ過ぎてつまらなさすぎて、行政に、もっと中身なんとかしろや!!と申し立てたことがある(笑)



そうか…


まぁ、つまらんと思ったとしても、
まぁ、それをちょっと口に出したとしても.......愚痴にとどまらず、

直談判にいくあたりが、典型的な症状だった(笑)
けど、ちゃんと先にメールでワンクッションしたし←発達の証(笑) 

ただ、「普通はそこまでしないんだよ」と、いうことが、分からないんだってさ。(わからないというか、普通がどうだから、自分はどうするという、自分の言動の判断材料にはしない) 


ただ、あたしは恵まれた人間関係と、絶好の環境で生きてるから、社会の中でいわゆるマイナスに働きがちなその特徴も、幸い大概がプラスに働いてる。 

 

みんなのおかげ。 
今は私を怒る人がいないから。 
今は私を「いいね」っていうひとばかり。 
(という場所に居るようにしてる)



それこそが、「いいトコのばしましょう」の、一番の特効薬。 


あとは、私がわたしを誉めてやることを、もっともっと。 



とはいえなかなか色々上手には出来なくて、まだまだ苦しい日があるけど。でも、持って生まれた脳ミソのオプションを、フル活用しなくちゃ、勿体ないな。


いつも、罪悪感と自責と闘っているけど、それが、頭のシステムのせいだとわかったので、今まで以上に、 


◆出来ないことは出来ない。 
(皆が出来ていても私には出来ない) 
◆やりたいことはやる。 
(皆がやらなくても、私はやりたい) 
◆好きなひとは好き。 
◆苦手なひととは関わらない。 

で、生きていこう。 




子育てが一番の、きっと人生一番の難関だけど、自分の脳ミソちゃんと知って、泣き喚いても一緒に成長しよう。 




そんなこんなの私に、夫の名言↓ 

「サコを怒るひとはもういないよ。後悔しなくても大丈夫。反省しなくて、大丈夫だよ。もう、泣かなくていいよ。」 



これは数日前に、長男と大喧嘩して、長男のほうがお兄ちゃんみたいに慰めてくれた夜、夫がくれた言葉。 




反省ばかりしてきた人生。
怒られるとばかり思ってきた人生が、先生や家族や友人のおかげで変わる。



死ななくてよかった。 
生きててよかった。 
包丁握り締めてた10代初めころの私に、今の私を見せてあげたい。



────🔺ここまで🔺

今の私を知る人は、日記の中盤の、先生の言葉や、私の「そのうち」という気持ちに、おや?と思った方もおられるのでは。。。

そう。

私はもう、この日先生に言われたことをしっかり達成していて、「そのうち」といった自分の言葉の通りにしています。

相変わらず、大都会に引っ越す気はないけれど、
「通うならいんじゃね?」って言った先生の言葉を、そのまま消化して、そのように生きてます(´ー`)

今は、大分を時々離れ、各地を飛びまわりながら、
仕事しています(´ー`)
あ、乾燥機は今はもう面倒(笑)飽きた(笑)
洗濯物は今でも大嫌いでお金もらってもやりたくないタスクのひとつです。

素直でしょ?(笑)

素直って、得ですよ(笑)

私の在り方やプロセスは、私だけのもので、誰かに同じようにすると楽になるよと言いきれるものじゃないし、同じようにしても正解とか不正解もないけれど、これだけは、言えます。

素直って、得ですよ。

(2回言っとく 笑)

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