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羽田から消えたJALの国内線フラッグシップ

2024年8月16日、関東を台風7号が襲いました。羽田空港では12時以降の便はほぼ欠航となり、お盆の帰宅ラッシュを直撃しています。このような状況の中、JAL国内線最大の座席数を誇るA350-900を現在、JALは15機保有しています。平常時は羽田・新千歳・福岡・那覇の4つの空港に分散してステイしており、中でも羽田には約半分ほどが夜間駐機しています。
しかし、16日の深夜から17日の未明にかけて、羽田空港には1機も駐機していません。そこでどこに駐機しているのでしょうか?

大阪(伊丹)

1機目は伊丹空港にいました。JALは限られた機材で幹線を結んでいるため、伊丹空港にA350がいることは他の幹線空港に比べて珍しいです。

福岡

福岡空港には4機、夜間駐機していました。平常時は3機なので若干多いぐらいです。

沖縄(那覇)

那覇空港には5機も駐機していました。平常時よりかなり多いです。なお、17日2時半発、3時発、3時半発の臨時便が設定されており、太陽が昇る頃には2機に減っているでしょう。

新千歳空港

新千歳空港には那覇と同じく、5機も駐機しています。平常時は3機ほどなのでやはり多いです。

機体番号

車のナンバーである、機体番号でまとめました。※筆者調べ

JA01XJ→OKA
JA02XJ→CTS
JA03XJ→OKA
JA04XJ→CTS
JA05XJ→OKA
JA06XJ→FUK
JA07XJ→FUK
JA08XJ→CTS
JA09XJ→CTS
JA10XJ→CTS
JA11XJ→ITM
JA12XJ→FUK
JA14XJ→OKA
JA15XJ→FUK
JA16XJ→OKA

伊丹(ITM),福岡(FUK),新千歳(CTS),那覇(OKA)

最後に

JALのA350-900は正月の事故の影響もあり、運用がカツカツですが、整備している機体もなく全機稼働中ということにまず驚きました。
また、沖縄は飛行機以外での脱出が厳しいので航空会社がよく臨時便を設定しており、今回もJALは那覇ー羽田を3便、臨時で出しています。ANAも同様に臨時便を設定している模様です。
今後もそうですが、沖縄にいたときにイレギュラーなことが起きた場合はまず、本土へのチケットを取ると良いでしょう。大阪や福岡まで飛んでしまえば、最悪そこから新幹線で東京には戻れます。

それでは!


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