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BMXのジャンル分け、定義。 | アーバンスポーツと安に呼ばない!

おはようございます。Masaです。
本日は江ノ島で開催されるFISEの2日目。BMX Freestyle Parkの予選を昼から観に行く予定ですが、只今午前4時、眠れないのでこのまま起きていることを決意し、久々に投稿します。

先日、雪が降る前の冷えきった寒空の中、煙草が吸えるという理由でとある渋谷の飲み屋のテラス席で、富山から上京してきた友達とビール片手にBMXについて語った時のことを思い出し、ひとつの話をしたいと思います。

BMXとは、基本的にはただの自転車です。
それでもBMXを選ぶ理由としては、ママチャリやピストバイク、MTBよりも小さくてバニーホップなどのトリックがしやすいのと頑丈さくらいでしょうか。
細かいことをいくら並べても、つまりはあのバランスのとれた車体のシルエットにひたすら惹かれたりだとか、トリックがやりたいだとか、そんなシンプルな理由でしょう。
人前でトリックを披露する人もいれば、自分という殻にこもってひたすら修行僧モードなひともいますし、移動のための街乗り仕様はもちろん、乗らずにカスタムして楽しむ、芸術作品を作り上げるための直接的な道具、小道具にする人、ライディングを撮影し映像作品をリリースすることに傾倒する人たちなど、目的や用途はたくさんあります。
ひとくちに言って、さまざまの楽しみ方があるただの自転車です。

そんなただの自転車でも、ひとによってBMXはスポーツだったりカルチャーだったりアートだったり、色々のとらえ方があります。
ときに、アーバンスポーツという呼ばれ方もします。
街中でやるスポーツという意味でいえば、今日ぼくが江ノ島でみるBMX Freestyle Parkは"Park"でこそ実現しうるわけで、そのパークは街との間に入場料など何かしらの許可が必要だったりそれを乗るための施設として作られている以上、そのような状況下で乗られるBMXのことはその瞬間だけ、アーバンスポーツではなくせめてスポーツと呼びたいわけです。
屁理屈と思われても仕方ないですが、いちBMXライダーとして、BMXライダーではない方々が書いたであろう記事などで断定的に総括してアーバンスポーツと呼ばれたり、アート、カルチャーと呼ばれることが違和感なのです。
時と場合に応じて「自転車」「オシャレバイク」「ちっちゃいチャリンコ」「自転車競技」「サイクルスポーツ」としてもらえたら、そうだよねと頷けるのですが。言いたいことは分かりますし、定義しなきゃ始まらないのでしょうけど、それにしてもアーバンスポーツかぁ。

これを読んでくれているひとは大抵がBMXライダーだとは思いますが、一応説明しておくとBMXはいくつかにジャンル分けがされていて、スピードで競うレースをはじめ、創造性や芸術性が高いバランス・回転トリックを平地だけでおこなうフラットランド、街中にある構造物を障害物に見立てて飛び越えたり上に乗って滑ったりするストリートなどがあります。
そのなかのひとつであるフリースタイルパークがアーバンスポーツと呼ばれるのに対して、もし仮に、走行面がきれいでまさしくパーク(専用施設)にありそうなジャンプ台が街中にあったとして、それを実際に乗る人がいたら、その状況下でのそれはアーバンスポーツと呼ばれても仕方ないかと思います。
BMX Freestyle Parkに対して、BMX Freestyle Streetとでもいいましょうか。

上記のジャンルとBMXの定義を混同させることはできませんが、要するに、BMXが乗られる又は利用される目的や状況しだいで、「BMXとは何々である」は、色々の呼ばれ方に変化するのであります。

その具体例を以下のように挙げます。

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