もうひとつのCross Over | Daisuke Shiraishi

国内最大のBMXメディアであるMOTO-BUNKAのオーナーであり、プロBMXライダーでもあるDaisuke Shiraishi。
彼が監督・撮影・編集まで制作の大部分をつとめたBMXドキュメンタリー映像作品「Cross Over」。
日本から発信され、世界中で絶大な人気を誇るそのDVDを構成するいくつかのパートから、彼自身のパートが世界最大級のBMXメディアであるOur BMXのYoutubeアカウントでシェアされていたので、DVDリリース直後に観た時ぶりの鑑賞。

街を歩いている時、公園のベンチで一息ついている時、オフィス街で人を待っている時、皆さんと同じようにそこにたたずんでいる、どこか不思議で芸術的なカタチをした物体。

「なぜ私がこの形状なのか、作者は何を思って私を作ったのか、君に分かるかね?」

そう語りかけてくるような物体と出会ったことはありませんか?

個性豊かな構造物たちと、どれだけ考えても分からないその形状の意味。

無数にあるはずの答えの一つをDaisuke氏が提示してくれているような、彼の芸術性や創造性の発露を4分にまとめあげた映像作品。

芸術と芸術の交わり、これもまたもうひとつのCross Overなのではないか。

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