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マグネシウム製剤について

以前、ニュースでも酸化マグネシウム剤の長期投与で高Mg血症での死亡事例が報道されました。

腎機能が落ちている方が漫然と服用している状態は、血中のMg濃度が蓄積していき高Mg血症のリスクが高まります。

現在はグーフィス、アミティーザ、モビコール等新しい下剤が出ているため、リスクを減らす意味でもそういった薬に変更することが良いと思います。

高Mg血症の症状として、嘔吐や脱力感、傾眠、徐脈、低血圧などがみられ、12mg/dl以上になると、意識混濁 ・消失や呼吸筋麻痺が生じ、心停止に至ることもあります。

服薬指導時には初期症状である、嘔吐や脱力感といった症状にフォーカスを当てて確認するのがベストだと思います。

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