
自分を信じて生きる~がんはこわくないその4~
さくらが満開からやや散り始めてきた頃、いよいよ手術の為入院しました。
こんにちは、浩加社長です。
がんを宣告されて2か月半、予定より早めて手術をすることになった私は、
不安と成るようにしかならない、が交差して複雑な気持ちでした。
入院時間は11時、受付にはたくさんの入院する方が並んでおられました。
病室からは満開の桜がお寺一面に広がり、またまた何とも言えない気持ちになりました。と神妙な気持ちになる間もなく、お昼12時30分から次々と看護師さんから指示が出て、検査行って、マウスピース取りに行って、麻酔科で説明と署名して、夕方6時には先生から最終の説明(緊急の場合、最悪の場合は、、、の嫌ぁ~な説明)があって、腕には名前とID番号のバーコードが入ったテープをされて、入院患者ですって感じになって、しばらく絶食です、の札を部屋に貼られて、夜の7時からは水分も禁止、になりました。
ただ一つ嬉しかったのは、トイレと洗面化粧台付きの個室に入れたこと。
そう言えば、S字結腸癌とは言われたけれど、ステージは言われていない。
ただ、腫瘍が大きくて腸閉塞になりかけていることから、ステージは進んでいる感じがして不安だったし、手術をしてみて、もしかしたらストーマ(人工肛門)になるかもしれない事もすごく不安でした。入院期間は2週間から1か月、早ければ2週間で退院だが、分かりませんでした。
夜7時過ぎ、血圧や体温を測りに看護師さんが入ってこられて、さぁ明日は頑張ってね~、はいこれ飲んで寝てね~下剤よぉ~、、明るいな。
でたぁ、強力な下剤、量はちょっとだけなのに、強力なんだよね。
翌朝早くに目が覚めて、今のうち病棟を散歩しようとウロウロ、歯を磨いて顔を洗って、トイレ行って、激マズのポカリまがいの下剤を待っていました。朝7時明るい看護師さんが、にこにこしながら入ってこられました。
朝8時過ぎからは、もうトイレの横にずっと座っていないと大変でした。
個室で良かった、本当に。
手術は午前10時から、15分前に手術着に着替えて、圧迫ソックスをはいて、専用の箱に荷物を入れて(手術~術後に必要なもの一式)待機する、
山のような紙おむつと、紙パンツ、術後の甚平上下、タオル、バスタオル、、、こんなに必要ですか?
看護師さんが、意外と使うのよ、と。
便が透明になって看護師さんからの合格をいただき、いよいよ準備。
9時55分、看護師さんがお迎えに来て、さぁ行きましょう!
手術室は10階、10階に上がると手術を受ける方々が10人くらい待っていた。
頑張ってください!の声に見送られて手術室へ入りました、緊張する、、、。手術は5~6時間の予定とお聞きしました。
神様、、、どうか無事に終わりますように、ストーマはお許しください。
いよいよ手術台に手招きされました。
入院するとき持って行って良かった物
カーディガンやベスト・延長コード・ハンガー・箱ティッシュ・スマホ充電器・S字フック・イヤホン・クリアファイル・小さい置き時計・ジプロックや手提げポリ袋白色MかL・薄めのクッションか小さい座布団・鏡・
ウェットティッシュ・ノートと筆記用具
*クッションや座布団は、座るためでもあるのですが、点滴とかで腕が痛い時など下に敷くだけで大分楽になります。
病院によって、必要なもの一覧を渡されると思いますが、聞いてみてもいいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。