大学院生の夏休み
本学の部局では制度上の夏期休暇が約2ヶ月ある。
当然ながら、院生に夏休みなどはない。
私のBOSSの名言の一つである。
これは私のBOSSがブラックなのではなく(むしろ世界一ホワイト)、数学者および研究者たるもの休みなど存在しないということである。
物理や化学などで実験系の場合は大学へ足を運び、朝から晩まで実験するなんてことはザラだろう。中には家に帰らないという人もいるかもしれない。
しかし、数学専攻の学生は基本的に「実験」がないためサボろうと思えばいくらでもサボれるのだ。
なので言ってしまえば研究のほとんどは自分一人で行えるので、大学でしようが、自宅でしようが個人の裁量に任されるのである。
私は大学でやる派なのだが、理由は簡単で冷房があるからである。
中には「行く」という行為に満足しているのか、全くやってないように見えるヤツもいる。
そいつは頭が悪いのか(集中力がないのか)、それとも研究に行き詰まっているのか、私には見当もつかない。
さらに大学院生のタスクは研究だけではない。
TAやRA
研究集会などの世話人
講義の課題(集中講義含む)
大学の広報関係の仕事依頼
提出書類などの作成
これらは一つあたりの仕事量は少ないが、まとまるとかなりの量になる。
これらをこなしながら研究をするとなると環境はかなり重要なポイントとなる。
先日のnoteにも記載したが、私は無駄な時間を過ごすのが苦手な型のようで、ダラダラやるのが嫌いである。
見るのも嫌である。
家でやると汗が止まらない上にダラけてしまうので大学に行くというのは理にかなっていると思っている。
30日あって行かない日は1日あるかというレベルで院生室にこもっている。
証明が理解できなければBOSSに直接聞くか諦めるという癖をつけているので、今の所計算だけである。
夏休みが終わるまでに終わらせたいのだが…
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