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産「ま」ない から 産「め」ない に変化した心境

あくまで個人の心の整理のための文章のため
フェイクや乱筆ご容赦ください。

 結婚して4年、子どもがいない私達は定義的にはとっくに不妊となっていますが、特に悩んだりもせず過ごしてきました。
 これまで引越、転職、仕事の多忙などの状況や生活スタイル、夫婦の性格などから総合して、積極的には子どもは望まないという考えも夫婦一致しており、不妊治療するならどのステップまで?と話を始めた段階でした。

 そんなタイミングで、私の体調の変化が。病気についての記載は長くなるので機会があれば別途記載したいと思うのですが、異所性の子宮内膜症で、それが一気に悪化し、生活に支障をきたす症状のものとなりました。
 お医者様に治療について話を聞き、妊娠を諦めて治療をすることになりました。※

 ここで本題の悩みに直面します。
 もともと子どもを授かる願望が強くなかったにも関わらず、「産めない」となった瞬間恐ろしいほどの絶望に襲われました。意外でした。
 ここから心の葛藤が三段階ありました。

①子どもがいない未来の生活への不安
→これは夫となら楽しくこれからも過ごしていける、そう思わせてもらえて乗り越えられました。きっと2人でしかできない楽しいこともたくさんあります。周りの子どもの成長は愛おしく応援できますし、もともとこの心構えはできていたので深くは悩みませんでした。

②夫、両親、義両親への申し訳なさ
→夫は能力的にすごく優秀だと自信を持って言えますwなのでその遺伝子を後世に残せないのは社会としての損失なのでは…?と申し訳なく思いました。
 でもきっと夫なら別の形でもたくさん若人達によい影響を与えていけると思っています。遺伝だけが全てではない…はずです。
 ただ何より親や義両親の悲しむ顔が浮かびました。きっとどちらも優しいのでその悲しむ顔は私のことを思い遣ってくれての表情です。責めたりはされないと思うのですが、逆に申し訳なさで押しつぶされそうになります。
 しかしそれも、親のために子どもを産むわけではありません。私達が精一杯健康で幸せに過ごし、可能な範囲で少しだけ親孝行していき、あとは時間が解決してくれると信じています。

③自分自身の固定観念
→世の中には、素敵な女性がたーくさんいて、その中には母という経験のない方もそりゃたくさんいます。それもよーーくわかっているのです。いるのですが…
 勝手に「出産、子育てをし、苦楽を経験することで成長できる」という強い固定観念ができあがっていました。
 子どもを産めないということは成長機会がない、ずっと未熟なまま、人として不完全…そんな思いが私を責め立てました。
 もともと劣等感は強めの性格でしたが、それなりに努力をして、なにより多くの方々に支えられて、今では自分を誇ることもできていたし、自信を持ち始めていました。
 今回またこれまでにない悩みが始まってしまい、ポキっと折れ、葛藤中です。これに関しては解決策がまだ見えていません。
 そこでなにかしら頭の中の整理ができるのではと思い文章にしました。
 まだ答えは出せませんが、悩みながら前に進んでいきたいと思います。
 

※完全に方法がないわけではありません!病気に関してはお医者様にご相談を!!

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