見出し画像

自分を信じて生きる~がんになって私が変わったこと~

手術から4日目、右腕の点滴は外れたけれどまだ左の点滴は続いている。
さすがにシャワーしたいなぁ、限界でした。
シャワーを浴びたい気持ちと、左の点滴は続いているもどかしさを感じながら、まだまだ入院生活続くんだよなぁ~。
食事もまだ出来ません、1週間くらいは絶食だから。
空腹感はないし、かえって頭がスッキリして、身体が軽くて意外でした。
ファスティングって、こんな感じなんでしょうか。
朝、よく洗面所でお会いする方とがんについて話をするようになりました。
その方は私と同じ大腸がんで、肝臓に転移し、その後肺にも転移して、3度目の手術を受けられて入院しているそうです。

その方はがんの原因を自分なりに考えて、今までの特に食生活に関してどのような食事をしてきたか、書き出してみたそうです。
コンビニ弁当、外食ほとんど、お酒はほとんど毎日、野菜嫌いで揚げ物大好き、休日は朝からビール、ゴルフはするけれどその後飲み会、甘いものも大好き、、、原因は自分にあるなぁと、反省したと言われました。
お聞きしていて、なるほどそりゃあそうだよね。
そして、がんが出来た場所がどの臓器なのか、その臓器の持つ特徴を教えてくださいました。

大腸は肺と表裏一体の臓器、ちゃんと吐き出すことができていない、溜め込んでいたのではないかと、、、奥が深いなぁ。
肝臓は怒り、感情だから溜まった毒を吐き出したい、要は解毒しなくてはいけないものが、うまく処理できずに腫瘍となってしまった。
肺は呼吸、排せつ、悲しみの臓器、罪悪感、繊細な人。
臓器別の話を教えてくださいました。
がんは悪者ではなく、体内に溜まった言わば汚れ?であり、その原因を作ったのは自分だと受け入れること、そうやって日々を見直して性格も変わったと言われました。

主治医の先生は朝と晩の2回様子を見に来てくださいました。
個室だったので、特に晩は色々な話を伺うことが出来たし、聞きたいこともこわごわ聞いてみたりしました。
ステージが進んでいることで、正直抗がん剤はやりたくないけれど、生存率が下がっているので迷っていたし、調べれば調べるほど、本当に効果があるのだろうか?疑問だった。
先生は「どうせ暇だろうから、抗がん剤に詳しい、薬剤師と看護師に来るように伝えておくから、納得のいくまで質問して聞いたらいいよ。」と言ってくださいました、感謝です!
「ステージ3bともなると、確かに転移率は高いから、抗がん剤はした方がいいよ、抗がん剤でがんが治るとは言えない、延命を考える治療だから。」毎度おなじみの発言だ、、、。
絶対治らないわけではないけれど、と付け加えるのも、毎度おなじみだ。

YouTubeで安保徹先生の講演会を偶然みつけました、そのお話の言葉が心に沁みました、その一部です。
「病気の成り立ちというのは、まじめで頑張りすぎたとか、身体に負担をかけたことからだと思うんですね。病院に行ってもよくならないこともあるんですね、100%医療に頼るものではないと思います。
自分の力で生活を変えたり、考え方を変えたりして、身体に負担のない生き方で、自然治癒力を発揮していくことだと思うんです。

仕事に追われて睡眠不足が続いたり、人間関係でトラブルがあったり、ストレスを抱え込みがちだったり、子育て、親族の問題、嫁だから、母親でしょ、ちゃんとやらなくちゃ、なんでできないの、、、ため息。
病気から脱却する反応を自分の体が教えてくれたんですね。

この言葉を読んでどう感じましたか?


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。