ポケポケ24時間考

※筆者は先行プレイ未体験のため24時間で環境語りをしています。
以下の文章はその程度のものだとご了承ください。

ミュウツー

3ターン目にサーナイトを立てた時だけ最強。

無課金で現実的に狙うラインとして大々的に喧伝されているものの、現実的には20枚の山の中からスムーズにラルトス、キルリア、サーナイトを探し当てたときだけ他を圧倒しつつそれ以外の状況では一敗地に塗れるというブレの激しさを持つ。
どんなデッキにも勝ちうるという意味では最強だがどちらかというと安定したデッキを上ブレで止める連勝ストッパー的な立ち位置であり、長期戦ほど評価が下落していきそう。逆に短期的大会で爆発したやつは優勝する。

ピカチュウ

とにかく安定している。

種のEXはそれだけで非常に評価が高い。2エネ90点というエネルギー効率の良さ、にげる1、どこを切り取っても弱い点はなく、更に現実的な対抗馬がよりによって水デッキであるという追い風も。
弱い種を余分に採用する必要があるというのが数少ないネックだが見れば分かる通り他の高Tierデッキも上振れ下振れ激しいため相対的にはもっとも連勝に向く。ランクマ向け。
あるていど時間を経たらこのデッキが一番多くなりそうと予想しておく。

フリーザー

現状のポケポケのルールは1ターン目にエネを張れず攻撃はできるという紙とは逆の仕様になっており、それが原因で極度の後手ゲーと化している。
現状のプールでは明らかに逆のほうがバランスが取れているのだが、無エネわざ、もしくはエネ加速手段が別途充実すればこの印象もまた修正が必要になると思われるため次パックの情報およびそれがいつ来るのかを注視したい。

そんな中で数少ない先行の有利要素であり全カードプール最大の上ブレが先行カスミによる強襲であり、1キルの危険性を孕むのは事実であるものの環境としては明らかに必要な存在になってしまっている。より巨大な不健全を隠すための小さな不健全。

その他2進化

結局のところTier1候補は明らかに初動、初速に優れたデッキであるため軒並み苦しいのは否めないところ。
とはいえEXを軸としたデッキに正面から張り合うのは単なるスペック比べになってしまうため、速度感を思い切り後ろにするというのは生存戦略として重要であろう。

現実的になんとか張り合えそうなのは2耐え3耐えまで視野に入るフシギバナEX、エネルギー効率でひけをとらず破格の盤面影響力をもつカイリューの2種が挙げられる。
これらは単体スペックはともかくベストな相方が不在で、一線級には届かないかという印象。